人の気持ちを分かることはできなくても、
似たような経験から想像することができる。
自分の経験を増やし、
他の人の気持ちを想像できるようになろう!
それが文章力上達にもつながる!
年明け、最初の仕事。
こういうときって
ちょっとした鬱気分(プチうつ)に
なりがちですね。
どんなに仕事好きの人でも、
こうなってしまうこともあるように感じます。
実は うつ病って、
特別な病気ではありません。
誰にでも起こることがありますし、
「波」があります。
年明け最初の仕事のように
ちょっとした うつ気分(プチうつ)なら
誰にでも起こると思うのです。
「仕事、ヤダな〜」
そんなプチうつ気分のとき、
ぜひ考えてみていただきたいことがあります。
それは、
「うつ病の人って、
毎日大変な思いで生活しているんだな」
という想像です。
想像力って、
人間だけが持っている力です。
自分以外の人の気持ちを
考えるという力です。
あるいは先のことを考える
力でもあります。
でも。
想像力には1つ重大な欠陥があります。
それは
「経験したことのないものは
想像できない」
ということです。
学校では
「人の気持ちを想像しましょう」
という話をよくされます。
私も学校教員として
そういった話をしてきました。
ですが、これって、大きな間違いです。
自分が似たような経験をしていないと、
相手の気持ちなんて
全くわからないのです。
つらい人の気持は、
つらい経験をしていないと
絶対に想像できないのです。
逆に、
自分に似た経験があれば
それをもとに想像することができるのです。
うつ病の人の気持ちを知ることって、
おそらくは難しいでしょう。
ですが、新年1発目の仕事の前のような
「プチうつ」気分になったことをもとに
想像することはできるはずです。
今日のポイントです。
人の気持ちを分かることはできなくても、
似たような経験から想像することができる。
自分の経験を増やし、
他の人の気持ちを想像できるようになろう!
それが文章力上達にもつながる!
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結局、相手の気持ちを理解するには
自分の経験を増やすしかないんですね。
「お客様の気持ちになって
接客をします」
という会社も多いです。
ですが、自分が「お客様」として
接客を受ける経験がないと、
そもそもお客様の気持ちなんて
わからないのです。
お客の気持ちなんて、
自分の経験がないと
わからないのです。
だからこそ、
自分が「お客様」として
接客を受ける経験をしないと
お客の気持ちなんてわからないわけです。
結局、人間は自分の経験でしか
ものを見れないのです。
逆に言えば、
自分の経験を増やすことで
相手の気持ちも結果的に
知ることができるようになる、ということなのです。
大事なのは
自分の経験を増やすことです。
いいサービス、
いい接客をしたい。
相手に伝わる表現をしたい。
いい文章を書きたい。
そのために必要なのは
自分の経験を増やすことなのです。
人に迷惑をかけない経験なら、
いくら積んでも問題ないでしょう。
特に文章表現には
その人の「経験」が大きく影響します。
端的に言えば
キャビアを食べたことがない人は
「これ、キャビアみたいな食感がしますね」
とは表現できないわけです。
ブラック企業で働いたことのない人は
「締切前日で徹夜しても仕事が終わらないので、
仕方なくタクシーでネットカフェに行き
シャワーだけ浴びて帰ってきた」
という悲惨な想像はできません。
経験値を増やす
2019年にしていくと、
もっと相手に伝わる表現・
相手に伝わる接客が可能となるはずです。
私のケースで言います。
私は塾・講師業を営んでいます。
私のような塾や講師業の人が
「受講者の気持ちになる」には
どうしたらいいのでしょうか?
それは自分が「受講者」となる
経験を積むことです。
自分が「受講者」として
講義を受ける経験をしないと
受講者の気持ちなんてわからないのです。
でも、塾や講師業の人って、
意外と他の人の講義を受けに行かない人が
多いです。
私はわりと他の人の講義を聞きに行っています。
講演会も大好きです。
(先方から迷惑がられているかも、ですが 笑)
他の人の講義や
他の人のサービスを受ける。
その経験を活かすことで
はじめて自分の「お客」の気持ちがわかってくるのです。
私自身、自分の受講生の方の気持ちを
想像できるよう、
自分の経験を増やす2019年にしたいと思います!
ではまた!
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