小論文を書くのが楽しくなる!魔法のストックノート、作ってみませんか?今後の人生にも役立ちますよ!

今日のポイント
小論文を書くのが楽しくなる裏ワザ!
小論文試験に出ることをまとめた、
ストックノート、作っていますか?

 

「過去問って、
もうその問題が出ないから
やっても意味ないんじゃないですか?」

 

たまにそう言われます。

 

作文教室ゆうでは、高校生も対象にした
小論文対策のコースを実施しています。

慶應義塾大学小論文専門!通塾コース

 

↑慶應義塾大学専門と書いていますが、
早稲田や北海道大学はじめ
他の大学の小論文対策にも対応しています。

最近も、
早慶を受験する生徒さんが来てくださっています。

 

また先日も
「2年連続で早稲田大学に合格者を出した」
ことを記事でお知らせしましたよね!

 

作文教室ゆうに通う高校生の方も
みんな一生懸命頑張っています。

 

でも、作文教室ゆうに
通っている高校生の方から
たまに言われるのが先程のセリフです。

「過去問って、
もうその問題が出ないから
やっても意味ないんじゃないですか?」

 

実はこのセリフ、
大きな誤解があります。

 

 

過去問と全く同じ問題は
たしかに出題されることはありません。

 

 

ですが
受験の問題を作る際、
出題者はかならず過去問を参考に
問題を作っていることを意識してみてください。

 

 

つまり、
過去問と「同じようなレベル」で
なおかつ過去問と「同じような問題」が
作成されるのです。

 

つまり、過去問を大量に解いておけばおくほど
今年の入試の対策になるのです。

 

 

今年の試験も、おそらく
「過去問に限りなく近い」内容が
出題されるはずなんです。

 

 

…ただ、本当に時折
「変な」問題も出ます。

2016年くらいの早稲田大学スポーツ科学部の
入試問題は記憶にあたらしいところです。

ある年の早稲田大学スポーツ科学部の過去問では
例年の傾向を完全に無視し、
「じゃんけん」の新ルールについての問題が出題されました。

「グー・チョキ・パー」以外に
「キュー」という謎の手を追加し、
新たなルールをつくりなさい、
という謎出題でした。

 

 

例年と全く違う問題が出てしまったのです。

 

 

 

…まあ、こんなことはほぼ例外。
安心して過去問を解いていきましょう。

 

 

過去問を解くことは
実は頭の中に「ストック」を入れていくことにも
つながります。

 

過去問を解けば解くほど、

  「あ、この問題、
以前解いたことがあるのに似ている!」

などと気づけるようになります。

 

以前に書いた内容を元にして、
小論文が書けるようになるのです。

 

 

だいたい、5〜6年分くらい過去問を解くと
こういう感覚を持てるでしょうか。

 

 

こうなってきたらしめたもの。

 

小論文を解くのが
だんだんと楽しくなってくるのです。

 

毎回、
 「よし、今回はあの年に出題された小論文の
  内容を元に書いてみよう!」
と考えられるようになるからです。

 

小論文の過去問演習をするのは
問題に書かれたいた内容を
頭にストックするために行っています。

 

 

そのためには「ストックノート」
というものを使うといいでしょう。

(出口汪先生の
小論文指導方法を一部
使用しています)

 

実はストックノートづくりこそ、
小論文の実力アップに
必要不可欠なものなんです!

 

ストックノートというのは
小論文のネタを蓄えていく(ストックする)ための
ノートのこと。

 

 

基本的には
読んだ新書や
使えると思った新聞記事の内容を
まとめていく、
というノートです。

 

解いた小論文の問題に書かれていた概念や
考え方、
「使えそう!」と思った言い回しなどを
1冊のノートに書き込んでいくのです。

ほか、自分の考えや意見も
書いていくといいでしょう。

 

 

このノート、
言ってみれば「ネタ帳」です。

 

ネタ帳というのは
芸人さんがコントや漫才、
フリートークで使えそうな内容を
まとめたものです。

 

ストックノートは
小論文版の「ネタ帳」なのです。

 

 

例えば、あなたが慶應義塾大学の
小論文試験を受けるとします。

当日、問題が出題されます。

 

そのときに
頭の中が「カラ」の状態で受験をしたいでしょうか?

それとも
頭の中に小論文に使えそうなネタが
満載の状態で受験をしたいでしょうか?

 

 

ストックノートを作るのは
頭の中に小論文に使えるネタを
蓄えることにつながります。

 

 

小論文の過去問を数年分解けばすぐわかることですが、
大学や学部によって
問われやすいテーマははっきり異なります。

答案に求められている内容も、
大学・学部によって大きく異なります。

 

例えば慶應義塾大学の文学部ですと、
「他者理解」や「民主主義のあり方」などが
毎年 聞かれています。

 

 

回答の仕方も、
二項対立を理解し、
二項対立を活かした記述の仕方が
求められています。

 

であれば、
過去問を解く度に
「どんなことが問われていたか」
「この過去問の中で、
 次に解くときに役立ちそうなところはないか」
をノートにまとめていくことです。

 

例えばある年の過去問の中に
「他者を理解するためには
 自分の内なる他者性を見つめることが大事だ」
というような内容が書かれていたとします。

 

 

このフレーズ、
ふつうに小論文の回答にも
使えそうだ、と考えたとします。

 

であればすかさず
ストックノートに書いておくのです。

 

ストックノートに書くことを通して
頭の中に記憶させることが出来ます。

 

 

次に同じような問題が出た際、
このフレーズをそのまま使えばいいのです。

 

 

小論文を解くには
こういうストックをどれだけ
頭にいれることができるかが
勝負を決するのです。

 

 

ストックノートのいいところは
内容を「成長」させられるところにあります。

 

どういうことかと言うと、
すでに書いた内容に
追記していくことができるのです。

 

 

例えばさきほど私が例にあげた

「他者を理解するためには
自分の内なる他者性を見つめることが大事だ」

という内容を元にしましょう。

 

別の小論文の試験や
別の新書の中で

  「自己は複数の他者から成立する」

という内容があったとします。

 

これ、すでに例に上げた内容と
関わりがありそうです。

 

 

すかさず
ストックノートのページを開き、
「自己は複数の他者から成立する」
と書き込んでおきましょう。

 

 

すると以前よりも
ストックノートの内容が
成長するのです。

 

 

他の人よりも一味違う
内容に育っていきます。

 

 

小論文当日にこういった言葉を使って
回答できればより点数の高い答案になるのです。

 

 

今日のポイントです。

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小論文を書くのが楽しくなる裏ワザ!
小論文試験に出ることをまとめた、
ストックノート、作っていますか?
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ストックノートづくりって、
小論文試験を受ける高校生だけに
役立つわけではありません。

 

大学院入試の論述対策にもなりますし、
企業の入社試験や昇級試験にも役立ちます。

大学生にとっては卒業論文執筆や
就職試験の面接や記述対策にもなります。

 

社会人の方にとっても、
自分の「今後」を考えていく
素材になるのです。

 

 

ちなみに、私も「ストックノート」を
日々作っています。

お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、
私の「ストックノート」は
私のこのブログ&メルマガ記事なのです。

 

  「あ、この内容、おもしろいな!」
「あ、この内容、文章の指導に使えるな!」

そう気づいた内容を
すかさずブログ&メルマガ記事にまとめている
わけなんですね。

 

するとブログ&メルマガ記事が書けるだけでなく、
この内容を元に
講座・セミナーの実施が可能になるのです。

 

また や本の執筆・原稿執筆が可能となるのです。

 

 

人生がうまく・いかないを分けるのは
実は「ストックノート」をどれだけ作れるかに
かかっています。

 

自分の気付き、
自分の考えをメモするだけでなく、
自分が役立ちそうだと思った内容や
概念をすかさずメモしていくことで
自分に役立つ「ストックノート」が仕上がっていくのです。

 

ぜひあなたも、
この機会に「ストックノート」、
作ってみませんか?

 

ブログを書いている方・
メルマガを書いている方は
日々書く記事を「ストックノート」として
活用してみるといいかも知れませんね!

ではまた!

☆別の記事も読めば、
さらに情報を得ることができます。

総合的な小論文対策の仕方を
知ることができるのです。

こちらに「知っておきたい小論文対策のやり方」を
まとめていますのでご覧ください↓

知るか知らないかで人生が変わる!小論文試験対策の基本〜大学入試・大学院入試・就職試験・転職試験対応〜

 


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