小論文は「誰」に見てもらうかが重要である！
☆この内容に関係する内容を
動画でもお伝えしています。
お忙しい方はぜひ聞き流してみてください。
ここのところ、AO入試などの
小論文対策のご依頼を
多数頂いています。
作文教室ゆうでは
小論文の添削も
承っています。
実は小論文って、
【添削をしてもらう】ことで
大きく差がつきます。
だいたいの人は
小論文の問題を「解いた」あと、
そのままにしてしまいます。
誰かに見てもらうことが
ないのです。
小論文って、
自己採点が極端にしずらい科目です。
自分では「これでいい！」と
思っていても、
それが合格水準に達していないことは
多々あります。
おまけに小論文の過去問では
「どのレベルまで書ければいいか」も
ほとんど表示されていません。
そのため、
「これくらいでいいんじゃないかな」
という自分なりの判断を
してしまいがちです。
結果、試験当日に
グチャグチャな小論文を
書いてしまうことになるのです。
これは大きな問題です。
でも、だからといって
小論文を誰かに見てもらうのも
実はこれ、けっこう大変なんです。
まず「見てくれる」人を
探す必要があります。
高校生なら学校の国語の先生や
先輩・友人がまず見つかると思います。
でも、この人達が
小論文に本当に詳しいかと言うと
考えものです。
先日も、うちに通ってきている高校生の方に
小論文の原稿を見せてもらいました。
「高校の現代文の先生のアドバイスを元に
書き直しました」
と言っていました。
・・・ところが、この小論文が
「イマイチ」なできだったんです。
内容的にはいい内容なんです。
文章としてもいい文章です。
ところが、問題文で聞かれていることと
全く違う内容で書いてしまっているのですね。
「18歳選挙権導入によって、
社会や政治はどのように変わると思うか。
あなたの意見を書きなさい」
という問題が問われていました。
その子が持ってきた小論文は
こういう内容のものでした↓
「18歳選挙権は若者が政治参加をする意識を持つ上で
とても重要である」
こんな内容の小論文を書いているんです。
これ、近い内容に見えて
ちょっとズレた回答なんです。
なぜかというと、
問題文では「社会や政治はどう変わるか」という
「結果」を聞いているにもかかわらず、
回答では18歳選挙権権の
「意義」しか書いていないのです。
どんなにいい文章を書いていても、
聞かれている内容とズレた文章を書いたら
点数は大きく下がります。
大幅減点がありえます。
採点者に、
言い方を変えると
「コミュニケーションできなそう」
という評価を受けてしまうからです。
問題なのは、
この「ズレた」小論文を、
ある有名高校の現代文の先生が
指導して書かせている、ということです。
・・・ということは、
この学校の先生の指示に従えば従うほど、
小論文の実力が下がっていく、
ということでもあるのです！
話を戻します。
小論文は誰かに添削してもらうことで
実力がついていきます。
でも、だからといって
見て貰う人を間違えると、
かえって実力が下がってしまうことも
あるのです。
これが怖いところですよね。
今日のポイントです。
小論文は「誰」に見てもらうかが重要である！
・・・・・・・・・・・・・・
小論文のアドバイスって、
誰でもできるかと言うと、
そういうわけではないのですね。
ぜひ「誰」に見てもらうかを
考えてみてくださいね！
さて、作文教室ゆうではありがたいことに
昨年度 慶應義塾大学と早稲田大学、
中央大学法学部、国立大学後期試験の合格者を
出すことができました。
小論文指導を通じて
志望校合格を勝ち取れた受講生が
たくさんいるわけです。
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私がお力になれれば幸いです。
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ではまた！
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