ロジカルシンキングの基本MECEを、引っ越しをモデルに解説します!




 

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今日のポイント
引っ越しを例にロジカルシンキングを
学んでみよう

 

人に何かを伝える時、
どうせならわかりやすく人に伝えたいですよね。

 

情報をキレイに整理したら、
まわりにも伝わりやすくなります。

 

でも、その情報をどのように整理したらいいか?

 

これで迷う人がいますよね。

 

 

今回は「情報整理」に役立つテクニックを紹介します!

 

 

ロジカルシンキング(論理的な思考法)にも役立つ
テクニックですよ!

 

情報整理の基本 MECE(ミーシー)を知ろう!

 

情報整理の基本は
MECEです。

 

MECEと書いてミーシーと読みます。

Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略で
MECEと書くのです。

 

 

MECE(ミーシー)とは
「モレなく、ダブリなく」という意味。

 

情報を整理する時、
情報のモレやヌケがあると伝わりません。

 

同様に、
同じような情報が出て
ダブっていると
「本当に整理したの?」
という思いになります。

 

 

「モレなく、ダブりなく」という
MECE。

 

 

この意義を実感するのは引っ越しの際です。

引っ越しをする時、
モノをしまうためにダンボールを沢山用意します。

そのダンボールに、
ラベルを書いていくわけです。

例えば、こんなふうに。

・衣類
・台所用品
・タオル
・トイレ用品
・ペット用品
・妻のもの
・夫のもの
・子ども服 

 

いまダンボールが8つ用意できました。

 

荷物を片っ端から詰めて
引っ越しをしていきます。

 

家族で協力して作業を進めていくと
困ったことが起こるのです。

 

 

たとえば。

「夫の靴下」って、どこのダンボールに
入るでしょうか?

 

ある人は「夫のもの」にしまうかもしれません。
またある人は「衣類」にしまうかもしれません。

 

また、「ペットの服」は、
どこのダンボールに入るでしょうか?

 

ある人は「ペット用品」にしまうかもしれません。
またある人は「衣類」にしまうかもしれません。

 

この場合、ダンボールにしまう基準が統一されていません。

そのため、中にしまうものを
どう分類すればいいかわからなくなるのです。

 

 

ではどうすればいいのでしょうか?

まずはダンボールの基準を調整することです。

現在のダンボールの分け方では
どこに何をしまっていいかわからなくなります。

 

 

そのため、基準を変えてみましょう。

いままでは「適当」にダンボールに
ラベルを書いていました。

 

 

今度は「場所」で分けてみましょう。

・玄関
・台所関連
・寝室
・リビング
・子ども部屋
・トイレ関連
・お風呂関連
・ベランダ用品
・その他 

ざっとこんなところでしょうか。

いま生活をしている空間にあるものを
そのままダンボールに詰め込む形です。

 

非常に大雑把に見えますが、
これ、MECEな分け方です。

 

何故かと言うと、
「今の時点でその空間にあるモノ」を
詰め込むならば
ヌケやモレ、ダブリがあるはずがないからです。

 

 

昨日あなたが着たパジャマが寝室にもリビングにも存在する、
ということは存在しないからです。

 

何人かで作業するなら
「この部屋にあるモノを片っ端からこのダンボールに入れていく」
という基準のほうが整理はしやすいのです。

 

最後の「その他」にも実は意味があります。

どのダンボールにしまっていいか
イマイチわからないことがあります。

 

そんなとき、「その他」分類があることで
引っ越しははかどります。

 

 

 

いかがでしょうか?

理想的な引っ越しの仕方かというと
そうではないでしょうが、
とりあえずどの人にも分類基準が明確な
ダンボールの用意ができました。

 

情報整理に戻します。

引っ越しの例におけるダンボールは
情報整理の際の「グループ」や「ラベル」を意味します。

 

何か情報整理をする際、
「グループ」に分けるわけです。

 

そこに夫の靴下やペットの服などの
個別の情報を適切な「グループ」にしまっていくのです。

 

夫の靴下やペットの服などは
バラバラの情報です。

バラバラの情報をただ並べるだけだと
相手にわかりにくいままになります。

適切なグループにまとめると
相手に伝わりやすくなるのです。

 

それではここからは
「グループ分け」の実例と、
「グループ分け」したあとどうやって情報を整理していくかを
事例を元に見ていきます。

 

よく行くラーメン屋さんの特徴を例に、MECEを活用する

 

今回はよく行くラーメン屋さんの特徴を
説明する文章を事例にしましょう。

よく行くラーメン屋さんの特徴を説明する時、
ただ情報を羅列する人っています。

「あのラーメン屋って、味がすごくいいんだ。
チャーシューも味がしみているし、
あと何より駅前だから行きやすいし。
それにあの店のチャーハンは本当に最高!
おまけにビールの注ぎ方も、あの店長、
すごく上手。
遅くまで営業しているから、飲み会のあとでも
いけていいんだようね〜。それに、いつも店内がにぎわっているし」

よく食べログなんかにある文章です。
一つ一つの情報で言っていることはわかります。

 

 

でも、整理していないとすごくわかりにくいのです。

私のロジカルシンキング講座の中では
「言いたいことを3つに分ける」
というトレーニングを行っています。

ここで出た情報を
3つに整理してみるのです。

 

言ってしまえば、
「チャーシューも味がしみている」とか
「チャーハンは最高」といった情報を
3つのダンボールにしまっていくのです。

まず3つのダンボールを用意しましょう。

【あのラーメン屋の特徴】
・味がいい
・立地がいい
・遅くまで営業している 

ざっとこの3つに分けることができました。

 

この3つを見てみると、
いずれもMECEで分けられています。

 

「味がいい」と「立地が良い」、「遅くまで営業している」は
モレもダブりもないからです。

 

 

しかし、こう分けるとどうでしょうか?

・ラーメンが美味しい
・チャーハンも美味しい
・立地がよく、遅くまで営業している 

 

これも一応3つに分けています。

ですが、「ラーメンが美味しい」と「チャーハンが美味しい」で
伝える内容が「味がいい」という内容でダブってきています。

「ラーメンが美味しい」「チャーハンが美味しい」に比べ
「立地がよく、遅くまで営業している」という項目が
浮いている感じがしてしまうのです。

 

それであれば思い切って
こんな3つに分けたほうがスッキリします。

 

・ラーメンが美味しい
・チャーハンも美味しい
・ビールも美味しい  

こうしてみると、
先程よりもバランスが取れた形になりました。

ただ、この場合
「立地が良い」という情報も
「遅くまで営業している」という情報も切り捨てられてしまいます。

 

どの分け方がいいかと言うと、
当初に示した、

・味がいい
・立地がいい
・遅くまで営業している  

という分類のほうが
良さそうです。

 

このようにMECEの基準に照らしていくと
情報整理の際の「ダンボール」を適切に用意できるのです。

 

ダンボールを用意した後は…

 

この3つのダンボールに細々とした情報を
整理していくのです。

【あのラーメン屋の特徴】
・味がいい:
・チャーシューも味がしみている
・チャーハンが最高
・ビールの注ぎ方が上手い
・立地がいい:
・駅前である
・遅くまで営業している:
・飲み会の後でも行ける  

はい、情報を3つのダンボールに整理してみました。

情報を整理してみると、
「何を言おうとしているか」がわかりますね。

ここのポイントは最後に出ていた
「いつも店がにぎわっている」という情報です。

流れ的には
「遅くまで営業している」の流れで
出てきた情報です。

でも、ここに「いつも店がにぎわっている」を
持ってくると変な印象になります。

何故かと言うと、
「いつも店がにぎわっている」理由は
「遅くまで営業している」からだけではないように
思えるからです。

 

「味がいい」し、「立地がいい」し、
その上「遅くまで営業している」ため
「いつも店がにぎわっている」という
状態になるわけです。

 

 

とすれば、
「いつも店がにぎわっている」は
この3つの主張から導き出される
結論なのです。

 

 

「味がいい」「立地がいい」「遅くまで営業している」
という「原因」があるから、
「いつも店がにぎわっている」という
「結果」が出てくるわけです。

 

ここには因果関係が成立しているのです。

 

この因果関係を意識した上で、
先程の情報をまとめてみます。

 

【あのラーメン屋の特徴】

・味がいい:
・チャーシューも味がしみている
・チャーハンが最高
・ビールの注ぎ方が上手い
・立地がいい:
・駅前である
・遅くまで営業している:
・飲み会の後でも行ける

この3つの結果、
いつも店がにぎわっている人気店となっている  

こんな感じで整理できました。

 

実際に説明する時は
「〜〜を3つに分けて説明します」
という定番フレーズを入れましょう。

 

もう一度メモにまとめてみます。

 

【あのラーメン屋の特徴】

あのラーメン屋の特徴を3点に分けて説明する。

・味がいい:
・チャーシューも味がしみている
・チャーハンが最高
・ビールの注ぎ方が上手い
・立地がいい:
・駅前である
・遅くまで営業している:
・飲み会の後でも行ける

この3つの結果、
いつも店がにぎわっている人気店となっている  

 

 

さあ、情報整理ができました。
この内容を元に、いま一度
「あのラーメン屋の特徴」を書いてみましょう。

 

【あのラーメン屋の特徴】
私がよく行く、あのラーメン屋の特徴を
3点に分けて説明します。

1点目は味がいいということです。
チャーシューも味がしみていますし、
チャーハンも味が最高です。
その上、店長のビールの注ぎ方が
上手いのです。

2点目は立地がいいということです。
駅前なので気軽に行くことが出来ます。

3点目は遅くまで営業しているということです。
深夜まで営業しているので
飲み会の後にも気軽に行くことが出来ます。

味がいい・立地が良い・遅くまで営業しているという特徴のため
あのラーメン屋はいつもにぎわっています。  

 

いかがでしょうか?

はじめの文章と比べると
内容は同じですがわかりやすさは格段に違いますね!

 

情報を整理すると
わかりやすくなりますね!

ぜひ情報を整理するという視点
意識してみてください。

ではまた!

☆MECEについてはこちらの記事も参考になります。
よければ「ついで」に読んでみてくださいね!

せっかく店がオシャレでも看板をMECEで書かないとバカに見える!モレなくダブり無く分けることでスッキリひと目で理解できる!

2018.03.07
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