美味しかった記憶が吹っ飛んだ、レストランのボールペンの話。お客様には良いペンで書いてもらおう!

 

今日のポイント
初任給で【良いペン】を買おう。

 

「アンケートにご協力ください」

そう言って、ウェイターさんが
アンケート用紙とペンを渡していきました。

 

美味しかった食事のあと、
客席にわざわざアンケート用紙を
渡しに来てくださったのです。

「せっかくだからアンケートに協力しようかな…」

このペンを見ると…。

 

恐ろしく【ボロボロ】でした。

 

よく、自分の名前のハンコを紙に押し、
その紙を切ってセロテープで
ペンに貼っている人って、
いますよね?

 

使い込まれてきたので
セロテープが黄ばんでいます。

 

はがれた後、
何度もテープで貼り直した後があります。

 

お店で渡されたペンがまさに
こんなテープでボロボロになったペンだったんです!

 

今までの美味しかった記憶が
吹っ飛びます。

 

 

見た目もキレイでない上に、
なんか【不潔】感がありますよね。

 

 

でも、このボロボロのペンって、
持ち主は意外と問題に気づかないんです。

 

毎日見ていると
慣れてしまうんです。

 

 

 

おまけにこのペン、
インクの出が異常に悪いです。

何文字書いても
カスレが消えません。

仕方ないので、
自分の万年筆を出し、
アンケートを書きました。

このお店、
ペン以外は完璧でした。

味も価格も満足です。

 

ですが
最後の最後、
「ペン」だけが
マズかったのです!

 

 

これ、他のお店を見ても
けっこう有り得る話です。

お店の入り口で
名前と人数を書くためのペンも、
古びたテープが巻かれたボロボロのペン。

ファミレスでテーブルの上にあるアンケート用紙のそばに
インクの出ないペンが常設されています。

ボロボロのペンに
何本も古びた輪ゴムが巻かれていて、
その輪ゴムから糸が伸び、テーブルにくっついています。

恐ろしく素人感の工作がなされていることもあります。

 

文房具大好き人間の私からして、
これはペンへの【虐待】です。

 

「もっと使えるペンを用意しようよ…」

「どうせなら、もっと良いペンを置いとこうよ…」

いつも思うのです。

 

これ、ビジネスでも同じですね。

お客様に何か書類を書いてもらう時、
「どんなペンを渡しているか」って
けっこう大事です。

 

個人的に嫌なのは
病院の先生が持っている
「薬の名前」が書いてあるボールペンです。

 

あれ、思いっきり【ノベルティ】じゃないですか。

自分の会社名が入っているならともかく、
人からもらった【ノベルティ】のペンを
お客様に渡している人ってたまにいます。

(お金がない頃のうちの事務所がまさにそうでした)

 

これって、良くないな〜と思うのです。

 

「ペンは剣よりも強し」
という言葉があります。

これ、現代における「剣」が
「ペン」でもある、ということです。

 

ビジネスという真剣勝負の場で、
ボロボロのペン・
インクの出ないペン・
ノベルティでもらったペンをお客に出していると
間違いなく【負け】ます。

 

気合の入ったペンを渡すことで
相手に【勝つ】ことができるのです。

 

たかがペン、されどペンなのです。

 

 

以前も「どんなペンを使っているか」が
ビジネスでは見られていることを書きました。

 

 

お客様に何かを書いてもらう時も、
どんなペンを渡しているか、
意識を配る必要があるのです。

 

 

新入社員の方も、
今月終わりには初任給が出ますよね。

 

親を食事にごちそうするだけでなく、
初任給で【良いペン】を買っておくのも、
自分の今後のキャリアアップにつながるはずです。

 

ではまた!


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