どんなに良いサービスを提供していても、Webの文章が惜しいと伝わらない!

今日のポイント
どんなにサービスが良くても、
Webの書き方がマズイと伝わらない。

 

先日、あるフィットネスクラブに
行きました。

「全く新しい科学的トレーニング!」
というキャッチコピーに惹かれたのです。

忘年会で知り合いになった方が、
このフィットネスの経営者でした。

忘年会で意気投合して、

「ぜひこのフィットネス、行きますよ!」

とお話しました。

 

その1週間後、
実際にフィットネスクラブに行きました。

 

 

マンツーマンでトレーニングする
フィットネス。

私が運動する横から
声掛けをしてくれます。

「藤本さん、
けっこう肩とか痛くなりません?
身体のバランスが曲がっている感じなので、
こういうストレッチをするといいですよ〜」

1対1なので、
けっこう細かい場所まで
アドバイスがありました。

なかなか勉強になります。

1時間の体験が終わって
汗だくになりました。

とても気分が爽やかになりました。
いいフィットネスだなとしみじみ感じました。

   「ああ、いい汗かいた〜」

 

科学的なトレーニングであるため、
それほどキツく無いのに
効果的なトレーニングなのです。

 

そのつかの間、
【ある相談】を受けました。

 

「実は、藤本さんに相談があるんです。
うちのホームページ、
改訂しようと思うんですけど、
Webの文章をどう変えていけばいいか
アドバイスいただけますか?

もちろん、
報酬もお支払しますので」

 

まさかフィットネスクラブで
「文章添削」の依頼がくるとは
思っていませんでした。

完全に油断していました。

でも、せっかくの機会なので
お受けすることにしました。

 

フィットネスの内容も、
いい場所でしたし、
なにより飲み会で親睦を深めた方だったからです。

 

・・・

事務所に戻り、
さっそくWebを見てみました。

   「なんか、惜しいな…」

思わずつぶやいていました。

せっかくいいサービスを提供しているのに、
その良さがWebからあまり伝わってこないのです。

 

例えば。

Webにはトレーニング中の
写真が出ています。

「金髪・白人20代の女性」
が出ています。

隣りには
「筋肉隆々の男性アスリート」
の写真がありました。

(写真はいずれもイメージです)

客層として狙っているのは
「40代以上で運動不足に悩む
オジサン・オバサン」である、とのこと。

どうでしょう、
「40代以上で運動不足に悩む
オジサン・オバサン」は
「金髪・白人20代の女性」や
「筋肉隆々の男性アスリート」の写真を見ると
どう感じるでしょうか?

 

私だったら、
「自分なんかが通っていいんだろうか…」
と思ってしまいます。

なぜなら、
Webを見ながら
「自分がトレーニングを受けている様子」
をイメージするからです。

まわりがもし
「金髪・白人20代の女性」
「筋肉隆々の男性アスリート」
ばかりのフィットネスだったら、
私は気が引けます。

たぶん、
  「いい場所なんだけど、
   自分には敷板が高いな〜」
と感じてしまいます。

 

あなたもそうではないですか?

 

であれば、
Webの写真にどんなものを載せるか、
考える必要があるわけです。

 

 

 

あと、最大の問題点。

「アクセス」「所在地」が
目立ちにくいのです。

フィットネスクラブのように
定期的に通う場所は
「アクセス」の良さで選ぶはずです。

どんなにいいフィットネスクラブでも、
家からも会社からも離れた場所に通うのは
容易ではありません。

せめて主要駅のそばにあることが
前提条件です。

(ちなみに私の作文教室ゆうは
札幌駅北口徒歩1分、を打ち出しています)

 

フィットネスに通いたい人は、
究極的には
「中身」なんてどうでもいい、
と思っています。

筋トレマニアを除けば、
「30キロのバーベル」があろうがなかろうが、
「ステアクライマー」があろうがなかろうが、
「アブドミナル」があろうがなかろうが、
関係ないのです。

 「やせたい!」
 「メタボ腹を凹ませたい!」
 「健康診断の数値を改善させたい!」
 「腹筋を6つに割りたい!」
「来年こそ、北海道マラソンを完走したい!」

…などという目標さえ達成できそうなら、
器具やトレーニングの中身なんて
ある意味「どうでもいい」んです。

そして定期的に通えそうな場所にあれば
通ってくれるはずなんです。

 

…ということは、
フィットネスの中身を詳しく説明する以上に
「立地」をわかりやすくすることが
必要なはずです。

 

私にWebのアドバイスを求めてくださった
フィットネスクラブさんは
「ターミナル駅のそば」にあります。

けっこう立地がいいんです。

でも、その「立地の良さ」を示しきれて
いませんでした。

ターミナル駅のそばで高い家賃を払っている分、
もったいないわけです。

「●●駅徒歩3分!
だから仕事帰りにサッと通えます。
2018年は、もうメタボとは言わせない!」

こういう感じのキャッチコピーを
打ち出すほうがいいわけなのです。

 

いろいろ課題点を出しましたが、
フィットネスのサービス自体がいい分、
「惜しい」感じがしてしまったのです。

 

Webの書き方が良くないことで
売上を阻害しているのかもしれない。

 

そう感じました。

 

私は常々
「書く力は未来を変える!」
とお伝えしています。

 

これ、お店を経営している方ですと
「ホームページをどのように書くか」
で売上が大きく変わってくる、
ということでもあります。

どんなに良いサービスを提供していても、
Webがイマイチ伝わりにくければ
お客は来ないのです。

 

さて、ご依頼をくださった
このフィットネスクラブのWeb、
アドバイスをするための準備をしています。

いいフィットネスなので、
もっと多くの人に知らせていきたい。

そう思っています。

 

なぜなら、
私もこのフィットネスの体験をして
身体がすごくスッキリしたから。

ストレスに悩んでいる人・
メタボ腹をなんとかしたいと思っている人にとって、
このフィットネスを知る・知らないが
人生を大きく変えることもあると思います。

その人に確実に情報を伝えることが
お店にとっての使命でもあるからです。

 

逆に言えば、
良いサービスを提供している分、
Webを改訂することで
もっと多くのお客様に喜んでいただける様になる
わけです。

…というわけで、
来年の年明け、さらにアドバイスを差し上げたいと
思っています!

 

ではまた!

良いお年をお迎え下さい。


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください