告知記事のポイントは「誰に伝えるか」明確にすること!帯広での【「告知記事」の書き方講座】好評開催!

今日のポイント
チラシやFacebookなどで告知記事を書く際、まずは
「誰に伝えるか」を明確にせよ!
ペルソナづくりによって
「相手に響く」告知記事になる!

チラシやFacebookイベント。
あなたは作る機会、ありますか?

相手に何かをお知らせする文章を書くのって、
けっこう難しいですね。

単に作るだけではなく、

「どうやったらお客さんが
来てくれるものになるか」

頭を悩ませるはずです。

だんだんツラくなり、
「もういいや!」
と思ってしまうこともありますよね。

12/6(水)、そんな声にお応えする形で
講座を開催しました。

北海道 帯広市にて開催された
帯広地域雇用創出促進協議会主催の
発信力・宣伝力を上げるWEBマスター講座
の第3回・第4回の講師を務めたのです。

雪が積もっている中、
事前申し込み14名のところ、
当日はさらに3名増えて
17名の受講者の方に
お越しいただきました。

 

雪の時期には道路状況により
「事前申し込みしていても、
 当日来ない人も多いです」
とのこと。

事前申し込みよりも
多くの方に起こしいただける今回は
けっこう《珍しい》ことだと言っていただけました!

 

ありがたいことです。

 

講座は2人ペアでのグループワークも行ないながら
実施していきました。

 

単に講師の話を聞くだけでは退屈ですよね。
それに、話を聞くだけでは
「書く」力なんて高まりません。

今回の講座では
「告知記事」や「キャッチコピー」を
実際に書いていただく時間も多く設定しています。

私・藤本が回って
受講者の方の書いた原稿にも
直接アドバイスしていきました。

おかげで、アンケートにも
次のコメントをいただくことが
できました!

「4時間、あっという間でした。
セミナー前はついていけるか不安でしたが、
先生の話がおもしろくて飽きる暇が無かったです。

隣の人とパートナーになって
進めていくのも刺激があってよかったです」(女性)

「お隣の方ともたくさんお話できて、
自分の気づけていないことを教えてもらえたのも
良かったです」(女性)

ありがたいことです。

 

こんかい、
【基礎編】【実践編】と
合計4時間講座を行ないましたが、
この内容を実際の仕事の場で活用いただければ
うれしいです!

 

 

さて、冒頭に書いていました
「告知記事」の話に戻りましょう。

告知記事で大事なのは、
「誰に伝えるか」ということです。

 

これ、業界的には
「ペルソナ」作りといいます。

 

あなたの扱っている商品やサービス、イベントの
「告知記事」を作る際、
まず考えてみるべきは
【来てほしいお客様】像を立てることです。

 

例えば、仮に
帯広駅前で行う「十勝ラーメンフェスティバル」という
イベントがあるとしましょう。

2018年の1月12日(金)〜14日(日)に
実施するとします。

十勝内にあるラーメンの名店10店が集結する、
ラーメンイベントです。

 

このイベントの「告知記事」を書く時、
あなたはどうしますか?

 

だいたいの場合、
「おいしいラーメン屋大集合!」
などと、「誰に伝えるか」決めないまま
書きはじめてしまいます。

 

これ、実は大きな間違いなのです!

 

 

チラシやFacebookイベントなどで
「告知記事」を書く場合、
「誰に伝えるか」が不明確だと
書き出すのが大変です。

「何を書けばいいのか…」

さっぱり見えてこないのです。

そのため、まずは
「誰に伝えるか」を決めるのです。

 

「誰に伝えるか」が
できるだけ「具体的に」なるよう、
実際に紙に書いていくのです。

 

さきほどの「十勝ラーメンフェスティバル」を
例にしましょう。

 

このイベント、
あなたは誰に来てほしいでしょうか?

いろんな可能性があります。

例1)家族連れ

例2)若者カップル

例3)高齢者

この例3つだけでも、
書き方は変わってきますね。

たとえば
例1の人向けに
「子どもの遊びコーナーがあります!」
と書いても、
例2や例3の人には響かないのです。

だから、「誰に伝えるか」決めず、
やみくもに「告知記事」を書くと、
何を書けばいいかわからなくなるのです。

 

告知記事のポイントは
「みんな」に書かないこと、です。

 

「みんなに来てほしい」イベントは、
誰にも来てもらえません。

 

誰の心にも響かないからです。

 

だからこそ、
来て欲しい人・告知記事を読んでほしい人を
絞っていきます。

 

絞りすぎていてもいいのです。
そのほうが他の人にも響きやすくなります(理由は後述)。

 

では、実際にペルソナを考えていきましょう。

 

ここでは例1の「家族連れ」に絞って
「誰に伝えるか」(ペルソナ)を定めていきます。

 

まず、「家族連れ」という言い方も
あまり具体的ではないですね。

より深く考えてみましょう。

冷静に考えてみると、
家族連れで「ラーメンフェスティバル」に行くといっても、
子どもが中学生・高校生だと
おとなしく親と一緒に参加するか
微妙です。

中学生くらいになったら
おそらく「友達と」行きますよね。

 

「親と行くなんて
ぜったいイヤ!」

という人もいるはずです。

 

…とすれば、
「親子連れ」といっても、
中学生・高校生の子どもの親は
対象から外れます。

赤ちゃんはラーメンなんて食べれないでしょうから
小学生くらいの子どもを持つ親が
ターゲットでしょう。

その上で、さらに考えるのです。

帯広駅前のイベントですから
参加者は帯広駅周辺の住人でしょう。

 

…とすれば、帯広市内に住む
小学生の親がペルソナになります。

 

仮に1/12-14に
帯広市内の小学校で
大きなイベントがあったら
集客のピンチになる、というわけです。
(その場合は別のペルソナを定めましょう)

 

ここでさらにペルソナを深めていきます。

 

冬なので道路はツルツルです。
そのため車で移動するはずです。

 

…ということは、告知記事には
「駐車場の有無」「駐車可能台数」
まで書いておくことが
来る人の安心材料になるのです。

 

また、時期からも考えます。
1/12あたりというのは
年末年始の帰省やお年玉・新年会などの出費で
「親にお金が無い」時期なのです。

それでいて、
北海道では「冬休み」の最後の期間でも
あります。

 

おそらく、休みの日に家にいると
小学生の子どもから

「ねえ、パパ、どっか連れてって〜」
「お父さん、暇だからなんかしよ〜」

という催促がとんできています。

そんなときすかさず妻から、

「休みなんだからどっか連れて行ってあげなさいよ」
「たまには家族サービスもしてよね」

という声が掛かってきます。

 

こうなれば、
どこかに行かざるを得ないのです。

お父さんとしたら
(おそらく)ドライブも好きなので
どこかに行きたい。

でも年始の仕事が立て込んでいて
あんまり長時間どこかにいくのは
「しんどい」しお金もそんなにない。

 

…このタイミングで、このお父さんが
「十勝ラーメンフェスティバル」の
告知記事を見たらどう思うでしょう?

 

  「おっ、帯広駅前か!じゃあ車ですぐ行けるな!」

「ラーメンだけだからすぐ帰れそうだ」

「家族1人いっぱいずつラーメンを食べても、
そんなにお金はかからないな」

「ちょうど冬休みも最後だから、
子どももどっか連れてってほしいだろうし、
オレもうまいラーメン食べれるから良さそうだ…」

おそらく、
お父さんの心のなかではこんな
セリフが浮かぶはずです。

 

いかがでしょうか?
ここまで条件が揃っていたら
「ラーメンフェスティバルに行くしかない!」
と思うはずでうよね。

 

あとはこのお父さんに「響く」言葉を
「告知記事」に書けばいいのです。

お父さんがタバコを吸っているなら
「喫煙所完備」と書けばいいでしょうし、
家族でゆっくり座って食べられる
「飲食スペース完備」と書けばいいでしょう。

この告知記事を読んでほしい人を
明確にすると、
伝えるべき内容がシンプルになるのです。

それでは、
ここで見てきた
【帯広在住で小学生の子どもを持つお父さん】を
ペルソナにして、
【十勝ラーメンフェスティバル】の告知記事を書いてみましょう。

  冬休みの「お父さん、どっか連れてって!」はこれで決まり!
十勝からおいしいラーメンの名店10店が帯広駅前に大集合!

家族であったかラーメンを楽しみませんか?

十勝にある味噌ラーメンの名店◯◯、
醤油ラーメンの名店◯◯、
とんこつラーメンの名店◯◯など、
「その場所でしか食べられない」ラーメンの名店が
一堂にならぶラーメンフェスティバルが開催されます!

1/12(金)から14日(日)の
【3日間限定】です。

このイベント、1/11(木)まで
販売中の「前売り券」をお求めいただくと、
なんと【100円】もオトクになります!

イベント会場は帯広駅前なのでアクセスも抜群!
駐車場も100台完備です。
もちろん、暖房も完備されていますし、
喫煙所も設置しています。

さあ、十勝ラーメンフェスティバルで、
家族みんなで好きなラーメンをもちより、
「あったかい」週末を過ごしませんか?

いかがでしょうか?

 

やみくもに「告知記事」を書くよりも
【何を書くべきか】明確で
書きやすかったはずです。

何を伝えればいいかわかると、
グッと書く負担が減りますね!

 

…さて、ここまで読んでいて、
疑問に思う人もいるかもしれません。

「たしかにここまで絞り込むと
書きやすいと思います。
でも、絞り込みすぎたら、
逆に誰も来なくなるんじゃないですか?」

この質問、よくわかります。

 

実際、心配になりますね。

でも、大事です。

 

ある程度絞って具体的に書いていたら
「ちょっと自分は対象と違うかもしれないけど、
 でも楽しそうだから行ってみたい!」
と思ってもらえるものなのです。

たとえば、先程の
「お父さん」ペルソナで書いた告知記事を
観てください。

 

例3の「高齢者」に向けても
実は呼びかけているのです。

 

高齢になってくると
寒い中歩いて出かけるのはツライです。

 

…ということは
「車で行ける」ことと
「わかりやすい場所である」こと、
「暖房完備である」ことは
「高齢者」にも響く内容になっているのです。

 

同様に例2の若者カップルにも
響く内容になっています。

それは「家族であったかラーメンを楽しみませんか?」
という書き方にある、
【誰かと一緒にラーメンを食べる】という
イメージが読み手に響くからです。

横の席で小学生がラーメンを食べているのをみて、
なんだかほほえましい気持ちになる状況を
若者カップルが想像することもできます。

 

つまり、
例1のペルソナに絞って書くことで、
結果的には例2・例3のペルソナにも
響くようになったのです。

 

だからあなたも
「告知記事」を書く際は、
何よりも先に
「誰に伝えるか」という
ペルソナづくりからはじめてみてくださいね!!!

☆「ペルソナ」作りについては
以前に書いたこちらの記事もご覧ください。

 

さて、今回の
十勝での講座は私にとって
感慨深いものでした。

なぜなら、今回のように
十勝で「呼ばれて」講座するのが
私の一つの目標だったからです。

 

私は独立して
「作文教室ゆう」を開業するまで
帯広で高校教員をしていました。

この高校を退職し、
札幌で塾を初めました。

縁がある場所なので、
開業1年目に当たる昨年は
毎月帯広にて講座を開催していました。

 

自分で主催する講座です。

ちょうど妻の実家が十勝なので、
帰省がてら実施していたところもあります。

ありがたいことに
自主開催ではなく、
外部の団体から呼んでいただける形で
講師を務めたのがこの講座です。

 

いつもは自分で取っていたチケットも、
先方が取ってくださいました。

ようやく自分の塾が
一人前になったような気がします。

 

そんな点でも、
得難い機会となりました。

 

寒い時期でしたが
お越し下さり、本当にありがとうございます!

 

ぜひこれからも、
きょうの内容を活用していってください!

◆受講者の声

 

 

 

 

 

 

 

いい反応ばかりでした!
本当にありがとうございます!

 

 

これからも応援しています!

ではまた!


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