作文の書き方115 禁止表現だけで終わらず、代替手段の提示も忘れず!

今回のポイント
単なる【禁止】で終わると角が立つ!
【代替手段の提示】も忘れずに!

 

JRスーパーとかち車内で覚えた違和感

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流しててみてください。

新年、私の実家のある兵庫のほか、
妻の実家のある北海道・十勝にも来ています。

1/2(木)に神戸空港から新千歳空港、
新千歳空港からJRで南千歳に行き、
南千歳から帯広まで特急で移動です。

 

 

JR北海道でスーパーとかちで快適に移動していると、
1点気になるアナウンスが有りました。

 

それはこんなものです↓

「車内での飲食物の販売はございません。

車内には自動販売機もございません」

「ございません」「ございません」と
【否定】を連発して
それで終わってしまいます。

 

聴いていると

「なんてサービスの悪い電車なんだ!」

と思ってしまう人も
いることでしょう。

 

否定で終わらず、代替手段も提示する!

 

なぜこう感じてしまうか?

それは「否定」だけで終わり、
【代替手段】を提示していないからです。

 

否定だけでなく、
「どうすればいいか」という
【代替手段】を提示する。

 

代替手段を示すだけで、
読み手・聞き手の反応は
大きく変わります。

 

代替手段も書いてみた例

 

では、代替手段を入れて
先ほどの文章を直してみましょう。

「車内販売や自動販売機の設置はございませんので、
お手数ですが
  長時間停車する駅で
   お買い求めくださいますよう
   よろしくお願いいたします」

あるいは、

「車内販売や自動販売機の設置はございませんので、
お手数ですが
   事前にお買い求めくださいますよう
   よろしくお願いいたします」

 

この場合、
「ございません」という否定形で終わらず、

  「じゃあ、どうしたらいいか」

という対応策も
追加してみました。

 

すると、聞き手(読み手)の反応も
少しソフトになりますね。

 

「否定だけ」だと角が立つ!

 

人に何かを伝えるときも
「否定形」だけだと
角が立ちます。

「あ、これ返品無理なんですよ」

そう言われると
クレーマーじゃなくても
カチンと来ることがあります。

 

 

ですけど、「否定形」に追加して
「代替手段の提示」もすると
反応が変わります。

他にも、

  「ここではゴミは捨てられません」

とだけいうより、

  「ここではゴミは捨てられませんので、
お手数ですがお持ち帰りください」

と「代替手段の提示」をすると
相手も納得しやすくなります。

 

学校で生徒に注意する際も、

「廊下は走るな!」

ではなく、

「廊下は走らず、
端を歩きましょう」

というほうが実際 走る人は減るそうです。

 

 

ぜひ何か説明をしたり
文章を書いたりする際、
単に「禁止」するのではなく、
「代替手段の提示」も忘れずに行えるといいですね!

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・
単なる【禁止】で終わると角が立つ!
【代替手段の提示】も忘れずに!
・・・・・・・・・・・・・・・・  

 

書くときに注意すべきこと

 

文章を書くと、
ついつい

「〜〜できません」

「〜〜しないでください」

 

【禁止表現】のみで終わりがちです。

 

 

そうではなく、

「じゃあ、どうしたらいいか」

という【代替手段の提示】もすると
相手にも納得しやすくなるのです。

 

 

 

特にお客様向けへの文章を書く場合、
意識していきたいですね!

 

 

ではまた!

 

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