カズオ・イシグロに学ぶ、志望理由を「寝かせる」ことの重要性





今日のポイント
—————————–
志望理由は「1ヶ月」寝かせよ!
するとしっくりくる内容が書けるようになる!
—————————–

こんにちは、
文章アドバイザーの
藤本研一です。

カズオ・イシグロさんが
ノーベル文学賞、取りましたね!

長崎に住んでいたこともある
カズオ・イシグロさんの受賞。

 

日本人としても嬉しいかぎりです。

 

ただ、別にノーベル文学賞って
必ずしも「いい文学を表彰する」
ためのものじゃないのは注意が必要です。

 

これまでも、
チャーチル(政治家)やサルトル(哲学者。でも受賞を拒否した)、
ボブ・ディラン(歌手・アーティスト)が
受賞していることからも明らかです。

 

イマイチ、
何を目指しているか分からない賞なのですが、
「すごい賞」であることは確かです。

 

そんなカズオ・イシグロさん関連の本、
いまめっちゃ売れています。

 

私が紀伊國屋書店で
手に取った『知の最先端』も、
その1冊。

2013年の本に、
カズオ・イシグロさんの
顔写真の帯を付けて販売していました。

☆『知の最先端』の詳細はこちら↓

この本はカズオ・イシグロを始めとして
「知の最先端」にいる研究者・作家への
インタビュー集です。

 

『選択の科学』のシーナ・アイエンガーさん、
『歴史の終わり』のフランシス・フクヤマさん、
『フリー』や『メイカーズ』のクリス・アンダーソンさんなど
そうそうたるメンバーが登場しています。

「これ、読みたい!」

そう思い、衝動買いしてしまいました。

 

案の定、【めっちゃ良い本】でした!

 

カズオ・イシグロさんのインタビューが
載っている部分では、
カズオ・イシグロさんがどのように小説を書いているか、
アイデアをどのように得ているかが聞かれていました。

 

文章を書くときにも
役立つ!と思い興奮しながら読みました。

 

カズオ・イシグロさんは
アイデアをこのように形にしているそうです↓

「長年のあいだ、
アイデアがずっと頭に浮かんでいて、
あることがきっかけで、
その瞬間にすべてが収斂することがあるのです。
それはよく起こることで、それによって完成するのです。

私も何年も漫然と頭に浮かんでいる、
いろいろなアイデアがたくさんあります。

生煮えのアイデアや小さなアイデアです。
まだうまくまとまりません。
ですから、必死に集中してやり抜いたというのではありません。
私がいままで書いた本はほとんど、
どの本も長年脳裏にあった要素やアイデアが入っています。

ですから、ある意味では、
書きはじめて中断しても落胆しません。
15〜20年経てば、
ムダになっていないことがあるからです。
半年間書きつづけて中断しても、
ムダにはなりません。
いままでやったほとんどのことが、
あとになって役に立つことがわかっています」(188-189)

(大野和基 編 カズオ・イシグロほか,2013,『知の最先端』PHP新書)

カズオ・イシグロさんのレベルの人でも、
内容をまとめるのに苦労しています。

 

そのために、
発想を長い間をかけて
寝かし続けていると述べています。

 

この発想って、
けっこう大事なんです。

 

カズオ・イシグロの発想を、就職活動に活用する

 

たとえばあなたが
就職活動をしているとします。

就職活動の「志望理由」って、
けっこう悩みますね。

 

なかなかしっくりするものを
書けないはずです。

 

いい方法があります。

それは、
まず「なんでも良いから書いてしまう」
ことです。

 

しっくりこなくてもいいし、
「ありきたり」なものでもいいです。

 

とりあえず書いてしまうのです。

 

 

書いてしまったあと、
寝かせます。

志望理由をそのまま机の引き出しに入れ、
1ヶ月くらい放置するのです。

寝かせたあと
再度 志望理由を読みます。

すると、

「ここ、こうすればしっくり来る」
「こう書けば良いんじゃないか」

と気付けるようになるのです。

 

このアドバイス、
作文教室ゆうに来ている
学生さん・社会人の方にも言っています。

自分がなぜこの会社に行きたいか、
自分がなぜこの大学に入りたいか、
自分はなぜ公務員になりたいかをまずノートに書くのです。

書き終えたら内容を寝かせ、
時間が経ってから読み返すのです。

すると、
本当に自分にしっくりくる内容が
書けるようになるのです。

 

ただ、この方法の欠点は
寝かせる期間があるだけ「時間がかかる」ことです。

 

あす・明後日のうちに
志望理由書を出す際には役立たないでしょう。

 

でも、自分の「人生」を左右するような
就職活動を
これだけ切羽詰まってやるほど
余裕がない事自体も問題なはずです。

 

一番いいのは、
余裕を持って
志望理由を書いておくことです。

 

書いたあと、
寝かせる期間が長いほど
しっくりくる内容が書けるようになります。

 

今日のポイントです。

志望理由は「1ヶ月」寝かせよ!
するとしっくりくる内容が書けるようになる!

ぜひやってみてくださいね!


「文章、ぜんぜん書けない…」「もっと書く力をアップしたい!」

そんなあなたにオススメするのが、【フジモトのカクロン】メルマガです。

文章アドバイザー・藤本研一が365日毎日【無料】朝8:00にお届けします!



☆登録後、なぜかメールが届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

 

はじめての方はこちらもご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


eleven + six =

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください