「なぜか役立ってしまう雑談」ができると、人工知能(AI)に勝てる!

今日のポイント
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AIにできないこと。
それは【雑談】。
だから【雑談力】を磨け!
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囲碁とAI

こんにちは、
文章アドバイザーの
藤本研一です。

囲碁の世界、
井山裕太さんが
【七冠返り咲き】
だそうですね。

☆【ニュース記事】囲碁 井山裕太 2度目の「七冠独占」

連日盛り上がっています。

 

でもそんな囲碁の世界でも、
【人工知能(AI) 】との
対局が注目されていますね。

 

人間がAIと囲碁をやって、
プロ棋士でも歯が立たないことがある。

 

おそろしい時代です。

「2045年には、
AIは人間の知能を越える」

「その頃までに、
いまある仕事の大半は
AIが行うことになる」

という予測も、
危機感をもたらしてくれます。

 

AI時代、作文教室ゆうはどうなる?

 

AIの時代になると、
うちの「作文教室ゆう」はどうなるのでしょう?

 

先日も慶應義塾大学の
総合政策学部の受験生に
小論文の添削指導を行ないました。

いまは私が過去問片手に
添削・解説を行なっています。

 

この小論文の添削も、
やがてはAIが行なうようになるでしょう。

 

しかし、AIが
【絶対にやってくれないこと】
があるんです。

 

何だと思います?

 

 

それは
【雑談】です。

 

 

塾での【雑談】って、
全然関係ないようで、
実は「学生のモチベーションアップ」
につながっていることがあるんです。

 

私が代ゼミで経験した、「役立たないのに役立つ」雑談

 

個人的な話をします。

私、大学受験生時代は
予備校に通わず
独学で早稲田に受かりました。

 

ただ、一度だけ、
代々木ゼミナールの
【早稲田大学特別講座】
という講義を受けに行きました。

 

早稲田の入学試験対策(英語)を
2時間で行なうという、
講座です。

 

この講義を受け、
一番役立ったのは
【雑談】でした。

問題の解説ではなく、
講師の【雑談】です。

 

この【雑談】を聞いただけで、
この講義を聞いた意味があった、
と思っています。

 

 

今も覚えています。

 

サングラスにスキンヘッドという
わけの分からない格好の講師が、
講座の半分くらいの時間、
雑談だけをしていたんです。

 

代ゼミが威信をかけて行なう
早稲田大学対策の 「特別講座」でですよ?

 

 

不思議な感じがしました。

 

 

ただ、
言っていることが非常に役立ったんです。

 

 

「今回の英語の問題、
まじで難しいよね。

でも、こんなの解ける受験生なんて
ほとんどいないからあんまり気にしないようにね!

ところでオレが早稲田に通っていた時、
授業をサボって酒ばっかり飲んでて
8年生までいったんだ。

ある日、ゼミの先生に
〈お前、卒業したら何をしたいんだ?〉
って聞かれたのね。

〈オレ、予備校の先生になりたいんすよ〜〉
と答えて、そうしたら
予備校の先生になる方法を教えてくれたんだよね〜」

だいたいこんな話でした。

 

受験前の12月、切羽詰まった受験生に言う話では
無いと思います。

 

 

ですが、
いまだにこの話、
覚えているんです。

 

なぜかというと、

「ああ、こんないい加減な人でも
早稲田って、受かるんだ〜」

となんとなく思ったからです。

 

「めっちゃくちゃ勉強しないと、
早稲田大学なんて受からない!」

と気張っていた私にとって、
新鮮な発見だったのです。

 

…と言っても、代ゼミのこの先生は
「受験生をリラックスさせたい」
と思ってこの雑談を言ったわけでは無いと思います。

でも、
英語の解説よりも
こっちの雑談のほうが
受験勉強に役立ちました。

 

これ、生身の人間だから提供できることだと
思うのです。

 

人間の「身体性」を伴うことを、AIはできない

 

『人工知能と経済の未来』という
本があります。

AIの今後について考える上で、
めちゃくちゃ役立つ本です。

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(☆Youtubeでも私が解説しちゃいました↓)

この『人工知能と経済の未来』では、
【AIには絶対できないこと】
として、
「人間の身体性を伴うこと」
を述べています。

 

人間の「身体」がないと
経験できないような知識・情報について、
AIは理解できないのです。

 

 

どういうことか説明します。

 

 

まず、早稲田大学の入試問題について、
分かりやすく解説することは
AIでも可能です。

 

でも、AIは
「生身」の体を持ちません。

 

要は、AIは

【授業にも出ずに
酒ばっかり飲んで
大学8年生になる】

という経験を得ることができないのです。

 

なぜかというと、
こういう経験は
「生身の人間」でしか得ることができないからです。

 

同様に、
相手に役立つ【雑談】も、
AIはできないでしょう。

 

特に代ゼミ講師が
私にしてくれたような
【本来の意味で受験には
何の役にも立たないような雑談】
を、AIはしてくれないのです。

 

 

【雑談】なんて、
本来無駄なことです。

 

 

でも、
案外無駄な【雑談】の方を
強く覚えているものです。

 

無駄な【雑談】を聞くことで、
なぜかモチベーションが上がってしまうことも
あるのです。

 

 

でも。

 

モチベーションアップにつながる
【雑談】を、
AIは行うことはできません。

 

 

…ということは、
単に「真面目」で「授業に関することしか話さない」
という講師は
すぐにAIと置き換わってしまう、
ということです。

 

私が出会った代ゼミ講師のように
「ダメな経験」「無駄な雑談」を
する講師こそ、
AIでは置き換えることができないのです。

 

 

ここで質問です。

 

 

あなたは
「真面目」で「授業に関することしか話さない」
講師と、
「ダメな経験」「無駄な雑談」をしまくる
講師、
どっちから教わりたいですか?

 

 

前者であれば、
AIから教わるほうが効率的です。

 

 

でも、後者であれば
人間からしか学べません。

 

 

おそらく、ほとんどの人は
「たまには後者からも学びたい」
と思うことでしょう。

 

 

これからの時代、
単に「真面目」で「授業に関することしか話さない」
講師は必要なくなっていくのです。

 

 

なぜか役立ってしまう【雑談】のできる講師こそ、
重宝されるようになるはずです。

 

 

…そんなわけで、私も講師として
【雑談】スキルを高めるべく、
他人の【雑談】を研究中なのです。

 

ではまた!


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