選挙前のときこそ、新聞を買ってじっくり読む!複数紙読むことで本質が見えてくる!

今日のポイント
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今こそ紙の新聞を買って読む。
複数紙 読むことで本質が見えてくる!
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今こそ、紙の新聞が面白い!そして役に立つ!

 

私は、「新聞」が大好きです。
ここのところ、毎日、新聞を読んでは
気になる記事をノートに貼っています。

特に、いまのような
選挙前、各紙の記事を読むと
面白いです。

でも、周りには、

  「もう新聞なんて古い。
ネットニュースでいいや」

と言ってくる知り合いも
たくさんいます。

実際、
私も数年前までは

   「新聞なんてオワコンだ」
(オワコン:終わったコンテンツということ)

と思ってました。

ネットを見ればいいし、
新聞には「自分に関係のないニュース」
しかない、と思っていたからです。

 

でも。

見方が変わりました。

じっくりと新聞の文章を読むことで
より深く考えられるようになることに
気づいたからです。

ネットだと
「流し読み」になります。

見出し・印象のみに
流されるのです。

それに、
「自分に関係のないニュース」こそ、
自分の視野を広げるのに役立つことに
気づきました。

 

最近のニュースで例を挙げましょう。

「神戸製鋼」の不正が大々的に流されていますね。
http://www.bbc.com/japanese/41591484

 

たとえば、私の仕事には
「神戸製鋼」の不正なんて、
まったく関係ありません。

 

でも、
10/13に行った
「ドラッカー読書会」では、
ドラッカーが指摘している内容の「例」として、
「神戸製鋼」のニュースを知っていたことが役立ちました。

 

ドラッカーの本に書いてあった事例として、
「神戸製鋼」のニュースが役立ったのです。

 

☆次回のドラッカー読書会は11/9です。
詳細はこちらからどうぞ。
https://www.facebook.com/events/185151095366659/

 

このように、「自分に関係のないニュース」であっても、
存在自体を知っておくことで
トクすることがあるのです。

 

「新聞=偏っている=ダメなメディア」は本当か?

紙の新聞って、
すごくいいなあ〜と私は実感しています。

そう思って、周りにも、

    「紙の新聞を読むのって、
すごくいいですよ!」

と伝えています。

でも、こういうと
必ず次の意見が返ってきます。

    「新聞なんて、もう意味ないじゃん。
だって、新聞って、偏ってんじゃん」

はい、
そうです。

新聞は、どれも偏っています。

でも、逆に聞ききましょう。

    偏ってないメディアなんて、
    ありますか?

と。

 

テレビは明らかに偏っていますし、
TwitterやFacebookなどのSNSも、
ネットニュースも偏っています。

偏っていないメディアなんて、
どこにもないのです。

であれば、
「偏り具合」が分かれば、
何が正しいニュースか、
分かることができると思いませんか?

 

テレビ・SNS・ネットラジオでは、
意外と偏り具合がわかりません。

ですが新聞の場合、
偏り具合がハッキリと分かるのです!

   朝日新聞・毎日新聞・北海道新聞は「左」、
   産経新聞・読売新聞は「右」

とよく言われます。

実際、そうです。

だからこそ、
立場をわかった上で
記事を解釈できるのです。

 

池上彰さんは「複数の新聞を読む」
大事さを言っています。

 

私も毎日
2紙は読んでいます。

 

報道のされ方の違いに気づけるからです。

 

それに、新聞の「良さ」は報道だけではありません。

政治面で気に入らない新聞でも、
「文化面」が異常にいい場合もあります。

私が毎日新聞を好きなのも、
「万能川柳」という川柳コーナーが好きという
ただ一点だけの理由です。
(政治姿勢は無関係です)

ちなみに私が毎日読んでいるのは
日本経済新聞です。

 

この新聞の面白さに気づいたのは
ここ数ヶ月のことです。

自分で経営をする人間にとって、
日本経済新聞くらい面白い新聞はありません。

 

私はあちこちの講座で

   「新聞ノートを作りましょう」

と呼びかけています。

 

週に1本は新聞記事を切り取り、
自分なりのコメントを書いたノートを
作りましょうと言っているのです。

ちょうどこんな感じです↓

なぜ新聞ノートを作るかといえば、
新聞記事にコメントできるくらいまで読むことで、
読む力・書く力が飛躍的に高まるからです。

また、
「どの記事を切り抜こうか」
考えることで、
ものを深く考える力・気づく力も
高めることができます。

☆新聞ノートの作り方は
こちらをご覧ください↓

社会学者・マクルーハンは言います。

   「新聞はクールメディア、
テレビはホットメディア」

だと。

クールメディアは
読み手・受け手が考えないといけないメディアです。

ある意味、冷静に考えることが必要なメディアです。

新聞の場合、
きちんと読み解かなければ
理解できないのです。

一方、
ホットメディアというのは
読み手・受け手が考える必要のないメディアです。

ある意味、冷静に考えることが不要なメディアです。

よく言うと「すぐ伝わる」反面、
「流されやすい」メディアだといえます。

そのためテレビ番組では
「印象」「イメージ」で流されてしまいやすいのです。

 

いまの選挙報道を見ていても、
みんな「印象」「イメージ」だけで
投票先を考えてますよね。

これ、すっごく危険です。

新聞の良いところは
各党の公約のほか、
経済政策への視点などがきちんと出ていることです。

有権者として、
じっくり読むことで
冷静な判断が可能となります。

テレビでは、こうもいきません。

街頭演説・選挙カーも、
究極的には「イメージ」戦略・洗脳戦略なのです。

(うちの家では朝8:00になると
各党の選挙カーが走ります。

寝坊したときなど、
選挙カーの演説で目が覚めるという
最悪な寝覚めが待っています)

いま政権選択の時だ、
などと言っていますが、
私のように経営をしている者にとって
いちばん欲しいのは「経済政策の安定」です。

日本の場合、
政権交代をする度に経済政策は
崩れてきていました。

 

別に何党を応援したいということではないのですが、
経済政策がグチャグチャになって
良いことなんて一つもありません。

 

世の中、選挙一色です。

 

そんなときこそ
新聞を買い、
じっくりと考える。

テレビ・ネットだけでは
流されます。

ぜひ「複数」の新聞を買って、
自分の頭で考える時間を持つことをオススメします!

 

特に選挙のときこそ、
こういう姿勢を大事にできるといいですね!

 

ではまた!


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