広瀬香美「ゲレンデがとけるほど恋したい」がヒットしたのは、「目の言葉」「耳の言葉」「身体・心の言葉」があったから?!

カラオケで「ゲレンデがとけるほど恋したい」にハッとする

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

先日、
カラオケに行きました。

 

カラオケ、
久々に行くと
盛り上がりますね!

 

自分も歌ったあと、
一緒に行った人の歌に
耳を傾けていました。

 

その人は、
広瀬香美の
『ゲレンデがとけるほど恋したい』
を歌っていました。


16 ゲレンデがとけるほど恋したい 投稿者 jinta36

ちょっと懐かしい曲ですが、
冬の今の時期っぽい歌ですね!

 

「絶好調 真冬の恋 スピードに乗って〜〜」

 

いい曲です。

 

広瀬香美、
いい仕事をしています!

 

なんでも、
「スノーボードに最高に合う曲」

として選ばれたこともあるとか。

 

 

耳を傾けていて
あること
にふと気づきました。

 

「この曲、
目の言葉も耳の言葉も、
身体・心の言葉も全て入っている!!!」

 

 

あ、
目の言葉や耳の言葉、
身体・心の言葉を説明していませんでしたね。

 

「目の言葉」とは
「目で見た」ことを表現した言葉です。

色・形・数のほか「事実」なども入ります。

「空が青い」
「海がキラキラ輝いている」
「コップが3個ある」

などの言葉です。

 

「耳の言葉」とは
「耳で聞いた」内容を表現した言葉です。

音のほか、
人の会話文も入ります。

「ごくごくと水を飲む」
「カタカタとパソコンを打つ」
「昨日、【ちょっと疲れた〜】って、カレが言ってて・・・」

などなど。

 

最後の
「身体・心の言葉」とは
「体の動作」や「心・感情」を表現した言葉です。

 

「なんだか体がダルい」
「足が棒になったみたいに痛い」
「緊張して胸が痛い」
「切なくて胸が張り裂けそう」

などの表し方です。

 

この3つを使うと、
表現が生き生きとし、
読み手に訴えかける文章になるのです。

 

「目の言葉」「耳の言葉」「身体・心の言葉」を意識して使う!

 

特に、
「目の言葉」「耳の言葉」「身体・心の言葉」は
人によって
「よく使うもの」が違います。

 

「目の言葉」を多く使う人もいれば
「耳の言葉」を多く使う人、
「身体・心の言葉」を多く使う人もいるのです。

 

そして、
自分がよく使うもののほうが
理解しやすいのです。

 

例えば、私・藤本は
「目の言葉」を多く使いがちです。

実際、私は
「目の言葉」の表現のほうが
理解しやすいです。

 

自分がよく
「目の言葉」を使いがちだからこそ、
意識して
「耳の言葉」や「身体・心の言葉」
を使うようにしています。

 

なぜなら、
「耳の言葉」「身体・心の言葉」を
読むほうが理解しやすい人がいるからです。

 

 

詳細はこちら。

(リンクでは「肌・心の言葉」となっていますが、
「身体・心の言葉」と同じものです)

 

 

このことは、
歌にも当てはまるかもしれません。

 

ヒットしている曲は
「目の言葉」を多く使う人にも、
「耳の言葉」を多く使う人にも、
「身体・心の言葉」を多く使う人にも
「理解しやすい」ものであるはずです。

 

「目の言葉」「耳の言葉」「身体・心の言葉」
いずれを使う人にも「理解しやすい」からこそ、
歌としてヒットしているはずだからです。

 

「ゲレンデがとけるほど恋したい」を分析する

 

試しに、
歌詞をみながら
「ゲレンデがとけるほど恋したい」を
「目の言葉」「耳の言葉」「身体・心の言葉」
に分けてみます。

 

☆歌詞はこちらから。

 

 

 

 

 

・・・調査結果!

 

 

 

「目の言葉」:
「コートの上から」「ゲレンデがとけるほど恋したい」

「耳の言葉」
「『ちょっと太った?』なんて聞かないで」
「急がば廻れ 何度もつぶやいた」

「身体・心の言葉」
「ホッペも鼻もカンカクない つま先ジンジンしちゃってる」
「なんてひどい人」
「熱いハート とけるほど恋したい」

 

分析してみると、

なんとやはり
「目の言葉」「耳の言葉」「身体・心の言葉」
すべてが入っていました!

 

全て入れているからこそ、
「目の言葉」のほうが理解しやすい人にも、
「耳の言葉」のほうが理解しやすい人にも、
「身体・心の言葉」のほうが理解しやすい人にも
ヒットしたのです。

 

あなたの使う文章、「目の言葉」「耳の言葉」「身体・心の言葉」のどれが多く使われてますか?

 

このことは、
あなたが文章を書く際にも当てはまりますね!

 

あなたが書いた文章を
一度読み直してみてください。

あなたは
「目の言葉」「耳の言葉」「身体・心の言葉」の
どれを多く使って文章を書いていますか?

 

 

それを知るのが第1歩。

その上で、
自分が普段使っていないものも
使うようにしてみましょう。

 

「目の言葉」を多く使う人(私など)の場合、
意識して
「耳の言葉」や「身体・心の言葉」を
使うようにしてみるということです。

 

いつもなら

 

「昨日、仲間と札幌駅前の
カラオケ屋に行った」
(目の言葉)

 

と書くところを、

「ノリノリでタンバリン片手に
ジャラジャラ音を立てながら
アニソンを歌い」(耳の言葉)、

「立ち上がって
振り付けをしながら
叫び続けた。
すこし疲れたが、テンション上がった!」(身体・心の言葉)

・・・と、
「耳の言葉」や「身体・心の言葉」も使って
書いてみるのです。

 

名曲と言われる曲は、
だいたい
「目の言葉」も「耳の言葉」も「身体・心の言葉」も
入っています。

 

ぜひ
カラオケに行き

「わたし、歌ってないから
なんか暇だわ〜」

っていうときに
考えてみてください。

 

「あ、これ【耳の言葉】だ!」

・・・などという発見があるはずです。

 

1/30も「英語特別講座」開催です!

 

ご報告を一点。

1/30、
作文教室ゆう/理数教室ゆうでは
英語の特別講座(第2回)を開催しています。

 

英作文の技法を、
私・藤本の先輩(大学の学部)に当たる
吹越先生に授業していただきました!

こちらも、
分かりやすく
「入試英作文を解く際のポイント」
をお伝えいただきました!

 

ありがとうございます!

 

【参考】前回の記事はこちら。

 

 

きょう読み終えた本

 


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