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大学院進学はインスタ映えと無縁?
「インスタ映え」や「フォロワー数の多さ」が、今や一種のステータスになっている現在。
キラキラした日常を写真や動画に収めて発信することが当たり前になりました。
そのため「輝いている自分」をSNSにアップする人が多いです。
なかには、ムリに「輝いている自分」を作り演じているなかで疲れてしまったり、むなしくなってしまったりする人がいるくらいです。

そんな中、「大学院進学」というキャリア選択はめちゃくちゃ地味です。
イベントに参加して著名人と写真を撮ったり、講演会場の看板の前で自撮りしたり…。
そういう“見栄えのいい瞬間”は、ほとんどありません。
ですが私は声を大にして言いたいのです。
大学院進学は、見た目には地味でも、確実にあなたの成長につながる人生のプロジェクトであると。
今回は社会人の大学院進学が人生にもたらす価値をお伝えします!
インスタ映えを求める人が、大学院進学でつまずく理由
大学院進学って、傍目からみると「輝いて」いて「映える」ようにみえます。
実際、「MBAコース修了」という人や「アカウンティングスクールで学び会計士試験にも合格」という人を見ると「ああ、輝いているな…」と思えます。
ですがこれは「出た後」の姿に過ぎません。
大学院生活をしている間はハッキリ言って映えるところがなにもないのです。
大学院での生活は、正直「映え」ません。
SNSで華々しくアピールするような瞬間は少なく、毎日が淡々とした「インプットとアウトプットの繰り返し」です。
本を読み、文献を探し、レポートを書き、プレゼンを作り、ディスカッションを重ねていく――。

こうした作業って、インスタにあげようがありません。
成果もすぐには見えず、コツコツ積み重ねるしかありません。
なので中には「思っていたのと違う」と思い、残念ながら辞めてしまう人がいるのです。
これ、残念なことだと思います。
大学院進学って「短期で成果を出したい」「周囲から注目されたい」という欲求が強い人には不向きな環境です。
目立ちたがり屋の人・「映え」をアップしたい人にとっては孤独で地味で苦しい時間が続くことになるからです。

孤独で地味。でもそれこそが「本物のキャリア形成」につながる!
では、なぜ社会人にとってそんな大学院進学が重要なのでしょうか?
それは、短期的な刺激ではなく、長期的な成長を求める人にとって最適な環境だからです。
セミナーや講演会に出て1日で得られる「気づき」も大切ですが、それだけでは根本的な変化にはなかなかつながりません。
実際、インスタやFacebookには「著名な〇〇先生の講演会に行ってきました!」という投稿や「〇〇さんに会ってもらいました」というツーショット写真、「3日間の集中セミナーに行ってきましたなどという意欲を示す投稿が溢れています。
(少なくとも、私のフィードにはそうです)

こういう活動の投稿って「映え」るうえに「自分はすごく輝いている」ということを伝えることができます。
ですが、言ってしまえば「単発」ですし「一過性」の取り組みに過ぎません。
一方、大学院進学は卒業するまでは「映え」ることがほぼありません。
ひたすら課題や読むべき本に追われ、地味で孤独な日々をが続くだけです。
ですが、2年という期間を「継続」し「長期的」成長をしていくことができる環境だと言えます。
まとめますと、大学院進学はインスタ映えする「ファッション」ではありません。
自分の考え方や仕事への姿勢、そして社会との関わり方・自分の生き方を根底から変える機会になりうるのです。
「映え」以上の価値を得られる環境。
それが社会人の大学院進学なのです。

着実に力をつけたい人こそ、大学院へ
大学院のカリキュラムは、体系的に知識を身に着けられるように設計されています。
必修科目と選択科目を組み合わせる中で、その分野に対する専門知識を体系的に学べるように工夫されています。
たとえば私が仕事をしながら通っている北海道大学公共政策大学院の場合次のようなカリキュラムが設定されています。

(出典:https://www.hops.hokudai.ac.jp/education/course-and-curriculum/)
前提科目・根幹科目を学び、展開科目でそれぞれの分野の基礎を学び、実践科目・事例研究科目で理論と実践の往還を分析します。
その後、ここまでの知識をもとに自身の研究テーマをまとめ「リサーチペーパー」(通称リサペ)の形で提出するわけです。
これを2年間、人によっては長期履修で3〜4年かけて学ぶ中で「公共政策」分野の専門性と知識・ノウハウを深めていくことになります。

この取り組みはハッキリ言って地味です。
ですが、2年という期間をかけて日々自分で学び、仲間と議論し、フィールドワークやインタビューを自身で行っていく中で大きな知見を身につけることができます。
その積み重ねが、確実にあなたの成長につながるのです。
実際、私も北海道大学公共政策大学院に通っていますが、そのなかで「公共政策」についての専門性を日々磨くことができています。
入学当初は「政策とは何か」すら曖昧な認識でしたが、今では自分の業務においても政策的視点を持って考えることもできるようになりました。
また「公共政策」の視点から情報発信もできるようになってきました。
こういうスキルは1日や2日で身につくものではありません。
だからこそ、キャリアの幹を太く育てたい人こそ、大学院進学という道を選ぶべきなのです。

ファッションとしての大学院進学に要注意
最近は「学び直し」が注目され、大学院進学が“おしゃれ”に見える風潮もあります。
そんな理由から社会人の大学院が「意識高い系」の行為だと考えられるところもあります。
この風潮、私はあまり良くないな、と思います。
というのも大学院進学は別に「おしゃれ」「ファッション」「カッコつけ」でいくものではないでからです。
また、「意識高い系の人だけがいくもの」という思い込みができてしまうと、せっかくの長期的キャリアアップの可能性を自ら閉ざしてしまうことになるのです。

ファッションで進学すると挫折する…。
実は大学院進学の中退率は大学(学部)に比べて高いといわれています。
あるデータでは大学の中退率が約2.5%なのに対し、大学院の中退率は約5%とも言われています。
これは、大学院進学が想像以上に地味で、続けるのに根気が必要な環境であることの現れだといえます。
要は、「なんとなくかっこいいから」「話題作りになるから」といった理由で進学すると、挫折する可能性が高いということです。
大学院進学は人生を変える“地味なプロジェクト”だ
大学院進学には派手さはありません。
やることは日々の学習と課題・ディスカッションの連続という地味な行いの積み重ねです。
ですが、「ファッション」としての「映え」る活動と違い、確実に効果があるプロジェクトです。
毎週の課題、毎月のレポート、時には徹夜で仕上げるプレゼン…。
これらはSNSに載せても「いいね!」がつくようなものではありませんが、確実にあなたの知力・考察力・発信力・論理的思考力を育ててくれます。
そして2年、あるいは3〜4年の時間を経て、卒業という成果を手にしたとき、その過程が自分をどれほど成長させたかに気づくはずです。

「映え」よりも「深さ」を!学びの姿勢を見直そう
私自身、これまで1日限りのセミナーや講演会にも数多く参加してきました。
1週間ほどの泊まり込みセミナーで朝から晩まで缶詰になって学んでいた経験もあります。
それらは確かに刺激的で楽しく、やる気も湧きます。
参加したことを写真付きで投稿すると「映え」ますし、「いいね」をたくさん集まられます。
ですが、これらって結局は「単発」「一過性」のものに過ぎません。
人生を変えるほどの知見は、やはり時間をかけた継続的な学びの中にこそあると感じています。
大学院進学で人生が変わるのも、地味な積み重ねを日々継続して取り組んでいくことにあるのです。

まとめ!大学院進学は“派手じゃないけど、確実に効く”
もしあなたが「一過性のものでなく、腰を据えてキャリアアップを図りたい」と思っているなら、大学院進学は非常に有効な選択肢だといえます。
SNS映えはしませんが、確実に自分の人生の方向性を変えることができるからです。
「ファッション」のような派手さを求めるのではなく、地味だけれど深く学ぶという覚悟を持って大学院進学すれば、あなたの人生は大きく変わっていきます。
私も現在、試験やレポート提出に追われつつ、地味に学びを継続しています。
でも、それこそが「本物のキャリア形成」だと信じています。
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