目次
修士論文(リサーチペーパー)をようやく提出できました!!!
ここ2〜3ヶ月、私の頭を占拠し続けた存在がありました。
それが大学院の「卒業論文」ともいえる修士論文です。
大学院修士課程って、卒業最大の関門が修士論文提出です。
ようやく先日、大学院の事務局に修士論文を提出することができました!!!!

タイトルは「教育訓練給付の支給拡大が専門職大学院にも拡大した要因とその評価」。
サブタイトルが「フリーランスへの適用拡大を中心に」。
(私の通う北大公共政策大学院の場合、修士論文ではなく「リサーチペーパー(通称リサペ)」が正式名称ですので念の為)
さあ、これで卒業が確定!
…と言いたいところですが、私の場合は長期履修で4年計画で学んでいますのであと2年間さらに大学院に通うことになります(笑)。
指導教員をお願いした先生の異動が確定していたので、今回早めに提出することにした次第です。
ようやく書き上げて提出できて感無量!
この修士論文、提出できるとやっぱり感慨深いですね〜。

別に今年3月で卒業するわけではないのに「修士課程、頑張ったな〜」と思って来ます。
思えばこの2〜3か月間、頭の中は常に論文のことでいっぱいでした。
どこへ行くにも原稿やら論文のコピーやらを持ち歩き、読み直していました。
時にはやる気が出ず、プチ鬱状態になることもありましたが、それでも何とか締め切りに間に合わせることができてホッとしています。
書いた原稿ですが、それこそ何度も何度も読み直すうちに、もはや何が書かれているのかわからなくなる瞬間もありました。
最初、参考文献の引用を書きまくったあげく「何を自分が言いたいかわからない…」と呆然としたこともありましたが、なんとか論をまとめて論文に仕上げていきました。

原稿って、読み返すたびに修正点が見つかり、「ここはもっと良くできる」と思う部分が出てきます。
それこそ手を入れようと思えば際限なく推敲していけます。
でも、「1月末」という締め切りがあるからこそ、最善を尽くそうという気持ちになり、最後まで努力を続けることができるのだと感じました。
修士論文を自分で製本し、北海道大学法学部の事務局に提出した帰り道。
札幌の青空が非常に光り輝いていたのが印象的でした。
「ようやく完成させられた…」
この達成感、ちょっとここ数年感じていないタイプの感情でした。
時折「カンペキな原稿を作ろう!」と論文に取り組み続ける人もいますが、人間が書くものである以上、カンペキな論文というのは存在しません。
なのでどこかの時点で「諦めて」提出する必要があります。
この時間的区切りがあるからこそ頑張る気力につながるのです。
修士論文の意義とその後の活用
修士課程の2年間って、結局のところこの修士論文を書くためにあると言っても過言ではありません。
なぜなら、修士論文執筆に必要な調査スキル、専門知識、論理的思考力を養うことが大学院での学びの大部分を占めているからです。

ただ、あまり意識されないのですが、修士論文ってはそれ自体が学術業績として認められるわけではありません。
修士論文はあくまで「学位」を得るための道具であって、それだけでは研究業績としては無価値です。
多くの場合、修士論文の一部を学会発表用に切り出したり、内容を要約して論文として投稿するなど、別の形で発展させることが求められているのです。
なので修士論文を書いた「あと」、論文の内容をどこかで発表したり投稿したりすることが求められていると言えるわけです。
そのため、修士論文を書く際には、将来的に学術論文として投稿できるような構成や内容を意識することが大切です。
論文を書くという作業は、単に提出して終わりではなく、その後の展開が重要なのですね。

私も今回の修士論文、何らかの学術成果にできるように活かしていきたいと思っています。
そうやることで修士論文執筆に掛かった手間と時間を自分のキャリアアップのために「回収」していくことができるのです。
修士論文提出後の気持ちとこれからの思い
修士論文を提出し終えると、正直なところ気が抜ける感覚があります(笑)。
(正直、「これから何をしようか…」と目標喪失感が大きいです)
大学院に入るのはわりあいに簡単と言われていますが、修士論文を書き上げるのはけっこう大変な作業です。
私自身、1回目の大学院の時も大変な思いをしましたが、それでもまた挑戦し、何とか乗り越えることができました。
大変ですが、だからこそ得られるもの・成長できる要素は実に大きいです。

修士論文執筆は、大学院生活の中でも最大の山場であり、成長の機会でもあります。
時間管理や情報整理能力、論理的思考力など、社会に出ても活かせるスキルが身につく貴重な経験にもなります。
だからこそ、これから大学院に進学する方や修士論文に挑戦する方には、ぜひ果敢にチャレンジしてほしいと思います。
ちなみに、私は修士論文を製本して提出しましたが、学部生の時や1回目の大学院の時ほど豪華な製本にはしませんでした。
それでも、自分の作った論文が本棚に並んでいるのを見ると、「ここまで頑張った」という実感が湧きます。
この実感を得るためにもぜひ大学院進学を検討してみてはいかがでしょうか?
修士論文執筆を通じて得たこと
修士論文を書き上げることで得られるのは、単なる学位だけではありません。
以下のような点で、大きな学びと成長があると感じました。
(1)論理的思考力の向上
修士論文を書く過程で、データを整理し、論理的に展開する力が身につきます。
(2)時間管理能力の向上
限られた時間の中で計画的に進める力が求められるため、仕事でも活かせるスキルが鍛えられます。
(3)自信の獲得
大変な作業をやり遂げることで、自分自身の成長を実感できます。
(4)専門知識の深化
自分の専門分野について深く掘り下げることで、より専門的な視点が持てるようになります。
実際、修士論文を出して修士号を取得することは「研究者」の仲間入りをすることでもあります。
論文にまとめることで自身の専門知識を体系化・深化できるのです。
まとめ
修士論文執筆は、大学院生活の集大成であり、けっこう大変な作業です。
しかし、それを乗り越えることで得られる成長は計り知れません。
忙しい中でも論文を仕上げる経験は、今後のキャリアにも必ずプラスになります。
私もようやく修士論文を提出し、一息つけそうです(笑)。
とはいえ、止まっていた仕事もあるので、気持ちを切り替えて次の目標に向かって進んでいきたいと思います。
大学院に進学を考えている方や、これから修士論文を書く方、ぜひこの挑戦を乗り越えてみてください。
きっと、自分の成長を実感できるはずです。
ちなみに。
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ではまた!

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先日、やっと修士論文を書き切り、苦難から解放されました(笑)。修士論文を書き切るのは大変ですが、その過程で得られる論理的思考力、時間管理能力の向上などは仕事にも直結しますし何より自信をつけられます。自己成長とキャリアアップに直結する経験ですので大変ですが挑戦してみませんか?