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挫折に強い人・弱い人の特徴とは?
突然ですが、
挫折に強い人・弱い人の特徴をご存知ですか?

挫折の強い・弱いは
「自己複雑性」にあると言われています。
こちらの引用を見てください↓
「心理学者リンビル氏が構築した
「自己複雑性の理論」というのがあります。
簡単にいうと「自分を多面的にとらえず
単純にとらえている人は挫折に弱いが、
自分を多面的にとらえている人は
挫折に強い」ということです」(古川武士『マイナス思考からすぐに抜け出す 9つの習慣』
ディスカバー・トゥエンティワン)
☆本のお求めと詳細はこちら。
アイデンティティが1つしかないと、挫折に弱い。
自分を多面的に見れる人は挫折に強く、
そうでない人は挫折に弱い。
言い換えるなら、
自分のアイデンティティを1つしか持っていないと
けっこう挫折に弱いのです。
逆に、
多様なアイデンティティを持っていると
仮に1つのアイデンティティでくじけても
他のところでカバーができます。
結果、挫折に強くなるのです。
いろんな役割や立場を持っている人のほうが
挫折に強い、と言えるでしょう。
大学院で挫折しないためには社会人になってから行くのがオススメ!
その点で、社会人が大学院に行くのは
大きなチャンスになります。
それは仕事・家庭以外に
「大学院生」というアイデンティティを
築けるからです。

かくいう私は
2回 別々の大学院に通っています。
1回目に早稲田の教育学研究科に通っていた際は
フルタイムの学生でした。
当たり前ですが「大学院生」という
1つのアイデンティティだけを持っていました。
その状態ですと
研究がうまくいかないとき、
また就活がうまくいかないとき
あっという間に「詰んで」しまいます。

「ああ、自分の人生は
もうおしまいだ…」
簡単に挫折してしまうのです。
実際私はフルタイムの学生時代、
大学院修士2年のころ研究に挫折し
そのまま鬱になっていました。
同じ理由で、
高校教員をやめて起業したときも同様でした。
スッパリ高校教員を辞めてしまっているため、
「起業家」というアイデンティティしかありませんでした。
そのため、このときも
やる気が無くなり、
鬱状態が続いていました。
でも、仕事をしながら大学院に行ったり、
仕事をしながら副業的に
別の仕事をやってみたりすると
発想が変わります。
仮にどちらがうまくいかなくても
別の部分でカバーができるのです。
「まあ、こっちがうまくいかなくても
もう1つのほうで頑張ろう…」
少し相対的に見えるようになるのです。
自分を多面的にすると挫折に強くなる!
いま私は仕事をしながら大学院に行っていますし、
塾経営や研修講師をしながら
別の案件の依頼にも挑戦しています。
(動画制作など)
そうすると、
結果的に挫折しにくくなるのです。
なので、
自分を多面的にするチャレンジ、
行ってみるのもいいですね!
今回のポイント
挫折に強くなるにはアイデンティティを増やす!
自分のことを
「どうせ自分は〜〜な人間だから」と
決めつけてしまうことがあります。
決めつけることは
自分を多面的に見ることができない
現れでもあります。
そうではなく、
もっと多様な自分を認めていくのが
大事ですね!

そうすることが挫折への強さにも
つながるのです。
多様な自分、作りませんか?
大学院進学や副業へのチャレンジなどで
多様な自分を作っていくのも
挫折に強くなるのに直結します。
ぜひ新しいチャレンジ、
してみてはいかがでしょうか?
ではまた!
Digest!
挫折に強い人は自己複雑性が高い特徴があります。
いうならば多面的なアイデンティティを持っているかどうかが挫折に強い・齢を決めるのです。
いろんなチャレンジをしてアイデンティティを広げる努力をしてみませんか?