作文のコツ㉟において「作文のために映画・本を読む!」ことを書きました。
映画や本は、読んだ内容をまとめるだけで作文・ブログになります。
ただ、映画や本は所詮「代理体験」なのです。
何よりも大事なのは直接の「体験」です。
ダイエットに挑戦した体験。
入試の体験。
そういった体験は「あなた」しかできないことです。
自分しかできないことは他に人に訴える力があります。
石井貴士『1分間時間術』では「代理経験」と「直接経験」を明確に分けています。
「映画を観る」「テレビで野球を観る」のが間接経験。
一方、「映画を撮る」「野球をやる」が直接経験です。
「間接経験」は結局自分の蓄積にはなりません。
下手なりにやってみて「直接経験」を積むと、自分への投資になります。
そしてこれこそ時間を有意義に過ごす事になるのです。
自分でやってみる。
すると、失敗したり、上手く行かなかったりすることがたくさんあります。
そのときに「どうして上手く行かなかったのだろう?」と考えます。
そのときの思考プロセスを書きます。
自分なりに結論をつけます。
それだけで文章になるのです。
しかも、人に響く要素があります。
なぜか?
人は他人の失敗談が好きなのです。
その上で、失敗からの学びがあれば読み手にとっても学びにつながります。
もっとも、読み手にとってはしょせん「間接経験」なのですが・・・。
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