予定を立てる時、「予定以上にうまくいったとき」のことも考える習慣を!〜上策・中策・下策の発想〜




今回のポイント

予定通りいったとき・行かなかったときだけでなく、
予定よりもうまくいったときの対応も考える習慣を!

上策・中策・下策



古来より、軍略の世界には
上策・中策・下策という3つの策が用いられてきました。

予定通りに戦闘が進んだ時の策を中策
あまりうまく進まなかった時の策を下策
予想以上にうまくいった時の策を上策と呼んでいます。

(他にも、
 最もリスキーだが一番結果が大きいものを上策、
 普通の策を中策、
 もっともリスクが少ない手堅い方法を下策という
 言い方もあります)

これ、もともとは戦争の際に
最低3パターンは想定して戦うことが
求められていたことから言われている発想です。

昔は通信技術もそんなに高くないので
上策・中策・下策それぞれ
考えておくことに意味があったのですね。

(三国志などにも
 こういう3つの策は時折出てきます)

意外と忘れがち!上策の大事さ。

この上策・中策・下策のなかで
ポイントとなるのは
「上策」です。

私たちはふだん
「中策」と「下策」の2つだけを
考えがちだからです。

つまり、予定通りいくとき・いかないときの
2つしか考えていない事が多いのです。

でも、予定以上にうまくいってしまうことって
しばしばあります。

そのときのための「上策」を考えていないせいで
せっかくのチャンスを失ってしまうケースも
けっこう多いのです。

現代のビジネスでも、
予想以上に商品が売れてしまい、
需要はあるのに製造が間に合わず
結果 販売チャンスを失ってしまったケースが

けっこうあります。

チャンスを逃すな!

たとえば、販売開始直後のゲーム機などに
このことは起こりがちです。

需要はあるのに製造が間に合わず、
結果シェア率が低いままに終わってしまったケースは
多々あるのです。

これも予想以上に売れるという状況を想定できていなかったため、
チャンスを見逃してしまった例であると言えるでしょう。

(セガのドリームキャストの「失敗」は
 製造が間に合わなかったところにもあると
 言われています)

桶狭間の戦いも、「上策」で勝利した!

ただ、「上策」をうまく活用した結果、
思わぬ勝利につながった事例も多いのです。


有名どころでは
織田信長の「桶狭間(おけはざま)の戦い」があげられます。

2万5,000〜4万5,000と言われる今川義元軍に対し、
3,000~5,000の織田信長軍が対峙し、
今川義元を打ち破るという「奇跡」を起こした
戦いです。

8倍以上もの戦力差があるなか、
どう考えても勝てない戦争でした。

普通であれば
「なんとか城を守る」「相手を打ち払う」という中策や
「織田信長の命だけは守る」という下策で終わるはずでした。

ところが、当日 今川義元のガードが弱いのを観てとるや
捨て身で突っ込むという戦いをしています。

この「上策」を実行できたからこそ
勝利につながったのです。

(桶狭間の合戦当日
 急遽の大雨になったこともあり
 今川軍が混乱したところもあるようです。
 こういう天候という突発事態を活かすのも
 「上策」の発想です)

上策を考える習慣を!

桶狭間の合戦は
状況を見てとり、
とっさに「上策」を実施できたからこそ
勝利につながったわけです。

予定通り物事が進んだとき・
進まなかったときのことは
誰しも考えますが、

予定以上にうまく進んだときのことを考えていないケースが
世の中非常に多いのです。

だからこそ、
「中策」「下策」だけでなく
「上策」も考える発想が必要ですね!

そうすると思わぬ幸運・チャンスを
勝利に活かすことも可能となるのです。

今回のポイント


予定通りいったとき・行かなかったときだけでなく、
予定よりもうまくいったときの対応も考える習慣を!

スケジュールにも上策・中策・下策を。

この上策・中策・下策を考える発想、
予定を考える際にも役立ちます。

予定において
予定通りに時間が使えた時にすることを
中策、

イマイチなときでも最低限取り組むべきを
下策、

予定以上にうまく進んだときにすることを
上策として考えておくのです。

出張中・移動中を例にすると
わかりやすいかもしれません。

たとえば
移動中・出張中になにか業務に取り組む時、
「予定としてここまではやろう」と
当初考えるのが中策、

「最低でもここまではやりたい」と
考えておくのが下策になります。

この2つだけではなく
「予定よりも時間ができたときに
 取り組みたい」
内容も上策として考えておくべきなのです。

実際、出張中って
急遽の乗り物トラブルで
3時間くらい空港で待たされることが
しばしばあります。

(雪の北海道に飛行機でいく祭、
 こういうリスクは常にありますので
 ご注意を…!)

そういうとき、
「中策」や「下策」しかやることを用意していないと
ホント途方に暮れてしまいます。

なので
予定よりも時間ができたときに取り組めるプロジェクトを
「上策」として考えておくほうが良いのですね。

このように、
はじめから3パターンの予定を考えておくと
いざと言うときにも慌てないのです。

今回のまとめ

今回のまとめです。

今回は上策・中策・下策を考える習慣の大事さを
お伝えしました。

ポイントは中策・下策だけではなく
予定通りうまくいったとき用の「上策」を
日頃から考えておくことが大事だということです。

ぜひあなたが予定を立てる際の
参考にしてみてくださいね!

ではまた!