大学院に年齢差別はあるか?大学院で輝くには謙虚さを忘れずに!

今回のポイント

大学院に入る時、年齢は気にしなくてもOK!
ただし、「謙虚さ」だけは忘れずに!

大学院に年齢差別あるか?

「この歳になって、
 大学院を目指してもいいのでしょうか…?」

時折、社会人の方から
このような質問をいただくことがあります。

 

子どもが大学を卒業して
子育ても一段落したから
いま一度学びなおしたい。

 

まもなく定年を迎えるから
第二の人生、これまでの仕事を振り返り
より専門的に研究をしていきたい。

以前からやりたかったテーマを
もっと追求したい。

 

このような理由から
大学院に挑戦するという方も
数多いです。

「でも、この歳になって、
 本当に大学院を目指してもいいのだろうか…?」

 

こういうふうに
年齢が気になる、
という人も多いかもしれません。

 

「この歳で挑戦するなんて
 笑われるのではないか…?」

「教授もやりにくいと思うのでは…?」

 

大学院に入る際
年齢差別があるかどうかって、
あれこれ気になってきますね。

 

結論!年齢差別はないとは言い切れませんが、気にする必要はありません!

 

結論的に言えば
年齢差別はないとはいい切れませんが、
年齢を理由に進学を躊躇(ちゅうちょ)する必要は
まったくない、
といえます。

 

今の時代、大学院に
定年後挑戦する方も多いです。

 

これまでの職業人生を総括するために
学び直すという人も
多数いらっしゃいます。

実際、うちの塾にも
定年後に大学院を目指している受講生の方は
これまでも多数いらっしゃいましたし、

現に大勢の方が定年後に
大学院に合格され、
無事修了なさっています。

年齢はあまり気にする必要ないのです。

注意点。謙虚さだけは忘れずに!

ただ、1点だけ
気をつける必要があります。

 

それは「謙虚さ」です。

 

「謙虚」でないと
面接試験にそもそも受かりません。

 

その上、受かった後の研究で
苦労するということも多いようです。

 

成功体験を一度捨てる!

 

たとえば経営者として成功していた人が
大学院に入って経営学を研究する場合、

自分の成功体験や
業界の常識をゼミの中で滔々と語り続ける場合があります。

これ、あまり良くないです。

 

 

学問の世界では
「自分個人の経験」で語っても
客観性はゼロです。

 

なので、ゼミの中で「扱いにくい人」として
思われてしまうケースもあります。

 

そうではなく、
どれだけ自分の職業上の実績が大きくても、
それを言うのをぐっと我慢し、
論文・文献に書かれている内容に基づく議論を
おこなったほうがいいのです。

 

 

このように、大学院においては
自分の成功体験ではなく
どれだけ他の研究を読み込めているか・
客観的にデータを分析できているかが
問われているのです。

 

…ところが、長年職場で勤務し
「成功体験」が多数ある場合、
自分の経験だけに囚われてしまうこともあります。

また、いわゆる「経営上の常識」と
経営学の理論とは全く異なっているケースも多いです。

せっかく大学院に入る以上、
これまでの職業人生の成功体験を一度捨て、
謙虚に学び直すという姿勢でいたほうが
大学院入試にも受かりやすい上、
入った後も楽しく研究していくことが出来ます。

 

なので年齢は必ずしも気にする必要はありませんが
「謙虚さ」を大事にしていただけましたら幸いです!

今回のポイント


大学院に入る時、年齢は気にしなくてもOK!
ただし、「謙虚さ」だけは忘れずに!

 

謙虚な向学心を忘れずに!

研究をするということと
職場で実績を出すということは
必ずしもイコールではありません。

 

職場で実績を出したことが
大学院で研究する際に
そのまま使えるわけではないケースも多いです。

 

 

だからこそ進学にあたっては
「いくつになっても学び続けたい」という
謙虚な向学心が必要不可欠なのです。

人によっては過去の成功体験を捨て、
新たな気持ちで大学院に挑戦することになるケースも
あるかもしれません。

ぜひ謙虚さを忘れず
大学院に挑戦なさっていはいかがでしょうか?

ではまた!


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