手塚治虫の「異常」な情熱。『ブラックジャック創作秘話』を読むとやる気が出てくる件。




今回のポイント

「異常」とも言える情熱が物事を動かす!

やる気がないときは『ブラックジャック創作秘話』を。



昨日は「やる気が無いときに読むべきマンガ」を
ご紹介しました。

 

それが手塚治虫の知られざる仕事風景を描いた
『ブラックジャック創作秘話』です。

ありがたいことに
読んでくださった方から
個人的に感想メッセージも送っていただきました。

 

 

なので今回も引き続き、
『ブラックジャック創作秘話』をもとに
手塚治虫の知られざるエピソードをご紹介します!

 

経営する2社の倒産…。そこからの復活劇。

マンガの人気が低迷し、
経営する会社2社が倒産した9日後。

 

そこから
新たな作品『ブラックジャック』に着手した手塚治虫。 

結果的に『ブラックジャック』の連載が
「どん底」からの復活劇につながったことを
昨日お伝えしました。

『ブラックジャック創作秘話』は
この「どん底からの復活劇」ばかりでなく、

現代的な感覚からすると「引いてしまう」レベルで
仕事をする手塚治虫の「狂気」が描かれています。

アニメ地獄は伊達じゃない。

なかでも衝撃なのが
『ブラックジャック創作秘話』1巻の「アニメ地獄」
というお話です。

 

『ブラックジャック創作秘話』1巻 83頁より引用

ただでさえ週刊漫画の連載を
何本も抱えて多忙な手塚治虫。

 

 

現時点でそもそも締切に間に合わない状態が
続いています。

 

(抱える連載が1本でも10本でも、
 どちらも締め切りギリギリになる点では同じなので
 基本的に仕事を受け続けたようです)

 

仕事が回っていない中「アニメ」を始めてしまう狂気

 

…仕事が回っていない中、
手塚治虫は無謀にも
「日本初の2時間アニメ」制作を
スタートさせてしまいます。

 

 

当時1978年は日本テレビの「24時間テレビ」の
1回めが放送されるタイミング。 

 

24時間テレビの目玉として
2時間のオリジナルアニメ上映が企画されます。 

 

マンガはある意味1枚だけ絵をいいだけですが、
アニメの場合似たような絵を何枚となく
描き続ける必要があります。

 

撮影や編集・アフレコなど
やるべき作業工程も恐ろしく多いです。

 

手塚治虫はマンガの締切がいくつもあるなか、
なんと原作・脚本・絵コンテ・制作・監督を
全部自分で行って2時間アニメを作ろうとする暴挙に出ます。

マンガの締切もギリギリである状態なので
案の定アニメの準備は遅々として進みません。

そんな状況に業を煮やし、
進行担当者がアニメ放映2ヶ月前に「失踪」、
関係者も次々疲労で倒れるという悲惨な状況に追い込まれます。

そのため負担が高まるなか、
手塚治虫は漫画の連載をしつつ、
その合間あいまでアニメ準備を続けるのです。

結果、徹夜がずっと続くことに。

リテイクの連発

…私が「狂気」を感じたのは
準備が遅れに遅れ、
自身も体力的に限界が来ていても、

「監督」である手塚治虫が
途中までできたアニメ映像に
容赦なく「リテイク」(撮り直し)を要求するシーンです。

『ブラックジャック創作秘話』1巻 101頁より引用
『ブラックジャック創作秘話』1巻 102頁より引用

「いいものを作りたい」思いはわかるのですが、
進捗が遅れまくっていてもリテイクを連発する手塚治虫の
ワンマンさがマンガの中で描かれています。

…極限状況でもリテイクを要求できる事自体すごいですが、
自分の身を削ってでも
「良いものを作りたい」という情熱があること、
本当にスゴいなと思うのです。

(こういう上司のもとでは
 あまり働きたくないですが…)

最終的にはなんとか締切に間に合わせ、
アニメは「24時間テレビ」内の最高視聴率を
獲得するなど大成功に終わります。

連載で多忙でも
果敢に挑戦した手塚治虫の執念の勝利、
とも言えるでしょう。

今回のポイント


「異常」とも言える情熱が物事を動かす!

『ブラックジャック創作秘話』を読むと、
漫画の神様・手塚治虫の作品作りへの情熱が
「異常」「狂気」と言ってもいいレベルだったと
気づけます。

 

 

逆に言えば、「異常」と言えるくらいの情熱がなければ
いいものをつくることなんて
そうそうできないのかもしれません。

 

 

こういう「異常」な情熱で物事に取り組む人の様子を
マンガなどで知っておくと、
自分も少しはやる気が出てくるものです。 

前回の記事と同じような結論で恐縮ですが、
やる気がないときは
『ブラックジャック創作秘話』など
「やる気が高まる」ような
ものを読んでみるのを
オススメしますよ!

 

仕事・勉強の息抜きにいかがでしょうか?

 

 

ではまた!


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