MBAを目指すなら
「簿記3級」から始めてみては?
MBAを目指す際、今のうちからやっておくべきことは?
「MBAを目指しているんですけど、
今のうちからなにかやっておくべきことって
ありますか?」
私の塾に
こういったご相談をお寄せくださる方が
時折いらっしゃいます。
大学院に進学して
MBA(経営管理修士)を取得したい。
この思い、
たいへん素晴らしいことだと思います。
経営についてトータルに学ぶことが出来る上、
自社の今後の方向性や
ビジネスアイデアなども考えることが出来るのが
ビジネススクール進学の醍醐味です。
おまけに、大学院の授業で学んだことを
そのまま次の日の仕事に活かせるケースも
多いのです。
出世・転職・起業など
キャリアアップのためにMBAを目指す。
世の中が不安定になる中、
こういった方、
いま増えているのです。
(コロナ禍のなかで
ますますMBA人気が高まっている、
と言われています)
MBAに行くには基礎トレーニングから!
ただ。
MBAをめざす場合、
スポーツ同様
基礎的なトレーニングが必要です。
野球の試合に出るときに、
「野球のルールだけ知っていればOK」
「何度も練習試合をしていればOK」
ということはないですよね。
いくらルールを知り、
練習試合をしていても、
筋トレや素振りなどの
基礎的なトレーニングをしなければ
本番で活かせないのです。
だからこそ、冒頭の
「MBAを目指しているんですけど、
今のうちからなにかやっておくべきことって
ありますか?」
というご質問、
たいへん素晴らしいものだと思うのです。
経営学の基礎知識・英語・数学、それに簿記!
MBAを目指すために
今のうちからやっておくべきこと。
いま読んでいる本に
次のような内容が書かれていました。
入学前に準備しておくこと
飯野一『国内MBA入学試験パーフェクトガイド』43ページ
①経営学の基礎知識の習得
②英語力
③数学
④簿記
「国内MBAを仕事と両立するために、
入学前に準備しておいたほうがいい点」
として挙げられていた4点です。
MBAの授業では
「①経営学の基礎知識」がなければ
そもそも授業が理解できません。
「②英語力」は英語の原著論文を読む際に
必要となりますし、
出願の際にTOEFLやTOEICの点数の記載が
求められるケースもあります。
「③数学」は経済学を学ぶ際
微分・積分の発想が求められるケースがあるからこそ
ここにあげられています。
最後の「④簿記」は
アカウンティング(会計)のほか
バランスシートなど財務諸表を読む際にも
必要となってくるスキルです。
簿記を学んでおく!
この①〜④のうち、
手っ取り早く学べて
なおかつコストパフォーマンスもいいのが
「④簿記」です。
各種教材が書店でも売っている上、
簿記が学べるスクールもあちこちにあります。
それに、「簿記3級」レベルであれば
真面目に学習すれば数ヶ月でマスターすることも
可能です。
なので、MBAを目指し始める際、
手っ取り早く「簿記」から学ぶのもアリだと思いますよ!
合格証書を手にすると
達成感も大きいですし。
今回のポイント
MBAを目指すなら
「簿記3級」から始めてみては?
成長するためには
「基礎トレーニング」の継続が欠かせません。
簿記の学習は
けっこう単調なようでも
会計を理解する上でも、
また経営を学ぶ上でも
基本となる部分です。
この部分の理解が深まっていくと
MBA進学後にも
輝いていくことができるのですね。
…ただ、
私自身 なかなか簿記には挑戦できていなかったので、
この春、新たに勉強し直したいと思います…。
ではまた!
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