究極の面接試験対策。それは研究室訪問!〜社会人が大学院進学をめざすなら?⑮〜




今回のポイント

面接対策の最良の方法は「研究室訪問」。
先生の研究を読み込んで、
真剣さをアピールする!

「大学院進学って、
 どうやって進めればいいの…?」

そんなお悩みにお応えするシリーズ
第15弾(「面接対策」編 vol.2)、
今回もお届けします!

大学院の面接は「圧迫面接」?!

前回、大学院入試の面接対策って
多くの人が何もやらないで臨んでいることを
お伝えしました。
 

「面接くらいなんども受けているし、
 ぶっつけ本番でもなんとかなる!」

 

そう思って面接に挑み、
撃沈してしまう…。

そういうことって
意外とあるのです。

特に、大学院の場合
「研究計画」に対して
面接で厳しく指摘されるケースがあります。

「研究計画に書いていらっしゃる●●の部分ですが、
 なぜこの方法で研究するんですか?
 この方法で客観性は担保されるんですか?

「先行研究の読み込みが足りないように感じるんですが、
 そのあたりはどう考えていらっしゃいますか?」

…こんな感じで
細かい部分まで追求されることもあります。

実際、うちの塾で面接対策をした方でも、

「●●大学の大学院で
 こんなに細かいところまで
 研究計画についてツッコまれるなんて
 思っていませんでした…。

 塾で練習していてよかったですが、
 面接、怖いですね…」

という感想を寄せてくださった方が
いらっしゃいます。

面接練習をしていないと絶句…!

面接対策をしていても、
細かな部分までのツッコミを受けて
面接中に緊張してしまう。

まして、面接練習を一切していなければ
絶句してしまう人も多いのです。

 

なお、この感想を寄せてくださった方は
この面接で無事突破し、
関西の大学院看護学研究科に合格なさいました。

 

厳しい面接になるのはある意味
「この受験生は本当にこの大学院に
 入ることができるのか」
を試しているからです。

 

企業で言う「圧迫面接」です。

 

企業と違うのは
「細かな研究内容」や「専門分野の知識」について
質問されるところです。

 

これは実際に研究書を読み込んだ上で
専門知識に基づく質問をしないと
適切な対応はできません。

 

 

この「圧迫面接」的な対応に慣れたり、
面接試験対策をしたりするのに最適なもの。

 

それが【研究室訪問】です。

 

 

研究室訪問は究極の面接対策である!

これは大学院で教わりたい先生(指導教員)に
メールなどでアポを取り、
その先生に会いに行く、
というものです。

コロナ禍の場合、
直接訪問ではなく
Zoomや電話での研究室訪問も増えていますが、

どういう形であれ、
【研究室訪問】は絶対やったほうがいいです。

実際に先生に会い、
自分のこれまでの経歴や
大学院への志望理由、
大学院での研究計画、
修了後の進路をお伝えするのです。

その際は途中まででもいいので
「研究計画書」を作って持参すると
「熱意」をお伝えすることが出来ます。

その先生の論文を読み込んで訪問を!

もちろん、その先生の著作や論文は
可能な限り読み込んで行きましょう。

研究資料を見つける際は
CiNii(サイニー)という文献データベースサイトを
使うといいですね。

 
 https://ci.nii.ac.jp/

CiNiiで先生の名前を入力し、
検索をしてみてください。

けっこう無料で読める論文も見つかるはずですので
必ず読むようにしてみてくださいね!

先生と「信頼関係」を築く!

ちなみに実際の研究室訪問の際には
先生と信頼関係が築けるよう、
真剣に先生の話を聞く姿勢を大事にしてみてください。

 

できれば著作や論文に対する「質問」もできると
真剣さが伝わりますよ!
 

先生によっては研究室訪問の際に
大学院受験について
あれこれアドバイスをしてくださることもあります。

 

「こういう問題が出るよ」

教えてくださる人もいます。

 

場合によっては

「一度、大学院のゼミに参加しませんか」

という提案を受けることがあります。

 

面接試験、その先生が試験になることも!

指導教員候補の先生は
本番の面接試験においても
「面接官」になる可能性があります。

 

だからこそ、
研究室訪問は
【面接練習】にもつながるのですね。

 

 大学院によっては募集要項で
 研究室訪問を一切「禁止」しているケースもあります

 その一方、
 「必ず指導教員と面談を行ってください」と
 「強制」しているケースもあります。
 
 なので募集要項を必ず確認するようにしてください。

 

今回のポイント

面接対策の最良の方法は「研究室訪問」。
先生の研究を読み込んで、
真剣さをアピールする!

研究室訪問でパワハラ・アカハラ・セクハラを防ぐ!

研究室訪問の際、
その先生の人柄や姿勢を
目にすることが出来ます。

これ、実は
大学院入学後の「ミスマッチ」を
防ぐ意味でも有効です。

 

大学院では
指導教員との1対1関係で
研究をすすめる側面が強いです。

 

修士課程を終えられるかどうかも、
究極的には指導教員がOKをするかどうか、
にかかっているのです。

 

(一部の修士課程では
 なかなか教員がOKを出してくれないため
 【修士4年で出るのが当たり前】な
 研究室も存在します)

 

万が一 自分と合わない先生・
パワハラ傾向のある先生の場合、
ツラい大学院生活を過ごすことに
なるかも知れません。

(アカハラ:アカデミック・ハラスメントもありえます)

 

それを防ぐためにも
研究室訪問は
【絶対に】やったほうがいいのです。

☆研究室訪問には
 他にも細かな「極意」が多々あります。
 必要な方はお気軽にご相談ください。

 

今回の内容、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

ではまた!