目次 ☆本日の内容に関する内容は動画でもお伝えしています。 9/7の日経新聞にある記事が出ていました。 【勉強法収集「動画サイト」3割】 というタイトルの 記事によれば、 これ、「学校・塾の先生」という回答よりも ちょっと引用します↓ //////////////////////////////////////////// 勉強方法などの情報収集先として 全国の中高生824人に6月、 勉強の情報収集を 収集先を「動画サイト」と 「学校や塾の先生」(25.6%)、 さあ、この記事を見て 「へ〜、今どきの中高生って、 と「鵜呑み」にしていないでしょうか? この手の調査データって、 まず、このデータを見る際、 この調査は「インターネット上で」 インターネット上の調査である以上、 そういう人なら、 「何かわからないことは 「動画サイトで調べる」 という傾向は十分高いはずです。 (ネットは使っていても ここで何がいいたいかと言うと これ、私が大学院生の時 「このデータは と話していたとしても 「その調査は誰に対し、 本当にそのデータは などとダメ出しを受けていました。 大学院を目指すなら、 それが大学院で研究する際に 私は大学院生の時、 SPSSという統計データ処理ソフトの使い方を (実際、こういう統計データやアンケートデータの まして、いまは データを大量に集め、 これからも大学院で でも、こういう時代だからこそ気をつけるべきは 「このデータはどうやって取られたか」 という2点です。 人間、数値データを示されると 「うわ、こんなに沢山の人が などと数値を盲目的に信じてしまいます。 でも、これは なぜかと言うと、 この「勉強法収集」の調査も 常識的に考えれば だからこそ、 アンケートに調査するほど たまたま3割が「動画サイト」から勉強方法を という事実がわかっただけの …でも、だからといって インターネット上で行われた調査だといっても、 つまり、わからないことは いまでこそ教育系のYouTubeも 何かわからない時 でも、そのなかでも これ、私にとって「チャンス」かも、 何を隠そう、 しかも、中高生が観なさそうな 「フジモトさん、 という揶揄コメントをいただくこともありますが、 今回のポイントです。 今回の内容は また大学院進学後にも ふつう、統計データを見せられると 「へ〜、そうなっているんだ」 と鵜呑みにすることが多いです。 でも、大学院でこれをやると たとえば、昔から 以前から批判が多いのは 「電話調査」 であるところです。 この内閣支持率調査、 (最近は携帯電話でも 考えてみていただきたいのですが、 おそらくは暇な人、 それに、知らない番号からかかってくる電話に (今どきの若手は …そう考えると だからこそ、大学院の授業で このように、 そして「本当に正しいの?」と 一度疑ってかかるからこそ、 なお、 データを参照している際は (これは この機会にデータの考え方、 ではまた!
統計データをみる際は
「誰に対して/どのように」調査したか
確認をしよう! 中高生の3割は「動画サイト」から勉強法の情報を得ている?!
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。
調査記事です。
いまの中高生が「勉強方法」の情報を得る際、
「動画サイト」を使用している人が
もっとも多い、という記事です。
多い数字となっています。
【勉強法収集「動画サイト」3割】
「動画サイト」を挙げる中高生が
多いことが文具大手コクヨの調査で分かった。
インターネット上で尋ねた。
「頻繁にしている」
「時々している」と答えた中高生は
全体の54.3%と約半数。
答えた中高生は29.3%と
最多で、
「ネット検索」(25.0%)が続いた」
(日経新聞 2020年9月7日付朝刊)
////////////////////////////////////////////データ、鵜呑みにしていませんか?
あなたはどういう意見を持ちますか?
勉強方法を調べる際、
YouTubeなどの動画サイトを使う人が多いんだ〜」
「本当にそうなのか?」
と、疑いつつ読んでいくことが必要です。調査方法に注目せよ!
注目すべきは「調査方法」です。
聞いている調査である、
という部分に注目する必要があります。
回答しているのは
インターネットを日常的に使っている中高生が
対象です。
ネットで調べる」
ゲームくらいしか使っていない、
という中高生はおそらくインターネットの
アンケートにも協力しない可能性があります)
こういう「統計データ」や「アンケート調査」を
そのまま鵜呑みにしてはいけない、
ということです。
指導教員の先生から
しょっちゅう言われていました。
○○という団体が調査した研究で・・・」
どのように行われたものですか?
客観的に正しい保証はありますか?」
新聞やネット・テレビで出ている調査データに対し
「本当にそうなのか?」
と疑ってみる必要があります。
大いに役立つからです。
大学院で統計データの処理方法についても
勉強していました。
諸先輩方から学んでいきましたし、
データ集計もしょっちゅう行っていました。
分析方法を学ぶために大学院に行く、
という人も多いですよね)
「ビッグデータ」の時代です。
それを一気に解析することも
可能となりました。
データ処理を学ぶことが
ますます多くなるでしょう。データはどうやって取られたか?客観的に正しい根拠はあるか?
「客観的に正しい根拠はあるか」
Yesと答えているんだ…」
大学院を目指すなら
改めるべき姿だと思います。
数値データなんて
見せ方によってどうにでも
印象を操作できるからです。
その1つです。
「インターネット上の調査」なのだから
「ネット検索」や「ネットの動画サイト」を
日常的に観ている人が
多く回答しているはずです。
全国の中高生の3割が
動画サイトで勉強法を調べているわけではなく、
「積極的」で「優しい」中高生のうち、
収集している、
話なのです。
この調査に意味がないということには
なりません。
勉強方法を知るのに「学校や塾の先生」よりも
「動画サイト」を活用している人が多い、
という傾向には
大きな意味があるのです。
学校や塾の教員に聞くよりも
「動画サイト」を調べて情報を得ているという中高生が
多い可能性が示されているからです。
増えてきました。
通常のグーグル検索ではなく
「はじめからYouTubeで検索する」、
という人も増えてきた、
ということは私も知っていました。
「勉強法」を「動画サイト」で見る人が
意外と増えている事実は驚きでしたね。フジモトのチャンス到来?
と思っています。
私も「教育系YouTuber」の
端くれだからです。
「大学院進学」特化という謎YouTube(笑)。
毎日あんなに動画やっていて、
ヒマなんですか?」
そういう声に負けずに
取り組んで来た甲斐があったかもなあ、
としみじみ思っています。今回のポイント
「誰に対して/どのように」調査したか
確認をしよう!
大学院の研究計画書を作る際にも、
役立つ内容となっています(たぶん)。
多くの人は
めっちゃ批判を受けます。「内閣支持率」調査を割り引いてみるべき理由。
「内閣支持率」の調査って
定期的に行われています。
こういう調査って
日中の昼間、
固定電話にランダムで数千軒 電話し、
内閣支持率を計算して出していることが多いです。
調査が行われるようになりました)
忙しい社会人って
昼間の調査電話に応答する余裕って
本当にあるでしょうか?
つまり高齢者などが
積極的に協力することになります。
快く出る人って
どれくらい居るでしょうか?
知らない電話番号どころから
LINE以外の通話は出ない、
という人も多いです)
内閣支持率などのデータも
ちょっと割り引いて
考えなければならなくなるのです。
何も考えずに「内閣支持率」等のデータを出すと
めっちゃ批判を受けますね(笑)統計データは「誰に対して/どのように」調査したかを確認しよう!
統計データをみる際は
「誰に対して/どのように」
調査したかを確認することが大事です。
疑ってかかる姿勢も必要でしょう。
そのデータが持つ「ほんとうの意味」に
気づくことも可能となるのです。
データを研究計画書で引用している場合、
今回私が書いたように
データの集め方について
面接でツッコまれることもあります。
「誰に対して/どのように」調査したか
説明する練習をしてておくとよいでしょう。
自分自身が大学院で調査をする際にも
役立つ視点ともなります)
学んでおきたいですね!
中高生の3割は「動画サイト」から勉強法情報を得ているってホント?内閣支持率調査を鵜呑みにしてはならない理由。
今回のポイント
統計データをみる際は
コメントを残す