安易な目的意識で進学すると失敗する!フジモトが鬱な大学院生生活を送ってしまった理由

今回のポイント
キャリアアップには「目的意識」が必要!
進学・転職には
「自分は何をしたいのか」を明確に!

 

大学院に進学したことを後悔…

 

☆本日の内容は動画でもお伝えしています。
動画にしかない内容もありますので
気軽に聞き流してみてください。

 

 

「なんで大学院になんか
進学してしまったんだろう…」

いきなりネガティブな話から入りますが、
大学院生2年のときの私は
かなり鬱症状が出ていました。

 

 

大学院に入って研究はしていても、
なかなか思うような結果が出ず、

だからといって就職活動をする気にもなれず、
日々悶々と悩んでいました。

 

 

「なんで大学院になんか
進学してしまったんだろう…」

 

当時の私はずっとこれで
思い悩んでいました。

 

「大学院に入ったら
自分の未来がもっと開けるはず!」

 

そういう安易な思いで大学院に進学しましたが、
見事に研究で挫折し(苦笑)、
目的意識を見失ってしまいました。

 

 

ただ家を出て大学の図書館で資料を読んで
家に帰るという日々。

 

これを続ける中で、

「自分って、こういうことばっかりしていて
ホントにいいのかな…。

もっとバリバリ仕事するなど
人の役に立たないと
存在価値がないんじゃないか…」

という疑問が
常に頭から離れないようになりました。

 

 

結果、うつで何もやる気がせず
ボーッと毎日を過ごす日々が続きました。

 

目的意識なしで進学すると大学院生活はツラい!

 

目的意識なしで大学院に行ったり、
途中で目的意識を見失ったりすると、
大学院生活は
けっこうツラいです。

 

(これは大学院に限らず、
大学進学・就職・転職すべてに当てはまります)

 

 

自分なりには「目的意識」は強かったんですが・・・

 

 

大学院受験をした当時。

 

私自身、
自分なりには明確に
大学院進学について考えていた「つもり」でした。

 

ですが、
いまから思えば全然明確ではなかったですし、
そのせいで大学院2年生から
うつになって外に出れなくなっていました。

 

(実際、大学院生には
うつの人が多いのです…)

 

特に、大学の同期が社会で活躍しているのに、
自分はこの先の見通しが立たない
大学院生生活をしていることに、
ずいぶん落ち込んだ事を覚えています。

 

 

同期と自分を比較するだけでなく、
「将来どうなるのか」ということでも
落ち込んでいました。

 

 

当時は修士課程を経て
そのまま博士課程への進学を希望していました。

 

すると、
少なくとも修士課程2年+博士課程3年の
計5年間は大学院に居ることになります。

 

ですが、大学院に5年いても、
その先 大学などに就職先があるかと言うと
不明確です。

 

 

「自分の人生、
これで本当にいいんだろうか…」

日々悩んでいたので
なかなか精神的に落ち込むものがありました。

 

 

気持ちも不安定になり、
「どこでもいいから遠くへ行きたい!」
とあてもなく電車に飛び乗り、

 

結果 当時住んでいた新宿を離れ
西焼津に住む友人の家まで

行ってしまいました。

(暖かく迎えてくれたY君、感謝です)

 

目的意識を明確に!

 

 

自分の人生、これでいいのか・・・。

 

 

大学院修士課程2年目は
ずっと思い悩んでいましたね。

 

 

こうなった原因は
それこそ「目的意識」が
あいまいなまま進学したところにあります。

 

自分なりには
すごく考えた「つもり」でしたが、

「まだ社会に出たくない」
「就職したくない」

という「逃げ」の思いが
根底にあったのが問題だったのだと思います。

 

 

こういうあいまいな気持ちで
大学院に行くと、
「頑張っている」院生に
迷惑をかけることにもなります。

 

 

だからこそ、
よけいに「これでいいのかな…」と
鬱になってしまったのだろうと
思うのですね。

 

自分の失敗談がお役に立てば。

 

 

私はいま大学院進学の対策を
塾で行っています。

 


(写真はイメージです)

 

これを行うのは
受講生の方の
大学院に入るという夢を応援するだけでなく、

「あいまい」な思いで進学してしまい
後悔する人を出したくない、
という思いがあるのです。

 

 

なかなか、大学院進学の
ネガティブな側面を
赤裸々に語る人は少ないからこそ、
自分だけはきちんとお伝えしていきたいなあ、
と思っています。

 

苦しみはしたけれど、大学院に行ってよかった!

 

ただ。

大学院進学でうつで苦しんだ時期も長かったですが、
得られたものもたくさんありました。

 

正直、大学院に行っていなければ
文章の書き方をお伝えするという
現在の仕事もできなかったと思いますし、

徹底的に専門書を読み解いてきたことが
いまの自分の財産にもなっているようにも
感じています。

 

また、大学院生時代に
「アカデミック」と言われる分野に
どっぷりつかり、

院生・教授・他の専門家と
徹底的な議論ができたのも
物の見方を深めるのに役立ちました。

 

 

私としては受験なさる方に
できれば大学院生活を
楽しんで頂く為にも

今後も自分の経験を赤裸々にお伝えしていければと
思っています。

 

 

今回のポイント

 

 

今回のポイントです。

 

キャリアアップには「目的意識」が必要!
進学・転職には
「自分は何をしたいのか」を明確に!

 

キャリアアップには目的意識を明確に!

 

社会人の方の
大学院進学を始めとして
「キャリアアップ」を目指す上で
重要なことがあります。

 

それは「目的意識」です。

 

 

つまり「自分は何をしたいのか」
「なんのためにその場所に行きたいのか」を
徹底的に考えていくことです。

 

これが曖昧だと、
仮に大学院入学や転職が実現したとしても

「こんなはずじゃなかった…」
「自分はなぜここに来てしまったのだろう…」

と思い悩むことになることも
あります。

 

 

むろん、こうならない人もいますが、
現に私がここに陥ってしまった以上
一定数の人はこうなるようにも思っています。

 

(私は指導教員に恵まれましたが、
中には指導教員からの
パワハラ・アカハラ・セクハラを受ける人もいますので
ここにも注意が必要です)

 

 

自分一人で決めず、周囲の意見も聞いてみる!

 

こういう「目的意識」を定めるには
誰かの意見を聞いたり、
誰かと議論したりすることが必要ですね。

 

 

私の悪い癖は
なんでも一人で勝手に決める所。

 

おかげで家族からも
(特に妻からも)色々言われます(笑)

 

 

大学院進学についても
誰に相談することなく
自分一人で決めてしまっていました。

 

 

でも、本当は友人や大学の教授と

「自分は○○な理由で
大学院に進学しようと思うんです」

と相談してアドバイスを
もらっていたほうが良かったなあ、と今から思います。

 

 

そうやって
「いや進学なんて辞めとけよ」と
ダメ出しされる中で

「自分は大学院で何をしたいのか」
「今後どうしたいのか」

という目的意識をより明確にすることが
できたと思うからです。

 

決断「以前」の情報収集は幅広く行おう!

 

 

進学や就職・転職など
人生を左右する決断をする時、

最後の最後は当然自分で決めることになります。

 

ですがそれ「以前」の段階では
幅広くいろんな人の意見・アドバイスを
聞いてみたほうがいいです。

 

 

話を聞いた中で揺らぐ決断なら
行かないほうが懸命な場合もあります。

 

 

そういった大学院進学などへの相談・アドバイスも
随時受け付けていますので
お気軽にご連絡ください。

 

ではまた!

☆大学院進学に向けての
面談も行っています。
お問い合わせはお気軽にどうぞ↓

アクセス・お問い合わせ

 


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください