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理科の自由研究は「これ、なんだろう」「スマホで調べてみよう」「もっと詳しく調べよう」でクリアできる!
「自由って言われると、何をやればいいかわからないよ・・・」
夏休みの宿題の定番・自由研究。
自由に、自分の興味のあるものを研究するのですが、
学校では「自由研究のやり方」を一切学ばないまま行うことになります。
宿題は「子ども本人の問題」なのですが、
だからといって「何をしたらいいかわからない」お子さんを放置するのも可哀想ですね・・・。
ここでは、パパ・ママとしてどうアドバイスするか、まとめてみました!
(1)理科の自由研究のやり方の本をお子さんに示す
これ、すごく大切です。
「え、理科の自由研究のヒントが書かれた本なんてあるんだ!」と喜んでもらえるはず。
この本には、自由研究で扱ったらいいテーマと、そのまとめ方が載っていて大変役立ちます。
「ああ、こうやって自由研究をすればいいんだね!」と安心できるはず。
(2)自由研究のテーマになるものを、一緒に話して考える。スマホでちょっと一緒に調べてみる。
自由研究は、子どもの「これって、なんだろう?」という興味関心を引き出すことが肝心です。
決して「宿題だから、やらないといけない」になると辛いです。
だから、「親子で楽しみながらできる」自由研究のテーマをいっしょに考えてあげましょう。
例)「そういえば、星が好きって言っていたね。休みの日、プラネタリウムに行こうか」
「青少年科学館のサイエンスパフォーマーを観に行くと面白いよ。一緒に行こう」
夏のイベント情報は自由研究のヒントの宝庫です。
別に科学的なイベントでなくても構いません。
近所の花火大会に行き、一言こう言ってもいいのです。
「花火って、なんでいろんな色が付いているんだろうね」
「花火って、何メートルくらいあがるのかな」
そして、「ちょっとスマホで調べてみよう」とすかさずスマホを出してみます。
「ああ、こういう理由だったんだ〜。」
「これ、もっと調べると自由研究になるね!」
そうです。
今の時代は「これ、なんだろう?」「スマホで調べてみよう」「もっと詳しく本で探そう」で、自由研究は深まっていくのです。
他にも、100均に行くと「自由研究コーナー」があったりします。
ホームセンターや東急ハンズを回ってみても、アイデアいっぱいです。
回ってみてください。
(3)あとはまとめ方の型どおり、模造紙に書くだけ!
(2)まで調べられましたか?
そうなったら、後は簡単。
「自由研究って、こんな型どおりに書くとキレイにまとまるよ」と言ってあげてください。
自由研究のまとめ方
タイトル「〜〜〜の研究」
(1)研究の動機(きっかけ)・・・なぜ、この研究を行うのか
(2)研究の方法・・・どうやって調べるか(本?実験?)
(3)研究の結果・・・調べてみて、どうだったか
(4)まとめ・気付いたこと・・・この自由研究で学んだこと・気付いたこと
(5)参考文献・・・自由研究の際に参考にした本やインターネットのサイト
例を見てみましょう。
タイトル「花火の研究」
(1)研究の動機・・・花火大会に行って、「花火って、どうやって色をつけているんだろう」と思ったから。ちょっと調べてみると、金属を燃やすとき、色が違うことを知りました。そのため、もっと知りたいと感じたためこの研究を行いました。
(2)研究の方法・・・花火に使われている金属をインターネットなどで調べました。
(3)研究の結果・・・花火にはいろんな金属が使われていました。その材質が、ストロンチウムだと赤い色になります。他には・・・
(4)まとめ・気付いたこと・・・金属が燃えることにまずおどろきました。燃えたときの色の違いが花火のあのキレイな色を作っていたことに気づきました。
(5)参考文献・・・『花火の科学』
模造紙に、ゆっくり丁寧に書いていきます。
これで、だいぶ自由研究っぽくなりますね!
なお、自由研究のこの型、大学の教授の論文の型にも近いのです。
自由研究を一生懸命まとめることは、大学に入ってからの学習にも近いのです。
だからこそ、お子さんを応援しながら進めてあげてください。
ちなみに、花火の実験をほんとうにする場合、下のキットがオススメです。
楽しく花火で遊びながら、実験もできてしまいます。
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