プレゼンの極意を、ジャパネット元社長・髙田明さんに直接質問した話。

今回のポイント
プレゼンのポイントは【間】にある。
場数を踏む中で【間】を学んでいく!

 

ジャパネット元社長 髙田明さんの講演会に行ってきました!

「札幌に、ジャパネットの元社長
髙田明さんがやってくる!!!」

 

テレビショッピングという分野を
一人で切り開いてきた
ジャパネット元社長・髙田明さん

 

あの甲高い声を
覚えていらっしゃる方も多いですよね。

 

「このデジタルカメラが、
なんと2万9,800円!
  金利手数料・送料は
  ジャパネットが全て負担します!」

こういうセリフ、
毎日のようにテレビで流れていたのが
懐かしいですね。

 

 

そんな髙田明さんが
札幌で講演を行う…!

 

プレゼンテーションや説明の
「お手本」として、

密かに髙田明さんの動画を観て勉強していたので
このチャンスを逃したくないと思い、
早速申し込み、
当日を迎えました。

 

 

当日、書き出せばキリがないほどの気付きを
髙田さんから受け取りましたが、

 

 

時間の関係で今回は最後の【質疑応答】の部分だけ。

 

 

直接、髙田さんに質問ができました!!!

90分の講演が終わり、
質疑応答の時間です。

 

 

私、こういう質疑応答の際、
時折出てくる

「ダラダラ自説だけを語る
残念な質問」

死ぬほどキライなんです。

 

だからこそ、
そういうのが出てくる「前」に、
講師が言いたそうな質問をするように
なるべく心がけています。

 

 

そのため、まっさきに手をあげたところ、
運良く1人目の質問者に選ばれました!!!

 

 

せっかくの講演会なので
髙田明さんに直接聞いてみたんですね。

 

「髙田さんにとっての
プレゼンの極意とはなんですか?」

ちょっとこれ、
私に限らず、
おそらく聞いてみたくないですか?

 

 

だから思い切って聞いてみたんです。

 

髙田明さんに聞く、プレゼンの極意。

 

髙田さんは
こう教えてくれました。

 

「たとえば、大事なことを何度も言う、
声を高くすることなんかが
当てはまります。

 

ただ、なんと言っても大事なもの。

それは、

【間(ま)】

です。

 

実際、間の取り方で
売上が5倍変わります。

 

たとえば、
【この商品、2万9800円ですよ】というよりも、

【この商品、(一呼吸置いて小声で)2万9,800円】
というほうが売上も変わるんです。

 

あとは非言語ですね。
伝える時に言葉以外の非言語を使っていくんです。

 

これにはアーティストに学ぶことが大きいですね」

 

ざっとこういう回答でした。

 

「間」だけで売上が5倍変わる!

 

 

「間」が大事、というのは
よく聞きましたが

「間だけで売上が5倍変わる!」

というのが、
すごく腑に落ちる言い方でした。

 

 

印象的だったのは
この「非言語」の説明で
髙田さんがおっしゃっていた次の部分。

 

「指がしゃべり、
目がしゃべる」

能楽師は指一本の動きだけでも
感情を伝えることができます。

 

 

だからこそ、
そういった非言語の部分も
活用していくべきなのですね。

 

 

これは私がプレゼンスキルを教わった先生も
そう言っていました。

 

「フジモトさん、
大事なのは首尾一貫性ですよ!

表情や自分の振る舞いすべてを使って
相手に伝わるように説明していくんです」

 

プレゼンスキルだけで、
「ジャパネットたかた」という
日本を代表する企業を育て上げた
髙田明さん。

 

 

そんな髙田さんの話だからこそ、
とても説得力がありました。

 

今回のポイント

 

今回のポイントです。

 

プレゼンのポイントは【間】にある。
場数を踏む中で【間】を学んでいく!  

 

髙田さんがプレゼンスキルを身に着けた、16年の修行期間

 

では、このプレゼンスキルや【間】を、
髙田さんはどうやって身につけたのでしょうか?

 

 

なんと、これは
16年間もの「修行」に
あるようなのです。

 

 

 

髙田さんはテレビショッピングという
華々しく見える業界にいらっしゃいましたが、

 

原点は41歳まで16年間まいにち続けた
【宴会まわり】にあるそうです。

 

 

もともと、髙田さんは
実家のカメラ屋に就職した際、
写真の売上を増やすため、
写真の営業を続けていました。

 

 

何をするかと言うと、
毎日ホテルの宴会場を周り、
片っ端から笑顔の写真を撮っていったそうです。

夜の宴会で写真を撮り、
職場に戻って夜の間に現像します。

 

それをホテルに持ち込み、
宴会で撮った写真を
朝販売するんです。

 

 

 

1枚500円。

 

 

これを買ってもらうためには

 

「ふつうの表情」ではなく
「最高の笑顔」を撮らないと
いけないことを
実感したそうです。

 

 

そのため、
人から笑顔を引き出す
写真の声掛けを日々練習していきました。

 

 

 

そこで【間】の取り方なども
経験から磨いていかれたのでしょう。

 

 

それだけでなく、
泊まっているお客の出身地や職業によって
売り方・話し方を変えていくべきことを
日々実践の中で学んでいったのです。

 

 

実際、ホテルには
各地域から泊まりに来た人達がいるので、

同じホテルの宴会場に通い続けることが
結果的に全国の人たちの考え方(市場)を
知る機会となりました。

 

 

 

…よく考えれば、
1日に2回、
同じホテルに往復するわけです。

 

 

これを16年間まいにち
繰り返す。

 

 

イヤでもプレゼンスキル、
上達していきますよね!

 

 

この16年の地道な取り組みを
「楽しく」やり抜いたからこそ、

いざテレビショッピングを始めた際に
役立ったのですね。

 

いままで16年間
泥臭くまいにち続けてきたことが、
ラジオなりテレビなりで話をする際に
役立つことになったのです。

 

今やっていることをひたすら一生懸命にやり抜く!

 

だからこそ、

 

今やっていることを、
ひたすら一生懸命にやりぬく!

今を大事にする先に、
自分の未来がある!

そう信じて、
泥臭い努力を継続する!

 

 

究極的に今回の講演会をまとめると、

【泥臭くやり続けることが道を開く。
専門を極めると多様性も広まる!】

 

…なんじゃないかと
密かに思いました。

 

 

このメッセージ、
私も実践したいと思います!

 

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いつか何かの役に立つと信じて続けます!)

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ではまた!

 

 


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