「そもそも」を使うだけで、内容が深くなる!議論にも強くなる!

今日のポイント
文章を深めるには「そもそも」を書け!
それが0ベース思考の近道!

 

自分が書いた文章。
読んでみると、なぜか説得力がない。

そんなこと、ありませんか?

 

自分では一生懸命書いたつもりなのに、
なぜか「浅い内容」になってしまう。

 

こういうこと、
意外に多くあります。

 

 

 

企画書もそうです。

「なぜ、この企画をするのか」
は明確に書いてあります。

また、
「企画の狙い」
も書いてあります。

「ターゲット層」
も書いています。

 

でも、なぜか浅い内容に見えてしまう。

 

 

これでは企画書のレベルが
低く見えてしまいます。

自分がせっかく書いた書類なのに
ボツになってしまうかもしれません。

 

 

 

「浅い内容」に見える文章には
【ある言葉】が欠けていることが多いです。

 

この【ある言葉】を追加させるだけで
急に内容が深くなります。

 

 

さらには上司から
「きちんと考えているね!」
と言われるようになります。

 

 

そんな魔法の【ある言葉】、
知りたくないでしょうか?

魔法の言葉、
それは【そもそも】です。

 

 

よく「そもそも論」という
言い方をしますが、
その「そもそも」です。

 

 

 

例えば、あなたが会社の新規事業の
企画書を書くよう依頼されたとしましょう。

 

企画書の概要を作り、
内容も書き、
ターゲット層を書いてきたわけです。

企画書のはじめの方に
「そもそも」という言葉を
ぜひ入れてみてください。

「そもそも、本新規事業は
当社の営業力を
B to Bだけでなく
B to Cにも広めていくために行なうものです」

「そもそも本企画書は
新規事業のスタートアップのための
たたき台として出すものです」

 

「そもそも」という言葉を使うと、
「根本から考え直す」ことができます。

企画の持つ意義や本来の目的を
確認することができるんです。

 

 

テレビの会社ドラマには
イヤミな上司が必ず出てきます。

 

彼らの口癖は
「そもそも」です。

 

 

「そもそも、この企画、
何のためにやるんだよ?」

「そもそも、
この事業の意味、分かってんの?」

 

大体はこんなセリフを言います。

主人公たちがこのセリフを聞かされ、
憤るシーンが必ず出てくるもんです。

 

 

「そもそも」というのは
他人から言われるとカチンと来る言葉です。

 

 

それは、議論を土台から否定する
言葉だからです。

「ちゃぶ台返し言葉」とでも言いましょうか。

 

 

でも、自分から「そもそも」と言えば
話は180度変わります。

 

自分から「そもそも」と言うと
「深く考えている」証拠として
見てもらえるのです。

 

 

それに、
仮にイヤミな上司がいても、
すでに企画書に「そもそも」と書いてあるなら
自分から「そもそも」を言えなくなるのです。

イヤミ上司
「そもそも、この企画って
何のためにやるんだよ?」

主人公
「あ、それは企画書の1ページをご覧ください。
ここに記載しましたように…」

 

上司の出す「そもそも」論を
サッと避けることが可能となるのです。

 

「そもそも」を自分から言うと、
深みが出るだけでなく、
上司の批判にも強くなるのです。

 

 

「そもそも」から考える発想は
0ベース思考と呼ばれるものです。

 

 

0ベース思考とは、
ものごとを0から、
つまり本質から捉え直す
ことです。

 

これは斬新なアイデアや
画期的な商品サービスを考えるのに
欠かせない発想です。

 

 

ビジネスパーソンの間でも、
注目されている言葉です。

 

0ベース思考は
仕事のアイデア出しに欠かせません。

たとえば、企画書を作るなら
「そもそも、なぜ新企画が必要とされるのか」
「そもそも、これはウチが必ずやらないといけないものなのか?
 他の道はないのか?」
を捉え直すことです。

 

 

このことで斬新なアイデアが
湧いてくるようになるのです。

 

これが0ベース思考です。

「そもそも」という言い方を
自分で行うことで
無意識で0ベース思考をすることができるのです。

 

さあ、いかがでしたでしょうか?

他人から、特に上司から
「そもそも」と言われるのはツライですね。

 

でも、自分から
「そもそも」という言葉を使うようにすると
アイデアがより深く湧いてくることを見てきました。

ぜひあなたも「そもそも」を
使ってみてくださいね!

ではまた!


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