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確実に大学院に合格するには併願あるのみ!
社会人として大学院進学を目指す方にとって、大学院入試は大きな壁となります。
社会人の場合、現役学生と違い時間を取りづらいところがあり、ほぼぶっつけ本番で筆記試験や面接試験に臨んでしまうこともありえます。
(そうならないように、1対1大学院合格塾では受験のサポートを行っています)
社会人は現役学生に比べて試験本番の機会が少ないため、試験本番に慣れるチャンスが限られています。
そこで、おすすめしたいのが「併願作戦」です。
これは複数の大学院に出願することで試験慣れをするほか、大学院入試全体の合格率を高める合格の可能性を最大化する戦略です。
社会人こそ併願作戦を!
社会人は、現役の学生に比べて試験を受ける機会が少ないです。
そのため面接や小論文に対して緊張しやすい傾向があります。
また、大学院入試の面接は転職試験・就職試験とは大きく異なっています。
そのためいきなり本命の大学院の試験に挑んだ場合、緊張してしまってしどろもどろになり、実力を発揮できないことが多いのです。
そのため、可能であればあらかじめ複数の大学院を受験し、本番慣れしておくことが理にかなっているのです。
併願をすることで、面接での受け答えや小論文の書き方を改善しながら、本命の試験に挑むことができます。
特に面接試験では複数の大学院で同じような質問が聞かれるケースが極めて多いという特徴があります。
実際に試験を受けることで自分の課題を把握し、次の試験で改善するチャンスを得られるのです。
併願時の注意点!併願の事実は正直に伝える!
併願する際、よく聞かれる質問があります。
それは面接で「併願している大学院はありますか?」と聞かれたとき、どう答えるのが正解か、というご質問です。
結論的にいいますと、こういう場合は正直に答えることが重要です。
なぜなら、併願した大学院の教員同士 交流が存在していることが多いからです。
併願する場合、たいていは同じ専門分野の大学院を受けているはずです。
MBAスクールや看護大学院を複数受けるケースも多いのです。
同じ専門分野の場合、大学院の教員同士のつながりも密です。
実際、違う大学院の教員であっても学会や研究交流で繋がっている場合も多いのです。
人間関係がある以上、「私は併願していません」と嘘をついてしまった場合、あとで問題が起きることもあるのです。
なので、嘘をついて信頼を損ねるリスクを回避するため、正直に答えたほうがいいのです。
実際の答え方
実際の答え方としては、例えば、「私は〇〇大学大学院と併願しています」と正直に伝えることで、誠実さが評価されることが多いです。
その上で、第一志望の大学院には「◯◯大学大学院と併願していますが、貴学が第一志望です」と伝えるのもいいでしょう。
間違っても、併願先全てで「貴学が第一志望です」と嘘を言わないようにしましょう・・・!
「なぜ併願しているのですか?」の答え方
場合によっては、面接試験のなかで「なぜ併願しているのですか?」と質問されることもあるでしょう。
この時も、理由を明快に説明することが大切です。
単に「受かる確率を増やしたいからです」と答えるのではなく、研究に対する強い意欲を示しましょう。
具体的には、「この分野の研究を絶対に進めたいという強い思いがあり、様々な大学院で可能性を広げています」と伝えるのが効果的です。
「自分の職場と家庭の都合で、来年度大学院に入学するのがベストであると考えています。
そのため、来年度に大学院に入って研究を着実に進めるため、複数の大学院に併願しています」
こういってお話するのもいいでしょう。
研究の機会を確実に掴もうとしていることをアピールすることで、あなたの真剣さが伝わります。
併願のメリットを最大限に活かす
併願することで、試験の経験を積むだけでなく、面接での自己アピール力や小論文の質も向上します。
また、複数の大学院に合格した場合には、どの大学院で学ぶのが最適かをじっくり選ぶことができるというメリットもあります。
社会人としての限られた時間の中で最適な選択肢を見つけるために、併願作戦は大きな力となります。
両方に受かったら?!誠実に辞退の連絡を!
もし併願先の大学院に複数合格した場合、どうしたらいいのでしょうか?
その場合、じっくり考えたうえで早めに入学辞退の連絡をするのがベストです。
大学院の事務局には「一身上の都合により入学を辞退します」という文言で連絡しても構いませんが、すでに研究室訪問をした教員がいる場合、それだけでは不十分です。
場合によっては複数合格した事実を伝えた上で「自分としては通学のしやすさなどから◯◯大学院への進学を検討しています」という内容や「わざわざ進学の相談に乗っていただいたにもかかわらず申しわかりません」という内容を伝えておくほうがいいでしょう。
先述の通り、大学教員同士のつながりが密であるケースも多いのでなるべく不義理をしない伝え方をするのをおすすめします!
どうせなら「不義理しないために併願しないほうがいいのでは?」と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、私は併願するのは受験生の権利であると考えています。
大学院は1校ごとに相性があるため、1校だけを受けて自分に最適な場所を見つけられる可能性は必ずしもありません。
併願し選択可能にしたほうが自分に合った大学院に出会える可能性が上がるのです。
まとめ:併願は進学成功のカギ
社会人が大学院進学を成功させるためには、併願作戦が非常に有効です。
本番慣れをして自分の実力を発揮しやすくするためにも、ぜひ併願を検討してみてください。
その際、正直さと研究に対する熱意を持って面接に挑むことで、信頼を得て合格への道を切り開くことができるでしょう。
大学院進学への道を確実にするために、併願作戦を活用してみましょう!
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大学院に合格したいなら、併願作戦をおすすめします!社会人は試験本番に慣れる機会が少ないため、複数の大学院に出願して本番経験を積み、合格率をアップしましょう。面接で「併願している大学院はありますか?」と聞かれた際には正直に答え、「この分野の研究を進めたい強い思いがあり、可能性を広げるために併願しています」と伝えるのがポイントです!