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公立高校入学試験の過去問を見ると、作文の力の必要性が見えてくる
高校入試にも、作文力が必要だ。
高校入試というと、ただ「出ている問題への答えを書けばいい」、という印象があります。
例えば「本能寺の変が起きたのは西暦何年?」というように
覚えたことをそのまま答える、というイメージがあるようです。
でも、過去問を見ると、決してそうではないことがわかります。
手紙や文章を「まとめる」力、「書く」力が出題されているのです。
そう、入試にも「作文力」がひつようなんです。
北海道公立高校入試問題を見てみましょう
平成25年度の公立高校入試問題 国語の「学校裁量問題」を見てみましょう。
学校裁量問題とは、高校ごとに出題する・しないを決められる問題のことです。
問題
次はある中学校で開かれる学校発表会のチラシ(A)と、生徒が書いた保護者への案内文(B)です。
これを読んで、(1)・(2)に答えなさい。
(1) (B)の案内文の原稿の――線「皆様によい……お越しください」は、「毎日練習していますが」と「ぜひお越しください」との言葉の関係が不適切です。この文の内容を変えないように、「していますが」の部分を適切に書き直しなさい。
(2) (A)のチラシの内容をもとに、(B)の( )に入る表現を考えて、一文で書きなさい。
さあ、これで問題は以上です。
いかがでしたでしょうか?
まずは答えを見てみましょう。
答え合わせ
(1)していますので
(2)ビデオ撮影はできますが、ご飲食はできません(のでよろしくお願いします)
☆ ( )は無くても可。
国語の入試にも、作文力が必要だ。
いかがでしたでしょうか?
わりとカンタンな問題でしたね。
ただ、考えていただきたいのは「緊張している中学3年生」がこれを解くということです。
一度もこういった問題をやったことがない中3生が、スラスラ解けるでしょうか?
落ち着いて解くためには、練習が必要ですね。
国語の入試問題というと、「文章の読み取り」や「漢字」が出る、というイメージを持つ人が多いようです。
実は、今回出題したような「きちんとした文章を書く」という出題もあるんです。
これは作文力を見る問題、と言ってもいいでしょう。
公立高校入試にも、作文力を見る問題が出題されているんです。
でも、世の中の塾でも学校でも、「作文力」についてはキチンと教えてくれません。
この「作文力」を問う問題は、
単に塾や学校で「国語の読み取り問題」を解く中では学べない力が必要です。
もし授業で扱っている場所があったとしても、一斉に大勢を対象に教えています。
一人ひとりが書いた内容をきちんと見る余裕があるでしょうか?
だからこそ、「作文力」を少人数で学べる塾が必要になってくるのです。
「作文力」は学校でますます必要になってくる!
実はこういった「自分で文章にする力」「書く力」は、今後の学校でも大きく評価されるようになってきます。
この前の学習指導要領改訂により、アクティブ・ラーニング型の授業が実施されるようになりました。
これまでの「授業を聞いて、ただ覚える」教育とは全く違います。
アクティブ・ラーニングとは、「子どもたち自身が調べ、まとめ、議論し、発表する」教育に切り替えていくのです。
調べたり、まとめたりする際に必要な力こそ、「作文力」力なのです。
作文教室ゆうでの学びはアクティブ・ラーニング型の教育にも対応しているのです。
この「作文力」力って、そんなすぐには効果が出ないものです。
ですが続ける中でじわじわ、力がついてきます。
そしてアクティブ・ラーニング型の授業もこれから少しずつ増えてきます。
作文教室ゆうで学んだ力が現れてくる頃、学校でも多く扱われるようになるのです。
授業でアクティブ・ラーニング型の教育が増える以上、今後「作文力」を問う出題も増えていくはずです。
このような問題を練習するには作文塾に行く必要があるのです。
作文教室ゆうは作文を基礎から、分かりやすく、楽しく、少人数で指導しています。
体験授業は随時実施中です。
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