箱館奉行所で気づいた【日記】の重要性とは?

今日のポイント
日記を書いて、
未来の自分と対話をしよう!

 

ゴールデンウィークです。

あなたはいかがお過ごしですか?

 

 

5/3から、私は函館に来ています。

函館まで渋滞の中クルマで突っ切って行ってきました。

 

5/4は五稜郭(ごりょうかく)に行ってきました!

 

桜がホントにキレイです。
お花見客もいました。

 

五稜郭を上から見ることのできる
【五稜郭タワー】があまりに人いっぱいなので
五稜郭公園内を散策することにしたのです。

 

 

五稜郭の中には
「箱館奉行所」の復元展示がありました。

この「箱館奉行所」。

 

幕末〜明治初期のわずかな期間のみ活用されました。

 

1854年の日米和親条約から、
函館(当時は箱館)で海外貿易が
スタートすることになりました。

そうなると、
貿易や人の行き来の際の
手続きを行なう必要が出てきます。

 

そのために「箱館奉行所」が
作られたのです。

木造建築の美しい建物です。

 

 

この箱館奉行所は、
「箱館戦争」の後、
取り壊しの憂き目にあいます。

 

戊辰戦争から続く
旧幕府軍による抵抗の
最後の場面が「箱館戦争」です。

 

榎本武揚(えのもと・たけあき)や
土方歳三(ひじかた・としぞう)率いる旧幕府軍と、
明治新政府軍との戦争です。

あえなく旧幕府軍の敗北とともに
箱館奉行所も取り壊されることになってしまいました。

 

 

それから140年後。

2010年に
復元されました。

 

 

復元された建物は
ほんとうに綺麗です。

記録を元に、
当時使われた技術を用いながら
復興させたのです。

 

当時の歴史の展示を見つつ
回っていきました。

歴史好きの私としては
テンションの上がるひとときでした!

(歴史教員でもありますし)

 

展示の中に「日記の記述」がありました。

最後の箱館奉行である
杉浦梅潭(すぎうら・ばいたん)
日常を細かく書き記した展示です。

 

 

 

杉浦自身が「日記好き」であり、
克明に記録をしていました。

 

 

「誰と会って、何をした」
「自分はどう考えた」
「この仕事を、こういう手順で終えた」

箱館奉行としての着任時から
明治新政府へ引き渡すところまで
日記に記しているのです。

 

実は現在の幕末の歴史においても
この杉浦の日記は大きな役割を果たしています。

 

実際に、その時代に生きた人が
どんな思いで生きていたのか。

何をしようといていたのか。

ふだん何を考えていたのか。

 

日記を通して
知ることが出来ます。

 

 

日記を書いていたからこそ
わかった「事実」もあるのです。

 

「杉浦の日記のお陰で、
いまこうやって当時のことがわかるんだな…」

ちょっと感慨深くなりました。

 

日記を書いていると、
後々他の人が読んだ時に
役立つことがあるのです。

 

 

ちなみに、
これは日記を他の人が読むときばかりに
役立つわけではありません。

 

自分自身でも役立ちます。

 

昔、自分はどんな思いで仕事をしていたのか。

どんなことを考えていたのか。

 

日記を読み返すことで気づくことが出来ます。

 

言ってみれば、
日記を書くことは
未来の自分との対話を可能とさせてくれるのです。

 

未来の自分と対話をすると、
いまの辛い状況も、
将来の自分は

「こんなこともあったな〜」

と気付けることもあります。

 

また楽しい思い出を書いておくと、

「あれは本当に楽しかったな〜」

と幸せな気分に浸ることができるのです。

 

 

私は毎日こうやってブログやメルマガを
書いています。

ブログやメルマガは
私にとっての公開の「日記」でもあります。

 

 

たまに読み返すと、
多くの発見があります。

「ああ、この時こう考えていたんだ」
「こんな大変さがあったんだな」

自分の日記を読むことで、
自分の発見が多くなるのです。

 

「最後の箱館奉行」である杉浦のものとは
レベルが違いますが、
自分の書く日記も、
未来の自分との対話を可能とさせてくれるのです。

 

このブログ&メルマガも、
1年半以上連続で続いています。

続けると、
杉浦のように
「歴史に残る」ものとなるかもしれません。

 

箱館奉行所の見学は、
日記を続けることの意義を知る
ひとときとなりました。

 

 

そんなわけで、
ぜひあなたも、
自分の日常を日記に書いてみてはいかがでしょうか?

 

 

未来の自分との対話を
楽しめるといいですね!

 

 

春の五稜郭。
桜がきれいでした!

ちょっとしたお花見気分でした!

ではまた!


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