ダラダラ続く、ムダな会議も解消!
フレームワークを使って
ラクに・はやく・正確に仕事する方法とは?
突然ですが、
あなたの会社で
「札幌キャンディー」という
ダサい名称のキャンディーを
販売しているとしましょう。
順調に売上を伸ばしていたのですが、
昨年の7月から急遽売上が落ち込み、
このままだと赤字が必死です。
さあ、こういう場合、どうしますか?
たぶん、
こんな内容を会議するんじゃないでしょうか?
「やっぱり、名称がダサいのが良くないですよ!」
「その名称、社長が決めたから
勝手に変えれないですよ…」「そもそも、お客に飽きられているんじゃない?
もう製造して10年間、
一度もデザインを変えていないし」
「いや、デザインは問題じゃないと思うんだ」
「そうそう、有名なデザイナーに頼んだわけだし」「そうだ、きっと、観光客が減ったからだ!」
「でもこの前の新聞だと、
観光客が増えている、って書いてあったよ」
…いかがでしょうか?
「売上が下がった原因」っぽいことを
たくさんあげていますが、
どれもあいまいです。
こんな調子で何時間議論しても、
結局何が問題か、分からないままです。
会社の中でこういうことって、
ありませんか?
原因を追求する会議なのに、
何もわからない会議。
何から話し合ったらいいか、
サッパリ分からない会議。
けっこう有りますよね。
そして何も決まらないまま、
何もわからないまま、
ただ時間だけが過ぎていくのです。
これ、ツライですよね。
こんな調子で
会議を開いても、
意味がありません。
では、どうしたら良いでしょうか?
その際に役立つのが
【フレームワーク】です。
フレームワークとは
何でしょう?
フレームワークとは
「思考の枠組み」です。
どのように物事を考えていけばいいかを
教えてくれるのがフレームワークなのです。
「フレームワーク?
なんか聞いたことあるんだけど…」
そういう方も多いですよね。
実際、多くのビジネス書にも
フレームワークについて解説されています。
でも。
イマイチ「どう使ったらいいか」
「何を使えばいいか」
教えてくれる本は少ないです。
同様に、教えてくれる研修も少ないのです
(特に札幌では)。
フレームワークを
使うようになるだけで
あなたの負担は大きく減ります。
結論を出すのが速くなります。
どう物事を考えればいいか、
迷わなくなります。
結果的に、フレームワークを使うだけで
仕事が超・効率化するのです!
ためしに、
先程の「札幌キャンディー」の
例を考えてみましょう。
使うフレームワークは
【3C】です。
【3C】は
会社の「外」の様子を分析したり、
商品・サービスを検討したりする際に
役立つフレームワークです。
【3C】は次の3つの要素を
意味します。
②競合 competitor: ③顧客 customer: さあ、【3C】の内訳、 先程は「札幌キャンディー」の売上が 今回は「札幌キャンディー」の売上が ①自社・②競合・③顧客の3つの視点から やってみましょう。 「札幌キャンディーの売上が7月から 「う〜ん、そういえば去年の6月、 「佐藤さんは札幌キャンディーの営業もしてましたね。 「あと昨年9月に〈残業禁止令〉が出たのが (・・・) 「じゃあ、②競合を見ていくよ。 「そうですね〜、A社が (・・・) 「最後に③顧客についてはどうかな?」 「いま、甘いお菓子って ・・・いかがでしたでしょうか? 先程より、 【3C】というフレームワークを使うことで、 あとはここで出た要因を …実はこれ、すっごく大事なことです。 多くの会社では たとえば、 これが分かったのなら、 やみくもに、 (ほとんどの会社は そうではなく、 確実に実行できるプランを立て、 決して、社員に「もっと頑張れ!」というのが ・・・ さあ、いかがでしたか? フレームワークって、 実はこの内容、 その講座とは、 講座では【3C】以外にも おかげ様で、受講者の方にも ぜひここでお伝えしたフレームワークの発想を フレームワークを活用して、 ではまた!
自分の会社・自分の部署・自分自身について
競争相手・ライバルについて
お客様について
確認できましたか?
下がった理由を
「適当に」話し合っていました。
下がった理由を
【3C】に当てはめて話し合ってみましょう。
原因を話し合ってみるのです。
下がった理由について、
まず①自社という点から考えてみましょう。
昨年7月以来、うちの会社で何かあったかな?」
営業の佐藤さんが退職したんだよね。
佐藤さんって超ベテランだったんだけど、
後任にあたる伊藤さんが、
〈佐藤さんってば、俺に何も引き継がずに勝手にやめた〉
ってグチってたよ」
じゃあ、引き継ぎ不足が原因かな?」
大きな変化じゃないですか?
札幌キャンディーって、手間がかかる商品なので
残業をしないために販売する手間を省きはじめたんじゃ?」
昨年から他社に何か変化、あったかな?」
北海道キャンディーっていうアメを出したのが
昨年の秋頃なのでこれに
お客を持っていかれたんじゃないですか?」
健康の観点から人気がないみたいです。
うちの札幌キャンディーって
甘みが強すぎるので、
ヘルシー志向のお客から選ばれていないんじゃないでしょうか?」
原因究明に近づけているように
見えますね!
話し合いが進みやすくなりました。
片っ端から検討し、
「対応策」を決めていけばいいのです。
話し合いで「原因」を究明するだけで
終わりがちです。
札幌キャンディーの売上が下がった原因として
「札幌キャンディーは手間がかかる商品なので
残業をしないために社員が販売する手間を省きはじめたこと」
があげられたとしましょう。
この状況を改善するための「対応策」を
考え、実行することが必要です。
「販売する手間を省くな!」
と注意しても、結局は何も変わりません。
「もっと頑張れ!」といって終わりなのです)
「手間がかからないようにするにはどうしたら良いか」
考えたり、
「人員が足りていないから専門のアルバイトを雇う」
ことを決めたりすることが必要です。
実行するところまで取り組む必要があるのです。
対応策ではないのです。
役立ちそうですよね!
2/10(土)の講座で
お話しました。
【フレームワークでラクに・はやく・正確な文章を書く技術】
講座のことです。
多くの役立つフレームワークをお伝えしています。
好評でした!
活かしていっていただければ、と思っています。
仕事の成果をぜひ上げていってみてください!
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