バカ売れキャッチコピーの4つの秘訣セミナー、開催!
10/15(日)、
Webライター・小川晃司さんによる講座
【バカ売れキャッチコピーの4つの秘訣セミナー】
が開催されました!(@エルプラザ)
☆小川晃司さんのブログはこちら。
http://koji-ogawa.com/
私・藤本は
司会として参加しました。
参加者の方からも
「自分の事業をブログに書く際、
今日の内容を使えると思います!いい内容でした!」
という感想をいただくことができました。
ふだん、私は一人で講座を行うことが多いです。
そのため、
小川さんと一緒に行う今回の講座、
いつもと違う新鮮さがありました。
「司会進行」という立場をいいことに(?)、
講座の内容も学ばせてもらいました。
キャッチコピーのポイントは【誰に向けて書くか】
小川さんは、
「キャッチコピーのポイントは、
【誰に向けて書くか】、です」
と言っていました。
読み手を惹きつけるキャッチコピー。
チラシやブログを作る人はぜひ
書けるようになりたいですよね。
そんなとき、大部分の人は
「みんな」に向けてキャッチコピーを書いてしまうのです。
たとえば、
ラーメン屋を紹介する記事を書くとしましょう。
ほとんどの人は
「安くておいしい。ボリュームがある」
などと書きます。
これは
「みんな」に対して書いた例です。
「安くておいしい。ボリュームがある」
と聞いて、あなたはこのラーメン屋、
行きたいでしょうか?
なんかあんまり、
その店「らしさ」が伝わってきませんね。
ほかのお店と違いがない気がします。
なぜそう感じるのでしょう?
それは、
誰に向けて書くか、
不明確だからです。
先程のラーメン屋の例に戻りましょう。
「安くておいしい。ボリュームがある」
この文章は、
若い人からお年寄りまで、
「みんな」を対象にしています。
「みんな」に向けて書くので
誰も自分のことだと思ってくれないのです。
例えば、駅前で
「誰か助けて!」
と言ったします。
たぶん、大部分の人は無視するんじゃないでしょうか。
でも、
「そこでいまスマホで調べ物をしていらっしゃる
スーツを着たあなた、助けてください」
と言われたら、思わず相手の方を見てしまいませんか。
自分がスーツを着ていたらなおさらです。
なぜ相手の方を見るかというと、
内容が具体的だからです。
おまけに「誰に」向けていっているかが
分かりやすいからです。
では、先程のラーメン屋のキャッチコピーを、
プロのコピーライターが書くとしましょう。
プロのコピーライターは
まず、文章を「誰に」読んでもらうかを決めるのです。
しかも明確に、です。
こんな感じで決めます。
「対象とするお客は、
札幌駅を毎日利用している、
30歳の男性サラリーマン。会社は札幌駅前で、
あくせくと仕事に追われている。会社では部下の指導だけでなく
自身のノルマにも追われている。心身をすり減らしがちだからこそ、
体力をつけるためにラーメン屋に
週1回は行っている。ストレスが発散できる趣味を見つけようとしている」
どうでしょう?
どんな人か、なんとなく見えてきませんか?
あなたの知り合いにもいらっしゃるかもしれませんね。
プロのコピーライターは
まずここまで(あるいはそれ以上)読んでもらう相手を
明確にします。
明確にするからこそ、
この人に届くキャッチコピーを書くことができるのです。
たとえば、
先程の「30歳男性サラリーマン」への
キャッチコピーを書いてみましょう。
「ストレスもスッキリする!
札幌駅徒歩5分にある激辛ラーメン屋」「サラリーマンは体力勝負!
キメたいときのスタミナラーメン」「たまにはガツンとくる1杯、いかがですか」
…ざっと書いてみました。
はじめの
「安くておいしい。ボリュームがある」
というダメキャッチコピーに比べ、
インパクトが強くないでしょうか?
ハッキリと書きたい内容が
まとめられていますね!
具体的だと、響く!
さて、不思議なのはここからです。
先程、「30歳男性サラリーマン」に向けた
3本のキャッチコピーを書きました。
もしあなたが「30歳男性サラリーマン」でなくても、
ちょっと食べたいと思いませんでしたか?
少なくとも
「安くておいしい。ボリュームがある」
よりも「食べてみたい!」気持ちが高まったはずですよね。
これが「誰に書くか」明確にする
効果なのです。
結果的には、
もともと対象にしていた「30歳男性サラリーマン」
以外の人にも響くキャッチコピーになるのです。
ドラッカーに学ぶ「体系的廃棄」
実はこのポイント、
ドラッカーにも通じます。
ドラッカーは
「体系的廃棄」を主張します
(『明日を支配するもの』)
「体系的廃棄」とは、
会社の中でもう売上が伸びなくなったもの・
貢献できなくなったものを思い切って
「切り捨てる」(廃棄する)ということです。
このことにより、
いまいちばん力をいれるべきことに
全力を注げると主張するのです。
キャッチコピーづくりも全く同じです。
「誰に向けて書くか」を決めることは、
「体系的廃棄」でもあります。
「みんな」ではなく、
キャッチコピーを書く相手を明確に決めることは、
それ以外の人を「切り捨てる」ことにもなるからです。
この「体系的廃棄」をせずに
「みんな」に向かって書いてしまうと、
誰にも響かない物になってしまうのです。
無駄なことばかり書いてしまうのです。
だからこそ、
【誰に向けて書くか】を
ぜひ明確にしていくことが大事です。
小川さんの講座では
これ以外にもたくさん
「今日から使える!」キャッチコピーのワザが
あふれていました。
司会で参加した私も、
「これ、すごく役立つ!」というワザを
学ばせてもらい、感謝しています。
参加者のうち、
希望される方と記念撮影も行いましたよ〜。
10/15の講座に
参加できなかった方もいらっしゃいますね。
実はいま、小川さんと一緒に
「スキメシライティングClub」という
会員制サイトを作っているところです。
この会員制サイトでは、
・ライティング力(書く力)
・マーケティング力
・起業をするためのポイント
など、
「スキなことでメシを食うために
身につけておきたい力」
「会社で役立つ書く力」を高められる
コンテンツを提供します!
しかも、動画コンテンツが多数あるので、
通勤・通学時にもスマホで気軽に学ぶことができます。
今回の講座【バカ売れキャッチコピーの4つの秘訣】も
動画コンテンツにて配信予定なので
楽しみにしていてください!
サービス開始は12月ですが、
先行申し込みも可能です。
お気軽に作文教室ゆうに
お問い合わせください。
ではまた!
http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/asc
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