よくわからない「ブロックチェーン」に「フィンテック」。一度本で読んでみては?

 

日経にはいつもフィンテックの記事が

 

こんにちは、
文章アドバイザーの
藤本研一です。

 

いまの日本経済新聞には
毎日のようにフィンテック関連記事が
掲載されています。

 

ビットコインや仮想通貨について、
ニュースでもよく流れていますね!

 

 

 

フィンテックとは?

 

 

よく聞く「フィンテック」という言葉。

 

どんな意味か
ご存知でしょうか?

 

 

フィンテックというのは、
金融(ファイナンス)と
技術(テクノロジー)を混ぜた言葉です。

要は
モバイル決済や
電子マネーのほか、
最近話題のビットコインなど仮想通貨など、
今までは存在しなかった経済サービスのことを指します。

 

「スイカ」「イコカ」「サピカ」も、
「フィンテック」のあらわれでもあるのです。

 

 

 

ネット技術の発展によって、
いままでコストが高くて出来なかったこと・
いままで不可能だったことが
できるようになりました。

 

それがフィンテックの
すごさです。

 

 

仮想通貨もそうですし、
フィンテックを支えるブロックチェーンについても
報道が多いです。

でも、この技術、
いまいち「どんなことかわからない」
人も多いのではないでしょうか。

 

 

そんなとき、どうしてます?

 

 

私はまず本屋に行きます。

 

そして、専門書をまず買い込むのです。

 

 

知らないことを知るには、
本が一番早いし、正確なのです。

 

「なんとなくよくわからない」ことについては
本をまず買うことをオススメします!

 

 

フィンテックについて知るため、
私が買ったのが
『ブロックチェーン革命』という本です。

 

 

野口悠紀雄さんの
『ブロックチェーン革命』は
フィンテックの今後だけでなく、

今後の社会全体の変化を知るのに
役立ちます。

 

ブロックチェーン技術が
何を変えるのか。

その先には何があるのか。

 

 

ばっちり描かれています。

 

 

野口悠紀雄さんの主張は、
【フィンテックどうこうよりも、
ブロックチェーンの技術は社会を革命的に変える!】
というものです。

 

「ブロックチェーン技術が引き起こす社会変動は
あまりに根源的なものであるため、
全体像をつかみにくい」(21)

 

だからこそ、
この本で一度ブロックチェーン技術について
知ることが重要なのです。

 

ブロックチェーンとは、
「電子的な情報を記録する新しい仕組み」(21)。

 

そのブロックチェーンの特徴は2つあります。

 

「第1は、管理者が存在せず、
自主的に集まったコンピューターが
運営しているにもかかわらず、
行っている事業が信頼できることだ。

第2は、そこに記された記録が改竄できないことである」(21)

 

どういうことかというと、
ブロックチェーンは
「信頼度が高く、改竄できないデータの集合」
ということです。

 

仮想通貨においてブロックチェーンは
「このお金はいついくらで売買されたか」
「いまは誰が所有しているか」
「これまで所有者がどう変わったか」
を記録するために用いられます。

 

要はお金に「ヒモ付け」できる、
ということです。

 

 

あなたの手元の1000円札を見てください。

あなたの手元に来るまでに
誰が持っていたか、書いてありますか?

 

この1000円で誰が何を買ったか、
書かれていますか?

 

…書いていませんよね。

 

 

でも仮想通貨には
これらが記録されるんです。

 

もちろん、どこまで見ることができるかは
目的次第です。

 

単に所有するだけだと見れない項目も多いです。

 

 

けれど、大事なのは
「何かあったら全記録を確認することが可能」
ということ。

 

犯罪に使われたお金かそうでないかも
記録を参照したらわかるようになるのです。

 

 

 

このように、
普通のお金にはないデータを
記録できるのがブロックチェーン技術です。

 

「信頼度が高く、改竄できないデータの集合」
というブロックチェーン技術を、
お金の流れの中で活用しているのです。

ブロックチェーンが履歴書になる!

 

仮想通貨でよく用いられている
「ブロックチェーン」技術ですが、
実はそれ以外にも活用可能なのです。

 

その1つが
履歴書です。

 

個人的には不正ができないこのブロックチェーンが、
将来「履歴書」代わりになる、
という指摘です。

 

Recruit Technologiesとascribeは、
個人の経歴をブロックチェーンに記録する
プロジェクトの計画を
2016年4月には始めた。
職歴や公的資格証明書などを記録する。

経歴詐称は多い。
また、海外の記録の場合には誤訳されたりする。
正しい記録に対する需要は、
HR(human resources:人的資本)の分野で大きいと考えられる。
こうしたサービスが進めば、
人的資源の流動化には大きく寄与するだろう。

なお、医療のシステムもそうだが、
学習や資格のデータが蓄積されていくには時間がかかる。
だから、これまで述べたシステムに直ちに
効果を期待するわけにはいかない。
しかし、未来の社会を構築するインフラストラクチャーになるだろう。
(214-215)

 

要は、今後の履歴書は
「ブロックチェーン」になる、ということです。

 

これまでの自分の学歴や職歴が、
ブロックチェーンに記録されるのです。

相手先企業に自分の学歴ブロックチェーンを送れば、
絶対に不正もできませんし、
これまでの職歴のすべてが見れるようになります。

 

この未来が理想的かそうでないかは意見が別れます。
ですが、「こういう未来が来る」ことは事実でしょう。

 

その「来るべき未来」を知り、
そのために「今何をすべきか」考える。

 

 

これが今の時代を生きる
唯一・最良の方法だと思います。

 

未来を知るために、いまこそ本を読もう!

 

本を読むことは
「未来はどうなるか」
「今何をすべきか」
を知るいいチャンスです。

 

本の中で指摘されていることは、
ドラッカーのいう「すでに起こった未来」でもあります。

 

「来るべき未来」のタネは、
日常の小さな変化や
本や新聞の中に表れています。

 

未来はすでに起こりつつあり、
それに気づく必要があるのです。

 

だからこそ、
いまこそ本でシッカリ学んでみることに価値があるはずです。

 

 

作文教室ゆうで
本に関するイベントを各種行っているのも、
本を通して「すでに起こった未来」を
知る機会を提供するためでもあります。

 

近々、
また新たな読書会イベントを
発表予定です。

 

具体的に言うと、
いまのベストセラー『ライフシフト』の読書会を
行う予定があります。

ライフシフト読書会

【日時】平成29年10月25日(水)19:00-21:00

【場所】作文教室ゆう札幌駅前校

〒060-0807
北海道札幌市北区北7条西5丁目6-1
ストーク札幌201

JR札幌駅北口徒歩1分。
☆ヨドバシカメラ様 道向かい。
ミアボッカ札幌駅北口店様 上。

【内容】
・『ライフシフト』の内容紹介
・『ライフシフト』をどう活かしていくか

【参加料】2,000円(会場費・資料代として)

【主催】日本ノマド・エジュケーション協会(作文教室ゆう)

☆お申込みはこちら、
またはFacebookイベントからどうぞ!

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ぜひ、お楽しみに!

ではまた!


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