敵を増やさない文章術の基本は、「病院のベッドで寝ている人が傷つかない表現」で書くこと!

 

批判系(ディスる系)の記事を書くことの弊害

こんにちは、
文章アドバイザーの
藤本研一です。

 

ブログを書いていると、
「なかなか難しいな〜」
と思うことにいきつきます。

 

 

それが
批判系(ディスる系)の記事です。

 

 

何かのサービスなり企業なりを
批判したり茶化したりする記事です。

 

 

恥ずかしながら、
私もけっこう
「批判系」の内容を書いています。

 

 

ある日、
ある方から
ちょっと注意を受けました。

 

「藤本さん、
あんまり調子に乗って「批判系」の内容を書かないほうがいいよ。
ヘンに敵を増やしちゃうから 」

 

この方自身も
似たような経験をしたことがあるそう。

「先輩」としてのアドバイスをしてくださったのです。

 

 

これ、
確かにもっともな意見だと思いました。

 

すぐに今までの「批判系」記事を、
少し「抑えた」内容に書き換えました。

 

ありがたいアドバイスだと思います。

 

「批判系」(ディスる系)の記事って、
けっこう書きやすいです。

 

その上、
読み手にとっても読んでいて
面白いもの。

 

仲間内でやる
芸能人などへの悪口トークって
盛り上がりますよね。

 

でも、
ネット上に出してしまうと
全然関係ない人も見てしまいます。

検索で見つかってしまうというのが
怖いところです。

 

たった1つの「批判系」の記事から、
自分のブログ全体の信用がなくなる。

 

その危険性もあるわけです。

 

私も企業研修をやっているので、
うっかり企業の「批判」をしていると、

「批判」した企業からの
研修依頼が来なくなってしまうかもしれません。

 

その上、
ヘンに敵を増やしてしまうのです。

 

どうすれば敵を増やさないでブログが書ける?

 

ではどの基準で書くといいのでしょう?

石井さんの
『1分間文章術』が参考になります。

『1分間文章術』にはこうあります。

アナウンサーは、
「病院のベッドで寝ている人が聞いても、
傷つかない表現だけをしろ」と言われます。(…)

あなたが文章を書くときも、おなじです。
「病院のベッドで寝ている人に対して、文章を書く」
という感覚が大切です。(94-95ページ)

病院のベッドで寝ている人は、
他の人に「傷つき」「攻撃」に敏感です。

攻撃的なブログを読むと、
自分がツラくなってしまいます。

 

批判系のブログを読むと、
自分が批判されてしまうように思うのです。

 

だからこそ、
文章を書く時は
「病院のベッドで寝ている人が傷つかない」
表現にすべきなのです。

 

 

この自覚、
特に「不特定多数が読む文章」には
心がけていくべきことですね。

 

ブログの文章って、
大人も子どもも高齢者も読む可能性のある文章です。

 

だからこそ、
読んだ人が嫌な気持ちにならないように、
敵を増やさないように書く技術が必要になってくるのです。

 

 

私も反省しつつ、
これから取り組んでいきます。

 

ではまた!

文章を書きたい。

 

 


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