『ストレスゼロの伝え方』に学ぶ、人に伝える極意とは?

伝えるって、難しい・・・

 

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

 

「伝えるって、難しい」

 

最近、よく思います。

 

おかげさまで
作文教室ゆうには
いま小中学生から
社会人の方まで多数の方に
ご利用いただいています。

 

通信添削である
ビジネス・ライティング・マラソンも
好評です。

 

 

その分、
学習の仕組みなどの説明を
適切に行ない、
「伝える」のが
大変になってきました。

 

だからこそ、
「伝える」ことを
意識して勉強しています。

 

コミュニケーション・接客能力向上講座」の
講師も務めていますし。

 

言いたいことが相手に伝わらない時、どうする?

 

 

こんなことってありませんか?

 

☑お子さんに

「お弁当、ここに置いたから
持っていくのよ」

と言ったのに、
忘れていってしまう。

 

☑取引先に、

「明日までに見積書を出して下さい」

とメールしたのに、
いつまでたっても返信が来なくて
ハラハラする。

 

 

そんなことって、
ないですか?

 

 

 

こちらの言った真意が、
相手に伝わらない。

 

 

相手に、
こちらの意図することを
しもてらえない。

 

話が伝わらない。

 

 

日常生活には
そんな機会がたくさんあります。

 

そんなとき、どうすればいいでしょう?

 

 

この本が参考になります↓

 

 

この本では

【伝わらないのは自分の責任】

と認めることから始めよう、
といっています。

 

うまく伝わらなかったり、
ちゃんと動いてくれなかったりする場合、
相手のせいにしてはいけないのです。

 

そうではなく、
自分の伝え方を考えてみるのが
必要です。

 

 

手段を変えることです。
メールでダメなら電話、
電話でダメなら直接会うといった
ように、
方法や手段を変えることで、
「伝える」から「伝わる」へ
変えていくことができます。(48)

 

相手にとって、
どんな伝え方がいいかを考えていくことです。

 

実際、会社の中でも、
「伝え方」を変えるだけで
問題が解決することも多いそうです。

企業コンサルティングの現場では、
「部門間の軋轢」は
かなりの頻度で遭遇する問題のひとつですが、
この特効薬は
「原則としてメールを使わない」
というルールです。

メールを使わずにに対面で話す。

それだけで驚くほど短期間に
問題が氷解していくのです。(73)

 

面と向かって話す時も、
相手はちゃんとあなたの方を
向いていたでしょうか?

 

お弁当をお子さんに
忘れずに持っていってもらうためには、

お子さんがあなたの目をきちんと
見たタイミングで
お弁当のことを言うことが
必要です。

 

子どもは目の前にあるものしか
認識できません。

 

だからこそ、
ちゃんと目を見て話をするという
基本が役立つのです。

 

目を見て、
相手と話す。

 

「人の話を聞く」という行為は、
確実に人と人との関係を変える力がある(89)

からこそ、意識していきたいものです。

 

使える!相手の褒め方4つのポイント

 

相手と適切に関わるには、
相手を「褒める」ことが必要です。

 

ですが、
人を褒めるのは
意外と大変です。

「それって、嫌味ですか?!」

と言われてしまうこともあるからです。
(私もそんな経験があります)

 

そうならないための
4つのポイントがこちらです(94-95)。

(1)心の底から褒める

(2)具体的に褒める

(3)能力でなく行動を褒める

(4)相手に興味を持って、相手をよく観察する

 

なかなか、
大事なポイントです。

 

実際に練習してみましょう。

 

子どもがテストで100点を取ってきた場合、
あなたは何といいますか?

 

 

回答例

100点を取ってきたたんだ〜。
すごいね〜!(1 心の底から)

 

100点が取れるように
毎日2時間勉強してきたから(2 具体的に)
偉いね!(3 行動を褒める)

ニガテだった
繰り上がりのある
たし算も、出来るようになったね!
(4 相手を観察する)

 

 

褒めるのは
ただ相手を持ち上げたり
相手に取り入ることではありません。

 

相手をキチンと理解し、
相手を認め、
相手と良好な関係を築くために
行うものです。

 

この4つのポイント、
意識していきましょう。

人を幸せにするには、相手に「伝える」力が必要

 

本書で一番いいのは
「おわりに」の言葉です。

 

もし子どもに「人は何のために生まれてきたか?」
と聞かれたら、
「誰もが誰かを幸せにするために生まれてきたんだ」
と答えます。

そして、「誰かを幸せにするために、
どうしても必要なもの、
それは誰かに『伝わる』ように
話をする技術なんだよ」と
続けることでしょう。

人と人との間には、
空間があります。
人と人とをつなぐためには、
この人の間にある空間を超える方法が
必要で、
それこそが、
「伝わる」ように話す技術です。(178)

 

私は「作文・論文アドバイザー」として
「書き方」をお伝えしています。

 

文章を書くのも、
元はと言えば
「誰かに何かを伝える」
ためのものです。

 

誰かに何かを伝える。
そのことによって
誰かが幸せになる。

そういう機会を
今後も作っていきたいと思います。

 

ではまた!


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