文章を書くとき、作文のネタ探しが大変になります。
「このことを言いたいんだけど、いい例はないかな・・・」
「なんかいい導入のアイデア、ないかな・・・」
ネタ探しって、本当に大変!
お笑い芸人も「ネタ出し」「ネタ探し」に力を注いでいます。
大学の研究者も研究テーマや面白いデータという「ネタ」を真剣に探っています。
とっても大事なこのネタ探し。
「作文のコツ㉝【保存版】わかりやすい文章を書くには?〜「発散」と「収束」のワザを使いこなす!〜」における「発散」のプロセスです。
作文のテーマや「伝えたいこと」は決まっている。
でも、その作文に使えるエピソードや言い回しが見つからない。
苦労することは多いです。
そうして散歩にも出ます。
真剣に考えたあと、ちょっと外に出た時に、アイデアは出るものです。
アイデアが出なさそうなときは暗示をかけるのもいいです。
お風呂に入る時・サウナに入る時などに、「あがるときまでにいいアイデアが思い浮かぶ!」と自分に暗示をかけます。
すると、なぜかしら作文に使えるアイデアが出てきます。
「あ、いいアイデア思いついた!」
この後が大切です。
それをすぐにメモする。
そうしないと必ず忘れます。
せっかくのアイデア。
忘れないためにはネタを思いついた時、書いておく必要があります。
常にペンを持ち、ポケットに付せんや紙を入れておく。
お風呂なら服の上にペンと紙を置いておく。
するとせっかくのアイデア、忘れずにすみます。
中谷彰宏の『超一流の勉強術』にも、【いつアイデアが降ってきてもいいように、必ずペンを持ち歩く。ペンを持って出るのを忘れたときはコンビニで買う】という習慣が描かれています。
アイデアが降ってきてもいいように準備をしておくのです。
すると、いいアイデアが浮かんできます。
ペンがない場合、せっかく浮かんだアイデアも消えてしまいます。
作文は、原稿用紙やPCに向かう以前に勝負が決まります。
まずは日常的にアイデアをメモできる用意をしておきましょう。
ペンさえあれば、レシートのウラでも紙ナフキンでも、手のひらにでも書いておくことが出来ます。
走り書きのメモが、作文に役立つのです。
そして走り書きのメモこそ、あなたを救ってくれるのです。
☆・・・ただ、外山滋比古『思考の整理学』のセリフもある意味で真理です。
【アイデアを忘れてしまっても、一度思いついた以上、自分にほんとうに必要な場面では自然に思い出す】。
そう信じておくと、メモできなかったアイデアがあるときに必要以上にクヨクヨしなくて済みます。
ちなみにアイデアを忘れた時は、アイデアを思いついた状況を振り返り、アイデアを思いついた場所に戻ってみると思い出すことが多いです。
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