大学院はゼミ授業・ひとり授業が面白い!少人数講義という贅沢

summary

大学院の授業は大学と大きく異なり、一斉授業よりも少人数でのゼミ形式が中心になります。学生が発表を担当し、議論や質疑応答を重ねる中で、論理思考やプレゼン力といった「知的体力」が鍛えられます。ときには教員と学生が1対1で行う「ひとり授業」も。少人数授業は大変ですが、その負荷を前向きに楽しむことが大学院での学びを充実させるコツですよ!

大学院の授業は大学の授業と全く違う!

「え、大学とぜんぜん違う…!」

社会人の方が大学院に進学すると、
大学とはまったく違う学びのスタイルに出会うことがあります。

大学院って、
大学や短大・専門学校のような「一斉授業」の数が減り、
反対に「ゼミ形式」の授業が増えます。

このゼミ形式の授業(ゼミ授業)こそ
大学院の醍醐味と言えます。

ゼミ授業とは?

ゼミ授業とは教員が話す一般的な授業と異なり
毎回学生が発表を持ち回り式に担当するという形の授業です。



「演習科目」という名称で設置されていることもあります。

ゼミ授業では
(1)指定された論文の概要を報告するという授業や
(2)海外文献の概要を報告する授業、
(3)自身の修士論文のテーマ/進捗を報告する授業などの種類があります。

ゼミ形式の授業では
何らかの形で学生側が発表(報告)をするため
プレゼンスキルがイヤでも鍛えられるという特徴があります。

発表した内容を他の学生があれこれコメント・質疑応答をし、
最終的に大学教員が総評をするというのがゼミ授業の醍醐味です。

3人授業の思い出。

もともと大学院の授業は
大学の学部の授業よりも少人数であることが多いです。

10〜20人ということもありますが、
数人ということも少なくありません。

実際、私も早稲田大学大学院生の頃は
「3人の授業」を履修していました。

3人でゼミ授業の場合、
毎回1人が発表するとすると
3週間に1回発表するタイミングがやってきます(苦笑)

当時、エーリッヒ・フロムの書いた『自由からの逃走』を
毎回1章ずつ院生が持ち回りで発表をしていました。

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この本を開くと、
本の内容を要約しながらノートパソコンに打ち込み
レジュメ(発表資料)を作っていた時の記憶が
ありありと思い浮かびます。

あのとき一緒に『自由からの逃走』レジュメを作っていた仲間が
いまや学術書をあれこれ出すようにもなっていて
時の流れを実感します。

ゼミ授業を通して知的体力が身についた!

早稲田大学大学院での授業を思い出す時、
やはりこのゼミ形式の授業の記憶がありありと思い返されますね。

ゼミ授業の中で行った学術的議論を通し
自分の「知的体力」が形作られたように思うからです。

抽象思考や論理思考・クリティカルシンキングのほか
今使っているプレゼンテーションスキルも

早稲田大学大学院時代のゼミ授業のなかで
鍛えられたものだと実感しています。

ゼミ授業では発表(報告)の形でアウトプットします。

それゆえ、
正しく理解していないと
とたんにボロが出ます(笑)。

また他の人の発表にコメント・質問することにもなるので
イヤでもアウトプット力が高まります。

日常生活のなかで学術的な議論をすることって
意外とありません。

仮にしたとしても
相手が正しく・論理的に理解してくれるとは
限りません。

でも、大学院の場合は
抽象思考・論理思考に基づく議論を
行うことができます。

これが非常に楽しいですし
学びにつながります。

当時 私は「尖っていた」こともあり、
こういう大学院のゼミ授業において
社会学理論を多用して
あれこれ議論していたのが懐かしいです。

究極は「ひとり講義」(ひとりゼミ)

こういったゼミ授業の中でも
「究極」と言えるのが

ひとり授業」です。

これは何かというと
教員1人に対し受講生も1人という

究極のマンツーマン授業です。

「ひとり授業」と聞くと驚く方も多いかもしれません。

ですが大学院では
履修者が1人しかいない授業が開講されることも珍しくないのです。

これ、大学院ならではの
とても贅沢な学びの環境だといえます。

インタビューした武藤さんのケース

この「ひとり授業」について、
1対1大学院合格塾の企画である

「社会人大学院生インタビュー」の第二回でお話を伺った
武藤裕幸さんの記事に詳しく書かれています。

武藤さんの記事には次のようにあります。

武藤:実は名古屋外国語大学大学院で科目等履修生をした際、他に学生がいなかったんです。

他の学生がいなくて私と先生が一対一だから、毎回先生とディスカッションをしながら私がプレゼンをするという流れでした。

毎回、資料を用意してきて発表したところ「いいんじゃないか」「あ、これだったら修士課程に行っても論文を書けるんじゃないの」って言われたんです。

武藤さんの場合、
科目等履修生として大学院の授業を履修なさっていたんですが

その時の授業が「ひとり授業」だったわけですね。

最初、大学教員と進め方を相談し、
毎回武藤さんが発表するという形で授業を行うことになったそうです。

毎回武藤さんが発表し、
毎回教員がそれにコメントをするという形が
半期の間続いたわけです。

毎回発表する以上
毎回 文献を読み解くほか
毎回 発表資料をつくりアウトプットしていくことになります。

ハードな分、
その中での学びが武藤さんの自信に繋がっていったわけですね。

この「ひとり授業」、
私はまだ大学院で経験したことはありませんが
ある意味で究極の学びのあり方・
贅沢な学びのあり方だと思います。

大学教員を「ひとり占め」して
学びを得られる機会って、
おそらくめったにないはずです。

それが「ひとり授業」だとできてしまうのが
大学院という場所のありがたいところだと思います。

指導教員による指導は基本的に「ひとり授業」

なお、大学院の授業の中でも
「ひとり授業」になることもありますが、

修士論文執筆に向けてのアドバイスを指導教員に行ってもらう際は
基本的に「ひとり授業」での実施となります。

指導教員の研究室に行き
自分の書いた論文にアドバイス(ダメ出し)を受けて
論文を直していくのが論文指導の本質となります。

私、これまで2本の修士論文を書いていますが、
指導教員との「ひとり授業」がけっこう大変だった記憶があります。

指導教員の研究室のドアをノックして入るときの緊張感と
研究室をでたときの安堵感。

たいへんな分、自分の鍛えになっているのを実感しています。

ひとり授業を楽しめるのが大学院を楽しむ条件!

さて、今回は大学院の「醍醐味」とも言える
少人数授業、

そのなかでもゼミ授業や「ひとり授業」について
その魅力を見てきました。

人によっては

「少人数授業ってなんかめんどくさそう…」

「ひとり授業なんてイヤ…」

と思うかも知れません。

ですが、大学院というのは
自分の「知的体力」を磨く場所です。

知的体力を磨くには
「めんどくさい」思いを乗り越えて、

「ゼミで発表がたくさんあるのはラッキー」
「大学教員を独り占めできるなんてなんて幸運!」
と前向きに受け止められることが何よりも大事です。

筋トレも同じ。負荷がないと筋肉なんてつかない!

筋トレも、
それなりの負荷がある活動を一定以上行わないと
筋肉は付きません。

ラクして・お気軽に・受動的に過ごしていても
筋肉なんてつかないのです。

同様に、
知的体力を身につけるには
それなりの負荷のある活動(発表)を
一定以上行わないと何も身につかないのです。

ぜひ、大学院を目指す方には

「少人数授業って嬉しい」

「ひとり授業はもっと嬉しい!」

と言えるような心構えを持ってみていただければ、と思います。

せっかく大学院を目指すのであれば
大学院の魅力たる少人数授業を楽しんでくださいね!

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