修士論文を書くならまずはここから!ラクに書けるところから書いていく!

難しそうなイメージのある修士論文。

ひとりで数万字もの文章を書くのは
おそらく「人生初」の経験となるはずです。

修士論文を書くときのポイントは
「ラクに書けるところから書いていく」こと。

例えば基礎的な内容の整理や
制度の歴史などを
他の文献を見ながらまとめていくのが
おすすめですよ!

今回はそんなお話です。

修士論文を書くのは確かに大変ですが…。

「修士論文を書くのって
 なんだか難しそう…。
 自分に書けるか不安なんです…」

大学院進学を考えている
受講生の方から
時折このようなご感想を伺うことがあります。


修士論文って
大学院修士課程2年間の
総まとめの意味がある研究です。

少なくとも数万字、
人によっては10万字以上もの文章を
書き記すこともあります。

大体の場合、
これだけの文字数で
1つのテーマの文章を書くことなんて
人生初となるはずです(私もそうでした)。


書くべき内容も多いだけでなく
読むべき資料も多く大変なのです…。


(テーマにもよりますが、
 少なくとも50冊くらいは引用文献が必要です)

まずは「よく知っていること」から書いていく!

…こう書くと修士論文を書くのって
けっこうキツそうですが
必ずしもそうではありません。

修士論文にしても日々の課題レポートにしても
大事なのは
「当たり前に知っていること」から
書いていくことです。


自分がすでに知っているようなこと・
事実として定まっていることを
まずは文章で書いてみることから
はじめてみるのがいいのですね。


自分の専門テーマの内容を
あらためて文章ですべて説明していくのが
研究の「基本」となるのです。

例をあげてみます。

私は前いた大学院の修士論文では
「通信制大学」について
研究しました。

その第1章は通信制大学の
制度や歴史についての
説明となっています。



通信制大学についての諸研究を元に
いつ制度が成立したのか、
どのような経緯で出来たのかを
書いていったのです。



正直、全部知っているテーマですが
改めて本を見ながら
整理していきました。

すると、
まとめる中で意外な発見があったのです。

「へ〜、通信制大学って
 戦後GHQの各部署の対立のなかで
 成立した制度だったんだ…」



こういった気付き、
まとめることではじめて知った点です。

知っていることをまとめるだけで1章埋まる!


知っている事も含めて
一度論文の文体で
引用をしながらキチッっと書いていくと

少なくとも修士論文の1つの章は
完成させることができます。


それだけでなく
思わぬ発見も得られるので
今後の研究にも役立つのです。



今回のポイント


修士論文といえども
まずは「基本的な内容・事実」の整理から
書いていく!

修士論文はラクに書けるところから書いていく!

修士論文や研究論文といっても
必ずしも「難しいこと」・
「自分でインタビューや

アンケート調査をしたこと」だけを
書くわけではありません。

私の修士論文でいう
「通信制大学の制度史」のように

「他の本の内容をまとめるだけ」

で書ける部分も存在するのです。

まずはそういう「当たり前」な部分を
整理していくことから
始めるといいのではないでしょうか?


すると自分の中でも

「少しは原稿が書けている」

という安心感が得られるはずですよ!


ではまた!


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