丸紅で副業義務化!これ私は反対です。副業は楽しくないと!

今日のポイント
「副業禁止」が急に「副業義務化」されたら、あなたは何をやりますか?
「副業」を考えることが、自分のキャリアアップにつながる理由

 

「え、副業禁止が解禁されたの?」
「それどころか副業強制って…!」

新聞を見て、驚きました。

あの一流総合商社の丸紅が
【「社内副業」義務づけ】を行ったのです。
(2018年4月1日 日経新聞朝刊)

☆https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2885035031032018MM8000/

全従業員に勤務時間の15%を使い、
【副業】など新規事業立案を取り組むように【義務化】させる、
という取り組みです。

 

以前からグーグルが似たような手法を
取っていました。

 

日本の大手企業もついに
導入に取り組んだわけです。

 

私、こういう【副業の義務化】っていう発想、
キライです。

 

そもそも大企業が社員に何かを新たに
強制させるのって、心理的に違和感があるんです。

☆このニュースについてはネットでも
議論が割れていますね。
https://newspicks.com/news/2926542?ref=education

前の職場でも、
札幌地区・帯広地区の取り組みに
急に「本部」から追加業務が課されたり、
よくわからない資料作成が支持されたりと
【組織の強制】によるイライラを強く経験したからです。

私はそもそも大企業で働きたいとは思いません。
なぜなら、組織が大きければ大きいほど、
「強制力」が大きいからです。

 

これまで大企業は副業禁止でした。

会社の情報や看板を使って何かをされたら
企業に損失が大きいからです。

 

その反面、
副業しなくても生活が成り立つよう
福利厚生や給料で社員をつなぎとめていました。

ところが、最近は大企業も副業を許可しだしました。

「副業によってベンチャースピリットが身につく」
「副業により、社員の自己成長が促される」
ことを建前にしています。

ですが、ホンネのところは

「もう福利厚生や給料の面倒をみれるほど
会社に体力がないので、
もしカネが足りないなら自分で稼いでほしい」

という【コストカット】の側面が強いでしょう。

 

一流企業も安泰とは言えない時代。
ついに副業を許可しだしたのです。

 

ちなみに公務員も一部自治体は
副業を許可しています。

こちらは町役場の職員が
地域の「少年野球」や地域ベンチャーの人材となることで
街の活性化を図る狙いがあります。

 

 

ここまで見てみたように、
「副業禁止」にこだわる会社も減りだしているのです。
(まだまだ多いですが)

 

でも。

「副業許可」と「副業強制」は
天と地ほどの差があります。

 

「副業」って
【こっそり】【やむにやまれず】
やるからこそ意味があるのです。

 

おおっぴらに義務化されたら
「副業」の楽しさが全部なくなります。

 

個人的には「週末起業」のノリがスキなんですよ〜。

学生でも社会人でも、
土日だけ【別の仕事】【別の自分】を
出してみる。

そんな楽しさがありますよね!

 

でもこの「丸紅」の記事は
ちょっと乱暴な気がしますね…。

 

いまの仕事で満足している人に
「別のことをやれ!」
というのって、暴力ですよ。

 

まさに大手総合商社だからこそできる
「強制」だと思います。

 

ただ、丸紅のやり方がイヤなのは
せっかく自分が苦労して「副業」を行い、
起業をスタートアップさせても、
結局は「丸紅」に成果を持っていかれることです。

 

記事にもありますが
「投資先や顧客情報」を使わせてもらう上、
勤務時間の15%分の給料をイヤでも丸紅から
受け取るためです。

「ここまで起業を支援してやったんだから、
ありがたいと思え!」

…という感じが伝わってきます。

 

そしてやってみたらすぐわかりますが、
起業なんてほとんど【失敗】するんですよ。

 

でも【15%の時間】を無理矢理でも
本業以外に使っているということは
「副業準備」を言い訳に15%の時間をサボる社員も出てきます。

そもそも副業や起業なんて成功率が低いのに、
こんなサボる社員もいれば成功率はもっと下がります。

 

仮に私が丸紅社員として一生懸命努力し、
副業の事業が大成功を納めたとします。

 

成功するのは一部の事業だけ。
ほとんどは「副業」失敗に終わります。

であれば、
会社としては「大成功」した事業を
本体が吸収するのが「スジ」ですよね。

 

せっかく苦労して自分が事業に乗せても、
売上なり報酬なりは基本的に丸紅が吸い取るはずです。

 

そうでないと
「膨大な副業失敗による損失」を
リカバーできないはずです。

 

 

…こう考えると、
丸紅社員がかわいそうです。

 

特にガンガン社内副業に取り組んできた人にとっては
失望をもたらすところもあるんじゃないでしょうか。

 

 

無論、ここに書いたのは憶測です。

ですが、丸紅の取り組みには
「社内副業を義務化したら、
今までよりも斬新なアイデアが出てくるだろう!
新規事業もたくさん立ち上がるだろう!」
という安易な期待があるように感じます。

 

人間、せっかく努力しても
その成果が「会社」のものになるなら
頑張れませんよ。

 

前の職場を辞めて起業した私だからかわかりませんが
そう思います。

 

 

 

さて、ここで考えるべきは
「大手企業」で働いている方も
「中小企業」で働いている方も、
いつ会社から
【副業の義務化】を命令されるかもしれない、

ということです。

これまで通り
【副業禁止】の発想でいたら
急に手のひらを返される可能性があるのです!

 

そうなったらどうです?
焦りませんか?

 

どうせ副業をするのなら
会社に強制され、その上成果を会社に吸い上げられるものより、
「楽しいもの」をやったほうがよっぽどいいですね!

実は今、
友人の小川晃司さんとともに
「スキなことでメシを食う」
をテーマにしたオンラインサロンを運営しています。

「スキなことでメシを食える」ようになったら、
うれしいですよね。
毎日ワクワクですよね!

そのためには「情報発信」力が必要不可欠です。
なぜなら、副業でお客を見つけるには
自分で情報を出し、お客に来てもらう必要があるからです。

☆「スキメシ起業」を実現する方法が分かる!
スキメシメルマガはこちらから【無料】でお申込みいただけます!
(情報豊富です)
http://koji-ogawa.com/lp/mail/

 

…ともあれ、
あなたの勤務先も
いつ【副業義務化】を出すか
わかりませんよ!

 

今のうちから「副業」について考えることが
あなたのキャリアアップにつながるかもしれませんね!

 

ではまた!


☆メルマガ登録後1通目が届かない場合はこちらをご確認ください。
メールが届かない場合

2件のコメント

記事には強制とありますが、実際に15%をどう使うか、そもそも使うか使わないかすら社員1人1人にゆだねられてます。ので、強制という表現がおかしいです。

ご返信、拝受しました。
書き方の件、大変失礼しました。

ご指摘の箇所をこのあと修正いたしますね!

某社員 へ返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください