漱石の小説は朗読を聞くとよくわかる!年末年始、名作を読んで教養力アップしませんか?長期的なキャリアアップにつながりますよ!

今日のポイント
年末年始!
名作を読んで「教養」力アップ!
長期的なキャリアアップをしよう!

以前、ミミベン(耳からの勉強)について
ブログを書きました。

おかげさまで、
反響も大きいです。

 

いまも私、
通勤時によくミミベン、しています。

スマホにイヤホンを挿し、
Audible(オーディブル)というアプリから
聞いているのです。

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月1,500円で聴き放題です!
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いま聞いているのは
夏目漱石の
『吾輩は猫である』。

 

オーディブルでは
漱石の『吾輩は猫である』も
追加料金無しで聴くことができます。

 

『吾輩は猫である』。

子どもの頃に一度
無理して読んだ記憶があります。

 

でも、
まったくおもしろく
ありませんでした。

 

何がなんだか、
さっぱりわからないのです。

 

でも。

 

今回オーディブルで聴いてみて、
驚きました。

 

とっても内容が
面白いのです。

 

子どもには
ハッキリ言って
難しすぎたんだな〜

と思います。

 

年齢を重ねることで、
漱石のような名作を
楽しめるようになってくるもんなのですね。

 

ただ、
漱石の『吾輩は猫である』を
面白く感じたのには
もう1つ理由がありそうです。

 

その理由、何だと思います?

 

 

それはまさに
「朗読」だったからです。

 

漱石の生きた明治時代、
国民の大部分は
声に出して小説を読んでいました。

いま、本を読む時
声に出して読む人なんて
1人もいませんよね。

 

本も新聞もスマホも、
みんな「黙読(もくどく)」です。

 

でも明治時代には
声に出して音読する人
ばかりだったのです。

 

漱石は新聞・雑誌に
『吾輩は猫である』やら
『こころ』やらを
連載していました。

 

読み手は
「声に出して」読んでいたはずです。

 

であれば、
漱石の小説は
「声に出して」読まれる前提で
書かれていたはずです。

 

朗読だと、
漱石の小説が
とてもよくわかるようになるのです。

 

聞いていると、
リズムがあまりにいいので
驚いてしまいます。

 

当然、いくつか
「よく分からない難しい言葉」も
入ります。

でも、耳で聞いていると
なんとなく意味がわかります。

気にならずに聴くことができるのです。

 

これは大きな発見でした。

 

なぜ、こんなにリズムがいいんだろう…。

こう考えて、
ふと気づきました。

『吾輩は猫である』って、
漱石 版の「落語」なんです。

実際、『吾輩は猫である』に出てくる
「猫」も「苦沙弥先生(くしゃみせんせい)」も
「迷亭(めいてい)」という登場人物も、
みんな「落語」の人物のように
変わった人物ばかりです。

彼らの会話の中に、
漱石 流の「ギャグ」が
あふれています。

そう、
『吾輩は猫である』は
現代で言うと「ネタ小説」とでも
いえるようなものだったのです!

 

実際、漱石は
「落語」が大好きでした。

 

落語の寄席にひんぱんに
顔を出していたそうです。

漱石の小説の会話が
イキイキしているのも、
「落語」に学んだ結果なのでしょう。

 

オーディブルのおかげで、
こんなことに気づきました。

 

 

ちょうど年末年始が
やってきます。

休みで時間があるときに、
漱石のような「文豪」の書いた
名作を読むのも
いいものです。

 

正月休みに、
じっくりと名作を読む。

漱石のような作品なら
少し声に出して読んでみる。

オーディブルを使い、
朗読を聴いてみる。

 

こういうのも、
豊かな時間の使い方のように思います。

 

 

 

ともあれ、
時間があるときに
過去の名作を読んでみると
意外な発見があるものですよ!

そういう「教養」が、
長い目で見たときに
あなたの「キャリアアップ」に
つながるはずです。

 

目で読むのが大変でしたら、
オーディブルを使い
耳で読むこともできますし。

 

それでは、また!


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