日本最大級研究者データベースresearchmapは個人でも登録可能という事実!研究実績を「見える化」し今後のキャリアにつなげよう!

Summary

研究者情報をまとめた「researchmap」。大学教員など研究機関に所属していないと登録できないと思っていましたが、実は個人でも研究実績があれば申請できると知り、私も登録してみました!論文や学会発表、書籍などを一覧にできるので、研究者にとっての「ポートフォリオ」ともいえます。CiNiiに論文などがある方は、researchmapへ登録してみませんか?

researchmap、登録していますか?

突然ですが、
あなたは「researchmap(リサーチマップ)」に登録していますか?

researchmapとは、
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営する
日本最大級のデータベース型の「研究者総覧」のこと。
(researchmapのサイトより)

要は日本の研究者にどんな人がいて
どんな研究をしてきたかが
まとめられたデータベースとなっています。

☆researchmapはこちら→https://researchmap.jp/

大学院を目指す受講生の方によく

「あなたの指導教員候補の先生について、
 researchmapでどういう研究をなさっているか
 調査しておきましょう!」

とお話しています。

researchmapにはその研究者の
学歴や研究業績、
所属学会や表彰などの情報が
克明に描かれています。

(たまに「手抜き」して全く業績を入れていない人も
 いますが…)

なのでresearchmapを熟読するだけで

「この先生は自分の研究テーマを指導できそうかどうか」

「入学を受け入れてもらえるかどうか」

がだいたい分かるのです。

reserchmap、使ったことがない人は
ぜひあなたの知っている研究者名で
調べてみるのがおすすめですよ〜!

(テレビのコメンテーターをやっている
 大学教員について調べてみると、

 「意外とたいした研究してないじゃん!」

 ということがたまにあり面白いです 笑)

使い方は「研究者を探す」と言うところから
研究者名や研究テーマで検索してみるだけです。

けっこうカンタン。

ただ、意外と「同姓同名」の研究者がいるので

「どの記事が目指す研究者だろうか…?」

と調査していくのが必要となりますので
ご注意を。

(文献データベースソフトのCiNiiを使うときにも
 同じ注意点がありますね)

researchmapを使うメリット

研究者がresearchmapを使う際、
自分の書いた研究論文や文献・学会発表の内容を
どんどん打ち込む形で使うことになります。

最近はresearchmapの機能で
記載した論文が出版された場合に
自動で教えてくれる機能(メールで届くそうです)があるので
便利になりました。

論文や学会発表、書籍など、
自分がこれまで取り組んできた研究活動をまとめて掲載できるので
自分の業績管理がラクにできます。

最近はresearchmapの内容をもとに
大学・大学院での教員評価を行うところもあるようなので
気が抜けなくなりました。

researchmapは便利だから使うというよりは
「登録しないと大学・大学院から怒られる…」
理由から使わざるを得ない研究者もいらっしゃるようです。

(この辺、私のような「フリー」の研究者のラクなところです)

「え、researchmapって個人でも登録できるの?」という驚き

さて、このresearchmapですが、
私、ながらく勘違いしていたことがありました。

それは、

「researchmapって、
 大学などの研究機関に所属していないと
 登録できないんじゃないか?」

と思っていたのです。

実際、大学教員になった場合、
大学の職員の方などから、

「researchmapに登録したので業績を追加していってください」

と案内されるそうです。

基本的にresearchmapは
大学などの機関のほうが登録し、
研究者に細かな入力を求めるケースが多いようです。

そのため私は
大学などの研究機関に所属していないと
researchmapには登録不可なのではないかと
思っていました。

ところが、
調べてみると
自分個人でも申請する方法があると知りました。

自分でアカウント設定をする形で
researchmapに登録申請ができるのです。

しかも利用料無料

であれば「使わない理由がない!」わけです。

「それなら自分も登録しよう!」

さっそくresearchmapへ登録を申請しました!

登録には研究実績が必要という事実。

実際にやってみるとresearchmapの申請、
他のサブスクサービスのような設定で使えるようになります。

新規登録について」というページをクリックし、
名前や連絡先などの必要事項を入力するだけなのです。

☆researchmapの「新規登録について」は
こちら→https://researchmap.jp/public/account

ただし、1点だけ
重要な内容が。

それは何らかの研究実績がないと
申請できないのです。

具体的には自分で論文や研究ノート、学会発表、著書などを
発表していることが必須となっています。

(業績を記入する欄があります)

CiNiiに研究業績が記載されていれば
特に問題なく使えそうですね!

逆に言えば自分の論文などが
CiNiiに載っている人であれば
researchmapへの登録申請できるといういことでもあります。

「研究機関に所属していないから 
 自分はresearchmapには登録できない」

と勝手に思っていましたが、
必ずしもそうではないのだと今回初めて知りました。

自分の研究実績を振り返ってみる

今回researchmapに登録するにあり、
自分自身のこれまでの研究実績についても改めて振り返ってみました。

私は1回目の大学院生時代である
早稲田大学大学院の在学中に2本の論文を書いています。

また、私立高校で教員をしていた時期にも
研究ノートを1本投稿しました。

私の業績で査読がついているのは
この研究ノートだけなのですが、
それでも自分にとっては一つの実績です。

「自分も研究というものに取り組んできたんだな」
という、ちょっとした自信にもなっています。

昨年には北大公共政策大学院が出している
「年報公共政策学」で論文を掲載していただきました。

☆こちらです→https://cir.nii.ac.jp/crid/1520867611153828096

CiNiiを見てみますと
私も編集・執筆にも関わった『なぜ社会人大学院で学ぶのかⅠ〜Ⅲ』の
情報も挙げられています。

こうして振り返ってみますと、
ほそぼそとですが研究をちょっとは行ってきたのだなあ、
と実感できます。

researchmapは研究者の「ポートフォリオ」

researchmapのいいところは
自分の研究実績を一覧にできるところ。

これはある意味、
自分の研究活動についての
「ポートフォリオ」だといえます。

ポートフォリオとは、
「紙ばさみ」「ファイル」を意味します。

転じて、
自分のこれまでの実績を
ファイルにまとめたものをポートフォリオと
呼んでいます。

デザイナーさんやデザイナー志望の学生さんは
ポートフォリオを持ち歩いている事が多いのですが、

そこには自分がこれまで作った作品や手掛けたプロジェクトが
まとめられています。

ポートフォリオを見ることで
デザイナーさんの実力や実績がひと目でわかるのです。

研究者にとってのresearchmapも
デザイナーさんのポートフォリオと同様です。

バラバラに存在している論文や学会発表、書籍などを
researchmapというポートフォリオにまとめていくのです。

すると、

「自分はこれまでどんな研究をしてきたのか」

「今後どんな方向に研究を進めていきたいのか」

「どのような活動をしてきたのか」

が見えやすくなるのです。

これ、自分自身のキャリアを振り返るのにも有益ですし、
自分が大学教員を目指す際にも
自分の研究実績を知ってもらうために役立つのですね。

フジケンのresearchmap、まだ白紙です(笑)

そんなわけで私もresearchmapに登録し、
「researchmapデビュー」することができました!

ただ困ったことに、
まだ何も追加情報を書けていないので
「名前しかない」状態となっています…(笑)

☆私のresearchmapはこちら→https://researchmap.jp/fuji_ken

なのでここから業績をコツコツ描いていきたいと思いますので
どうぞよろしくお願いします…!

(2026年8月12日、追記しました!)

あなたもCiNii上に論文があるなら
ぜひresearchmapに登録してみてはいかがでしょうか?

(大学院生の状態でも、所属がない状態でも登録可能です!)

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