作文の書き方⑯1つの文章で、伝えたい事は1つ。

さいきん、ちょくちょくいろんなイベントに参加しています。
また自分でいろんなイベントをしています。

Events

https://biz.twitter.com/ja/tactics/use-events-engage より

イベントに出たり、イベントを主催したりしていると、「良いイベント」と「悪いイベント」がわかってくるようになります。

良いイベントの特徴は何でしょう?

それは「何を伝えたいか」が明確であるというところです。

悪いイベントの特徴はその逆です。

いろんなことを詰め込みすぎて、「何を伝えたいか」不明確なところです。
「だったらむしろ【楽しんでください】だけでいいのでは?」ということもあります。

 

このことは文章にも当てはまります。
小学生の書く作文(ひどいときは大人も)はいろんなことを詰め込んでいます。

あるいは伝えたい事が不明確で「とにかく量を埋めよう」という作文になります。

夏休みの宿題で出た、日記の例)
きょうは朝おきて、ラジオ体操に行って、午前中はテレビを見た。
午後からはプールに行った。遊んだ。楽しかった。

なんとなくその子の1日はわかりますが、雑多な事実を盛り込むだけで「伝えたいこと」が何か、さっぱり伝わりません。

では、伝えたい事が明確であるとはどういうことか?
基本的には伝えたい事が「1つ」であるということです。

例えば今の時代の原子力発電に関しての本ですと、
「原子力は危険だと知ってほしい!」が伝えたい事になります。
(あるいは「原子力は日本にとって必要!」が伝えたい事になります)

それを伝えるためだけに、例えば統計データや専門家の話、
現場の取材の声などを掲載しているわけです。

逆に「伝えたい!」ことが絞れていない場合、文章がちぐはぐになります。

作文のコツ②書き始めると、書きたいことは見つかる!に書きましたが、
何を伝えたいかも書き続けていると自然と見えてくるはずです。

ざっと書いたら読みなおし、「伝えたい!」ことに直結しない所を思い切って削除していく。

そうすると伝えたいことが伝わる文章になります。

 

 


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