知らないと損するテクニック!自分の持っている資格、何も知らない人にもわかるよう説明してますか?

今日のポイント
自分がやってきたことを
相手に伝える努力、していますか?

 

   「私、実は○○って資格を持っているんです」

こんなセリフを聞くことって、
ありませんか?

世の中には本当に
たくさんの資格があるものです。

 

取ることで独立できる資格もあり、
資格の勉強ってけっこう人気がありますね。

 

でも、多くの人が
勘違いしているところがあります。

それは、
自分ががんばって取った資格について、
【周りの人は意外と知らない】という事実です。

 

たとえば「宅建」の資格を
例にしましょう。

 

宅建の資格は
不動産屋さんが物件について細かい話をする
「重要事項説明」をする際に必ず提示すべき資格です。

不動産屋さんには
最低一人は宅建を持った人がいないと
いけません。

実はこの宅建の資格、
不動産屋さんだけが取っているわけではありません。

 

宅建の資格は行政書士・司法書士といった
法律系の資格を目指す人の
「最初の一歩」としても
見られています。

 

つまり、全く不動産業に興味のない人が、
法律系資格の最初の一歩として
どんどん挑戦しているんです。

 

そのためムダに倍率が上がってしまい、
本当に資格が必要な不動産屋さんが
なかなか合格できないという
悲劇も生じているほどです。

 

かくいう私も、
受験したことがあります。

民法の考え方や
権利保護の方針もわかるので
なかなかいい試験です。

 

 

合格するのには
それなりに努力が必要です。

 

 

でも。

苦学の末、宅建を取ったとします。

 「私、実は宅建を持っているんです」

自己紹介で話したとしましょう。

 

おそらくは

 「ふ〜ん、そうなんですね」

というくらいの反応なのではないでしょうか。

 

資格を目指す人にとって
「宅建」の資格は有意義ですが、
大半の人は資格なんてわざわざ取らない人ばかりです。

 

むしろ、
社会人になっても
資格にあくせくしている人を
冷ややかに見ている人も多いです(残念ながら)。

 

そのため、せっかく苦労して宅建を取ったのに、
周りが少しも評価してくれない、
というケースがけっこうあるのです。

 

でも、せっかく資格を取った以上、
すごいと言われたいですよね?

 

 

であれば、
【すごい資格を取った】ということが
伝わるように伝えなければならないのです。

 

数字を出す!

たとえば、数字を出してみてはいかがでしょうか?

  「私、実は宅建を持っているんです。
合格率15%という試験に通ったんですよ!」

 

こういうと、
「すごい」感じが伝わります。

頑張っている感じが伝わります。

 

目的を言う!

あるいは、
宅建を「何のために取ったか」も
伝えたほうがいいです。

  「私、実は最終的に独立して仕事をしたい
と思っています。
そのための第一歩として、
宅建を取ったんですよ。

これをきっかけにして、
行政書士の資格を取れるよう
がんばっているんです」

 

こう言うと、
単なる資格マニアなのではなく、
「将来のために資格に挑戦している人」
として見てもらえるようになります。

 

「がんばったね!」
と評価してくれる人も出てくることでしょう。

 

仕事に必要、と伝える!

 

むろん、仕事に必要だから取った、
と言うのも良いですね。

 

  「私、不動産の仕事をしていまして、
表紙からずっと宅建を取るよう、
せかされていたんですね。

今回、ようやく15%の合格率を
突破することができました」

 

こう言うことで
「この人も仕事で頑張っている人なんだな」
と思ってもらえます。

 

 

このように、
「宅建」という資格をせっかく取っても、
伝え方が悪いと
「ふ〜ん」で終わってしまいます。

 

「宅建」を取った側は
宅建がいかにすごい資格か知っていても、
まわりは全くそういうことを知らないものです。

 

資格の中には
単に講習を受けるだけで
取れてしまうものがたくさんあります。

 

せっかく努力したのに、
そういう「誰でも取れる資格」と
一緒にされたら切なくなりますよね。

 

だからこそ、
「伝える努力」が必要なんです。

 

今日のポイントです。

・・・・・・・・・・・・・・・・
自分がやってきたことを
相手に伝える努力、していますか?
・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

どういうものか、ちゃんと伝えていますか?

日本人の悪い癖として、
自分のことを「過度に謙遜する」傾向があります。

「私、宅建を持っているんです」
とだけ伝えてしまうのは
謙遜の現れでしょう。

 

でも、それだと
宅建がどんな試験か知っている人しか
評価してくれません。

 

  「地味に難しい試験だ」

そう知っている人には伝わります。

 

ですが、大半の人には
英検5級や漢検4級のような
「どうでもいい資格の1つ」
にしか見えないのです。

 

これではせっかく努力しても無駄になってしまいます。

 

そうではなく、
宅建について何も知らない人にも
わかるよう、説明する必要があるのです。

 

転職・就職・入試にも必要なスキル!

 

これは就職試験や入学試験にも
必要な力です。

  「私は○○の資格を持っています」

と言っても、
聞いている人にとっては「ふ〜ん」で
終わってしまいます。

 

自分や業界人にとっては
重要だと思われていても、
「他の人」にもそう思われているかと言うと
微妙です。

 

だからこそ、自分が努力して取った資格については
「いかに重要な資格か」
「いかに難しい資格か」を
丁寧に説明してみることです。

 

そうしなければ
「ふ〜ん」で終わってしまいます。

 

 

資格に限らず、
自分が取り組んできた仕事についても、
その内容の「意義」や「困難さ」が
わかるよう、
細かく説明する習慣をつけてみましょう。

 

フジモトは教育職員「専修免許状」を持っています

 

ちなみに私は教員免許の
「専修免許状」を持っています。

…そういわれても、
おそらくは「ふ〜ん」という反応でしょう。

でも、こう言ってみたらどうでしょうか?

 

   「私、公立学校教員の
2割しか持っていない
専修免許状という格上の免許
持っているんです」

ここでは「2割」という数字や
「格上」という説明が追加されました。

 

するとなんとなく
「すごそう」な感じがしてきますよね?

 

単に「専修免許状を持っています」と言っても、
すごい感じが伝わらないのです。

 

だからこそ、
自分の資格・やってきたことについて
「何も知らない人」にもわかるよう
説明する習慣をつけてみてはいかがでしょうか?

ではまた!


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