同じ表現が続くとバカに見られる!回避するためにシソーラスを使え!

書いていません?バカに見られる文章

 

こんにちは、
作文・論文アドバイザーの
藤本研一です。

 

早速ですが、
次の悪文、
見てみて下さい。

 

 

〜と考える。
それは〜と考えられるからだ。
よって〜と考える。

 

 

「〜考える」
「〜考える」と、
同じ言葉が続く。

すると、
バカみたいですよね???

 

おんなじことが続くと、
せっかくいい内容でも、
バカに見えてしまうのです・・・。

 

これ、
困りますよね?

 

どうしたら良いでしょうか・・・?

 

 

シソーラスを引け!

 

実はこの内容、
作文教室ゆうの受講生の方に
似た内容をご質問頂きました。

 

そんな時、
便利なのは
シソーラス
です。

 

シソーラスとは、
「類義語」辞典です。

 

同じ言葉・似たような言葉を
紹介してくれる
ありがた〜い辞典です。

 

しかも、
サイトで無料(!)
で使えるものもあります!

それがこちら。
Weblio

ためしに、
「堅い文章」でよく使う

「考える」の類義語を
出してみましょう。

 

「考える」の類義語です。

 

見なす決込む思為す推測見做す決め込む推し測る推し量る看做す測り知る視る仮定思做す存じ上げる仮想 ・ 睨む ・ 思う ・ 思い為す思いなす ・ 見る ・ 決めこむ推定推算推す推しはかる推する極め込む想定推量る計る極込む思い做す仮設測りしる推測る極めこむ

 

36個も
同義語が見つかりました!

 

中には
直接言いかえられないものもあります。

でも、

「あ、【考える】の代わりに
【推し量る】を使ってみよう!」

「よし、ここは【考える】が連続するから、
【見做す】(みな・す)を使って
【見做すことが出来る】と書いてみよう!」

・・・いかがでしょう?

 

「同じ言葉」が続くな〜

・・・そう思ったら
すぐ
「シソーラス」に当ってみましょう!

 

よさげな表現に出会えるはずです。

より「ぴったり」合った表現にも
変化するはず!

おまけ よく使う言葉をメモしておく!

 

文章をよく書く人でしたら、
自分がよく使う
「動詞」
というのを持っているはずです。

 

例えば

「〜と考えられる」

とよく書く人もいれば、

「〜であると言える」

とよく書く人もいます。

 

 

私はわりと

「〜と考えられる」
を多用しています。

 

 

さて。

 

同じ「動詞」を
多用している、
ということは、
あなたの文章も
似たような文末表現
ばっかりになっていて

「バカ」
に見られているかもしれない、
ということです!

 

そうならないよう、
あらかじめ、

自分がよく使う「動詞」を
一度シソーラスで調べ、
メモっておきましょう。

 

「あ、同じような言葉使っているな・・・」

そう思ったら、
すかさずメモした表現に
書き換えましょう!!!

 

これはおすすめです!

 

私も、
「考えられる」の同義語、
メモしておきますので。

 

「考えられる」の同義語:

察せられる窺われる示唆される ・ 考えられる ・ 思われる察しがつく判断される判じられる推察される言える窺える推論される窺わせる想起させるような想像させるような想定させるような推測される考えることができる推測することができる推定される推定可能である推測可能である示唆がある示唆のある推し測られる推論される見受けられる予測される思わせる感じさせる見込まれる仮定される思える見える ・ 思わしい思しい

・・・さっそく、
言い換えないと・・・。

 

そう思った次第です。

 

☆今回のブログ記事、
もともとビジネス・ライティング・マラソン
受講者の方の質問に応えるために
書いた内容です。

貴重なご質問、ありがとうございます!

 

お問合わせはこちからからどうぞ!

http://nomad-edu.main.jp/www.school-edu.net/asc


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